折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

この頃は、暦の上だけで季節が進むかのようです。

2021年10月10日 17時51分52秒 | 寒露

◇ いつものことですが、9月は庭の花に彩りが乏しく、秋のバラが咲くまでにもまだかなり間があって、ブログ更新もすっかり途絶えてしまいました。

  気がつけば10月8日は二十四節気の寒露でしたが、「露が冷気で凍りそうになる頃」だなんて、連日季節外れの真夏日の当地にはピンと来ないこの頃です。

  この異常なまでの暑さのせいでしょうか、秋の到来を身近に感じさせてくれる金木犀も、そろそろ花が咲くどころか、ほとんど花芽すら見えていません。

  バラもこれまで鉢植えが枯れてしまったり、挿し木苗が軒並み枯れたり(8月の長雨の影響?)して、一時期は何だか堪えられない感じがしていました。

 

                                   2021年10月10日

□ ジュード・ジ・オブスキュア

(Jude The Obscure S 1995 D.Austin England)

あまり返り咲きはしないからと、この株の夏剪定をサボってましたら、

そんな品種に限って、きれいな返り咲きが見られます。

 

□ エグランタイン (Eglantyne S 1994 D.Austin England)

ほんわかピンクのバラも返り咲きが始まりました。

いつもの年よりも早く咲き始めた気がします。

 

                                    10月6日

□ コントゥ・ドゥ・シャンボール

(Comte du Chambord P 1860 Moreau-Robert France)

このオールドローズは夏剪定はしませんが、すでにちらほらと返り咲きが始まっています。

 

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

この日は、たった一輪の返り咲きでした。

もうしばらくしたら開花数が増えて来るはずです。

 

                       10月10日

□ オリビア・ローズ・オースチン

(Olivia Rose Austin S 2014 D.Austin England)

挿し木苗もこの夏にたくさん枯らしましたが、落ち込んでばかりはいられません。

これは昨年5月に挿し木したものですが、頃合いを見て少しずつ鉢増ししています。

 

                                    10月6日

□ ローゼルは、ほとんど取り入れが終わりました。

 

□ 左がローゼルの実の取り入れです。

右上がその「顎」の部分で、右下が「実」です。

 

□ その額の部分(右端)で、家内がジャムを作っています。

毎朝、朝食でヨーグルトに混ぜて、おいしくいただいています。

 


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
急に寒くなりました。 (折節)
2021-10-22 21:32:13
Haruさん、こんばんは。

お返事が遅くなってしまって申し訳ありません。

何だか急に寒くなりましたね。
こちらも木曜日の昨日が冬を感じさせる寒さでした。
今日は寒さも少しは和らぎましたが、つい先日までは部屋にクーラーをかけてましたのにね。
いきなり冬の入り口に立たされたみたいです。

チャリティーバザー、いろいろたいへんでしたでしょうね。
どうもご苦労様です。

庭の方は、実はもういつもの秋のそれとはまったく違いますよ。
バラの花があまり咲きませんし、いつものこの時季の蕾もあまり見られません。
こんなこと、この15年で初めてのことです。
夏剪定や追肥など、やってることもタイミングもほぼいつもどおりでしたのに。
どうしたんでしょうね、これは…もう諦め顔です。

花が咲かないから、ブログ更新するにもできなくて、何とも悩ましい秋のシーズンです。
おまけにバラの鉢苗や挿し木苗が、あっという間に軒並み枯れてしまいました。
気を取り直して、挿し木苗の鉢上げや鉢増しをやってますが、何だか気もそぞろです。

それでもローゼルだけは、今年は豊年満作でした。
ジャムもそれなりにたくさんできたみたいです。
しばらくは、朝はこの甘酸っぱいジャムを楽しめそうでよかったです。
 
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Unknown (Haru )
2021-10-21 22:49:17
折節さん、こんばんは。
すっかりご無沙汰しています。
やっと毎年恒例のチャリティーバザーも終わり、あまりに忙しく過ぎた日々に
片付けをやりながら今はやっと一段落を告げました。

今年の夏の暑さ、こちらは9月前半の涼しさ、その後の暑さ、そしてここへきて冬の寒さ、
何という天候なんでしょうね〜〜
最近は秋晴れの気持ち良い秋をなかなか味わえないような気がします。
これも、地球規模での問題なんでしょうね〜

