予想より少し遅かったですが、中国によるジャパンカップ男子分析の記事が発表されました。いつものように大ざっぱにまとめます。
・中国はベテラン3名、若手2名の二軍で参加。英、米、仏などは世界選手権メダリストらを派遣。
<団体>
・日本、米、カナダは本来の代表メンバーで臨んだと言える。
・日本は2位米国にわずか0.900の差で優勝(前回は2位独に9.200もの大差)
・ゆかとつり輪の点は上がったが他の種目の点は前回ほどではなく、2009年からの3度のジャパンカップ、2010年世界選手権のうち得点は最低(表を参照)
・日本は18名(6種目×3名)で合計7つの大きなミス。成功率は61.2%。安定感で知られる日本にしてはめずらしいこと。
・日本開催でなかったら、目をひく演技をした米国が優勝していたかもしれない。
・いっぽう中国は、鉄棒で大きなミスが出てこの種目は全体で7位。メダルを逃した要因に。
・実力では中国が2位でもおかしくなかった。
・今年の世界選手権は東京開催で、日本が有利。戦略を立て、最高のメンバーが最高の演技をすれば中国が日本に勝つことは十分可能。
=個人総合に続きます=
訳に誤りがあった場合はご容赦願います。