さっそく中国が橋本大輝(順天堂大・19)の優勝について伝えています
・新浪
「新星が奇跡的な逆転で優勝、内村航平は鉄棒で首位」というタイトルで、橋本が決勝では88.532点という圧倒的な高得点で優勝したことを報じました(記事では20歳となっていますがまだ19歳で、8月に20歳になります)
ほかには、北園丈琉が跳馬で大きなミスが出て、鉄棒では落下して腕を負傷したが、本人はNHK杯までには回復すると話したとしています(日本の報道によりますと、両ひじを負傷したそうです)
また、「世界的スター」内村航平が鉄棒だけにエントリーし高得点で首位だったことも伝えていますが、全体的に速報のようなあっさりした内容。分析好きの中国のことなので、続報に期待します
欧州選手権(21日~25日・バーゼル)のロシア男子代表が、現地で練習をおこないました
・ロシア体操連盟フェイスブック
たぶん左から、プロコフィエフ、ベリャフスキー、カルツェフ、ナゴルニー。
アキレス腱断裂で来られなくなったダラロヤンの姿が印刷されたTシャツを着て、「待ってるよ」とアピールしているもようです。出発前にわざわざ作ったのですかね。
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欧州体操による大会展望
・欧州体操(European Gymnastics)
個人総合「予選」の結果により、男子2人、女子2人の東京五輪出場権が決定。よくわかりませんが、まだ個人総合で出場権を得ていない国からだと思います。
本会場練習は、19(月)女子、20(火)男子。競技は21日女子予選からスタート
アルチュール・ダラロヤン(ロシア・24)のアキレス腱断裂について、中国が伝えています
・新浪
前半はうちと同様にタス通信の記事をそのまま紹介。さらに、
2018年世界選手権(ドーハ) 個人総合優勝
2019年世界選手権(シュツットガルト) 個人総合2位
であり、まちがいなくロシアの主力であるとした上で、(全治3か月で)東京五輪には間に合うことになるものの、「間に合う」のと「最高の状態で演技する」のとは違うと指摘。
事実上、五輪は絶望的だと書いています。さらに、(仮に欠場した場合)五輪の男子団体に大きな影響が出るとし、中国、日本、米国、英国などメダルを狙うチームにとってプレッシャーがやや軽減されるとも書いています。
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中国は全日本個人総合選手権の結果も報じているので、橋本大輝選手優勝についてどう書いてくれるか、楽しみです
全日本個人総合選手権(15日~18日・高崎)男子の結果
・日本体操協会
・サンスポ
<男子個人総合(予選+決勝)>
1. 橋本大輝 173.365(84.833+88.532)
2. 谷川 航 172.728(85.497+87.231)
3. 萱 和磨 172.696(86.298+86.398)
予選7位だった橋本大輝が高得点を連発し優勝
予選首位の北園は6位でした。
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橋本の決勝は、
ゆか 15.000
あん馬 14.466
つり輪 13.900
跳馬 15.000
平行棒 15.166
鉄棒 15.000
と、4種目で15点台という素晴らしさNHK杯(5月・長野)に向け「日本のエースといわれるように頑張りたい」と語りました。
参考までに2019年世界選手権(シュツットガルト)の個人総合優勝は、
ナゴルニー(ロシア) 88.772(決勝)
で、決勝での15点台は3種目でした。