今年成績のよかったアスリートらを招き、フランスのINSEP(国立スポーツ体育研究所)で催しがおこなわれました。
・フランス体操連盟
オランド大統領(メガネでタレ目の男性)も出席。体操からはトマソンとアイサイドが招かれたようです。競技とビジネス面での情報交換や、選手を支援するスポンサーシップの拡大などが話し合われたもよう。
服装に決まりはないらしく、トマソンはノーネクタイにジャケット、アイサイドはジャージ
オレグ・ベルニャイエフ(ウクライナ)のインタビュー、パート2。
あまりに長いので母国ウクライナ、国籍などに関する部分を抜き出しました。
・sport.ua
・ウクライナには練習場所がほとんどない
・ウクライナで体操は不人気。ふだんは何もしないくせに、誰かがメダルを取ったときだけ「よくやった」などと体操連盟が出てくる
・ウクライナの新政府に期待。要望を送るつもり
・国籍を移す申し出は複数あったが、リオ五輪はウクライナ代表として出る
・(ロシアに国籍を移した)クセンコフとは連絡を取っている。大会で会うと話もする。わだかまりは一切ない
・政治的な話はしない。会見でもそういう質問には答えない
・ウクライナ代表チームの予算はそれなりにあるが、医療面で不足している女子は大幅カット
・(ウクライナ男子の)五輪団体出場の可能性は十分ある
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女性インタビュアー。お金の話など、具体的なことまでよく聞いてくれています。ファンからの質問もいくつか投げかけたようです。
世界選手権(10月・南寧)の団体でひとつ上の8位だったスイスを意識しているもよう。
同大会の表彰式で、ウクライナではなくウズベキスタン国歌が誤って流れた事件では・・・
どこの国歌がわからないまま、とりあえず表彰式終了→フォキン(ウズベキスタン)が、「うちの国歌だった!」と話しかけてきてわかった、としています。
とちゅう、”ковёр”(じゅうたん、カーペット)という単語が何度も出てきましたが、どうも意味がしっくりきませんでした。ゆかでもゆか運動でもなく、表彰台でもないような・・・どういう意味でしょうか(内容に誤りがあった場合はご容赦ください)
オレグ・ベルニャイエフ(ウクライナ)のインタビュー。
・sport.ua
概要は以下のとおり。非常に長いので、ウクライナに関する部分はパート2へ。
<ケガに関して>
・年内は帰国せずドイツで足首の手術を受ける予定。今年の春、練習中に痛めた
・最近になり(ドイツで)MRI検査を受け、手術が必要と診断された
・クリスマス前に手術、その後ドイツへ戻り、年末年始はベルギーへ(なぜベルギーかは後述)
<その他>
・平行棒はもちろんだが、個人総合でもメダルを狙っていきたい
・練習拠点はドイツ。イタリアからの招きもある
・海外で練習する場合は、相手側が経費を負担してくれる
・食べる物には気を使わない。大会前以外ならファーストフード店にも行く
・好きな町はニューヨーク、パリ。今住んでいるドイツもいいところ
・ドイツ語は話せない。おもに英語を使用。ロシア、ウズベキスタンの選手も多く問題ない
・交際相手はベルギー人ベルギーの大会のボランティアスタッフだった
・男子体操はやる価値がある競技。女子はむずかしい。娘ができたら絶対体操はさせない(米国女子はたくましすぎて違和感があることをやんわりと示唆)
・自分の名のついたワザがほしいと思わない。そんなものがなくても五輪で何度も優勝できる
・来年はもっと海外の大会に出たい。日本にも行きたいが、難しい
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ドイツ在住なので当然ですが、やっぱりドイツで手術。ドイツ語話せないなんて意外日本に行きたいと言ってくれてうれしい。パート2に続きます。