恒例の、中国による五輪分析です。男子団体は金メダル、種目別も最初から捨てていた種目をのぞけばほぼ好結果だったためおもしろくないので?省略し、男子個人総合について見てみました。
・中国体操協会
だいたいまとめますと、以下のとおり。まず、内村に関しては・・・
・予選の演技を見て、もはや力は衰えたかと見えた内村だったが、決勝でそんな疑いは吹き飛んだ。やはり世界一のオールラウンダーとして力を発揮。2位との差1.659は圧倒的な強さ。
・まだ23歳、次の五輪までの4年間も敵なし。
・3度の世界選手権、そして五輪と4年連続個人総合優勝は、史上初。内村は歴史を作った
・内村のすごさは、全種目で15点以上を出すところ(平均の点ではない)
・予選の不調により、種目別決勝はゆかだけ。だとしても内村のような優秀なオールラウンダーはどのチームもほしがるはず。
いっぽう中国は・・・
・チーム唯一のオールラウンダーは補欠だった郭偉陽。しかし本会場練習もできず本番を迎え、ミスが続出し不安定な演技で、個人総合は22位。
・上位チームの選手の個人総合予選順位は、
米 1位、4位
ロシア 2位、8位
独 3位、7位、17位
英 5位、10位
日本 9位、18位、22位
・団体金はとったけれど、優秀なオールラウンダー不足は明白。人材育成には長い道のり
・・・というワケで、内村絶賛はあいかわらず。郭についてはあくまでも「決勝に進めなかった」としらばっくれて通すつもりのようです(辞退者が出たため本来は出られた)本人は出たかったのじゃないですかねぇ・・・もう一度6種目やるチャンスだったのですから・・・