折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

春の雨、薔薇の芽

2012年04月13日 21時39分51秒 | 清明

◇ 夜になって雨は上がったようですが、昼過ぎからの本降りの雨は強くもなく弱くもなく、春の雨らしく植物にも優しく降り注いでいました。

            くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる     正岡子規

  4月になって順調に成長を続けている薔薇の芽、2尺ですから60cm程の長さ、まだそこまで伸びた新しい「枝」はないのですが、子規の名歌が連想されます。

  忙しかったここ数か月、そのうちに多忙に拍車がかかるはずですが、久しぶりに息抜きの休暇、雨で庭仕事とはいかなくても「見回り」のひと時がうれしい週末でした。

 

□ リビングの外は雨、緑が立体的に広がって来ました。

 

□ この辺り、昨秋に植えたムスカリのほとんどが咲き上がっています。

この画像では、その左上辺りになりますが…

 

□ チューリップ「レディ・ジェーン」にようやく花芽です。

今年は遅いなあと、ため息をついてましたら…

 

  

□ あらぬ方向に、たった一輪だけ咲いていました。

 

□ 少し北の方向に(後ろ向きで)歩いていきますと…

ハーロウ・カー(ER)の鉢植え、花かんざしを寄せ植え。 

 

□ 早咲きのバラ、蕾がたくさん見え始めました…。

 

□ ハッとしましたが、すでに食害が見られ、アブラムシも付いてます。

これから病害虫との長い長い戦いの始まりでもあります。

 

□ そこから少しだけ歩いて振り返ると…

 

□ 香りの水仙が満開です。

 

□ 開花は少し先ですが、白いボタンの蕾が大きくなりつつあります。

 

□ 庭の一番北側、ウィリアム・シェイクスピア2000(ER)

「薔薇の芽の針やはらかに」 まさにそんな春の雨。

 

□ この一帯、いつもこの時季は、二色のハナニラです。

 

□ 庭の東南側に移ると、葉がいっぱいに生い茂って…

 

□ パット・オースチン(ER)の蕾が雨に濡れています。

 

□ 手前の照葉のバラ、こちらも早咲きのバラですから…

 

□ 緑の蕾がいっぱい、咲いたらこんな花なんです(↓)。

 

□ ジャクリーヌ・デュ・プレ   2011年5月13日

(Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)

 

□ こちらは南側、鉢植えを含めて10品種ほどのバラの芽です。

ここには映ってないのですが、やはり早咲きのバラ・・・

 

□ ウィンチェスター・キャシードラル(ER)、最も蕾らしくなってきました。

 

□ そうして、ヒメウツギの蕾が色づいて来て…

 

□ オオデマリも淡々と準備を整えています。

 

□ 北側、玄関横のモッコウバラ

 

□ 気温が上がると、さっと咲き上がりそうです。

 

□ アイスバーグ、いつものように末広がりの姿になってきました。

一番花まであと1か月、でもまだまだ緑の「葉薔薇」 

待ち遠しいような…。

 

 

コメント (4)
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