ジュードさん、良い色合いで咲いていますね。
いつ見ても素敵なバラですね♪
ウチの庭も色々と咲き始めていますが、忙しさにほっていたら
今日青虫に葉をたくさん食べられてるのを発見!
ダメだなっと反省しています。
ローゼルのジャム、昨年も見せていただきましたね♪
庭に実ったので作るジャム、最高ですね〜
ヨーグルトと果実、または果実ジャム、最高ですね。
返信する
1か月以上更新してませんでした。 (折節)
2021-10-11 11:27:56
越後美人さん、こんにちは。

かなり長い間ブログ更新が途絶えてしまってました。
庭の花がさっぱり咲かなくて、ブログもついお休みしてしまいました。

10月に入ってから、こちらも真夏の暑さがずっと続いています。
日中はクーラーをかけたり、外出や庭仕事も控えたり、身体がなまってしまいました。
今日は一転して朝から大雨ですが、むしむしする一日になりそうです。

バラは秋の返り咲きは、品種によってまちまちです。
たしか、ジュード・ジ・オブスキュアはあまり返り咲きしなかったはずです。
だからこのバラは夏剪定もしないでいたのですが、今年はどうしたのでしょうね。
バラも気まぐれ、世話する人と同んなじです。
それにしても10月になってもこれだけ暑い日が続くと、秋の花も悪影響を受けそうで心配です。

ローゼルのジャムは、秋の食卓(特に朝食)に欠かせないものとなりました。
甘酸っぱさがヨーグルトによく合うと思います。
この秋の間はずっと楽しめそうです。
種もたくさんとれてますので、また来年もいっぱい蒔くことになりそうです。
 
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秋のバラの装い (折節)
2021-10-11 11:12:09
kokoroさん、こんにちは。

たいへんご無沙汰してしまいました。

こちらは朝から雨になりました。
この時間、ざーざーと大きな音をたてて降っています。
しばらく雨が降っていないと思ってましたら、9月17日以来の雨降りだそうです。
秋ですから、雨も少しは降ってほしいものです。

ジュード・ジ・オブスキュアは、他にあまり見かけない色彩なので気に入っています。
季節によって微妙に花の色が変化するところもいいですね。
おいしいバニラアイスの色に見えることもありますよ。

シャルロット・オースチン、残念でしたね。
実はこちらでもこの夏に枯らしてしまいました。
一度枯らしたことがあったので気をつけていたつもりですが、あっという間で原因不明です。
これからは、同じ黄色の「ザ・ポエッツ・ワイフ」を楽しもうと思います。

ローゼルは9月の下旬から収穫が始まって、この10月上旬でほぼお仕舞いです。
地植えにしたり、プランターを並べたり、今年はたくさん種を蒔いて、実もいっぱいなりました。
甘酸っぱいジャムは、秋の朝食に欠かせません。
 
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久しぶりの更新ですね (越後美人)
2021-10-11 09:19:41
まあ~なんと長いお休みだったのでしょう~
やっと始動ですね~♪
それにしても、未だに夏のような暑さですが、バラたちは返り咲きですね。
夏剪定をさぼったジュード・ジ・オブスキュアが返り咲きしてくれたんですね。
色も素敵ですし、花弁の姿も美しいです♪
何が幸いするか分かりませんね。

ローゼルのジャムは奥様の手作りで、毎朝の食卓に欠かせない大切なものですね。
あるイギリス人の男性が言われていたことを思い出しました。
「毎朝妻が出してくれる手作りのジャムが私を幸せにしてくれる」
このことそのもののようで素敵です(^_-)-☆
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バラの季節ですね (kokoro)
2021-10-10 22:41:14
折節さん、こんばんは~
待っていましたよ。
バラの開花と共にお久しぶりです。

ジュード・ジ・オブスキュア、
何て素敵な色なんでしょう。
最近黄~オレンジ系に惹かれます。
折節さんのバラを見せて頂いて我が家にも迎えた
シャルロット・オースチン、黄色でしたが
数年後に突然枯れ、諦められず2度目も迎えましたが昨年枯れてしまいました。
もっと古株もあったのになぜだか分かりません。
今頃ですが、挿し木しとけばよかったと残念です。

今年もローゼルのジャムが出来上がったのですね。
花を見られて、実が生って、そしてジャムになるなんて優秀な植物ですね。
赤い実も色鮮やかで可愛いです。
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