アリエラ・ケースリン(スイス・23)が突然の引退を発表しました。
・ケースリン、衝撃の五輪前年の引退発表(International Gymnast)
11日、記者会見を開き引退を発表。「自分の体と心と相談して決めたこと」「もう理想の演技ができない」と話しました。突然の引退にメディアは「妊娠では?!」という質問を投げかけましたが、本人は「まさか!」と否定(どこのメディアもアホですな・・・)
記事によると大学での学業に専念するようです。スイスはスポーツの成績にかかわらず学問は学問、と厳密らしいので、引退してから大学に入学するアスリートも多いと聞きます(30代、40代になっても別にあせらないようです)五輪が目の前なのでちょっともったいない気もしますが、本人も「新しい人生を楽しみたい」と話しているようです。
いっぽう、スイス女子の五輪団体出場に大打撃。昨年の世界選手権では団体16位。ケースリンを欠くとなると非常に厳しいポジションです。
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記者会見の動画など↓
涙ぐむ場面もドイツ語わかりませんが、下の映像はじゅうぶんに楽しめると思います。おつかれさまでした。
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体操連盟会長は、残念だが本人の意思を尊重するとし、長年の功績に感謝の意を表しました。「女子体操が再びスポットライトを浴びるようになったのも彼女のおかげ」とし、世界選手権(10月・東京)には新メンバーで自信をもって臨むとしています。公式な引退セレモニーが後日おこなわれるそうです。