欧州選手権(21日~25日・バーゼル)に関する記事
サラ・ボス(独・21)が予選で、足首まであるウエアを着用して演技しました。このところ問題視されている「女子選手を性的な目で見る」ことに対抗したものだと記事では書いており、本人は、「若い選手たちが不快感なく演技できる可能性の見本になりたかった」としています。
・Deutschlandradio
私は、こういう写真を平気で掲載するメディアを処罰した方がよいと思います。文句があるのなら、選手のお父さんの意見でも聞いてほしいです
その一方で、新体操の肌色の面積が広いこういうウエアもどうかと思います。こんなんで「性的な目で見ないで!」とか言われても・・・
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ラリサ・ヨルダケ(ルーマニア・24)が、個人総合の決勝を棄権しました
理由ははっきりしませんが、医師がOKすれば種目別決勝には出ると書いてあるので、たぶん、「五輪が決まったし、今回はもう種目別だけでいいわ~」という感じでしょうか(知らんけど)。代わってハンガリーの選手が出場するようです。
なおルーマニア男子はすべて決勝進出を逃しました。
・ルーマニア体操連盟
アデム・アシル(トルコ)が東京五輪の出場権を手にしたことを伝える記事
・トルコ体操連盟
22歳の若手で、3月のトルコ選手権の個人総合で優勝した選手
トルコ男子は、2019年の世界選手権(シュツットガルト)の種目別の成績により、
コーラック(つり輪)
オンデール(平行棒)
がすでに出場を決めており、これで3人目となります。(女子も1人決まっています)
このワクは確定で、今後の種目別の大会しだいで変更の可能性があるのは、ロシアが自由に選手を選べる1ワクのようです(たぶん)。なお、男子の出場ワクは北朝鮮辞退の影響を受けません。
ニック・クレッシング(独・23)が、跳馬の新ワザに失敗したもよう
・ドイツ体操連盟
自身の名前のつく新ワザに挑戦しましたが、(たぶん着地の姿勢などが悪かったのか)認定されなかったそうです。また、2本とも似たような跳躍をしたせいで減点され、跳馬の決勝には進めませんでした。
本人は「今回は実験。まだワザが固まっていないとわかった」と話しました。国内の代表選考会では成功したとされています。
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あん馬のスペシャリストが多数出場しましたが、やはりむずかしい種目なのだと痛感する結果になりました
<あん馬予選>
1. マクレナガン(アイルランド) 14.766
2. ネイサン(英) 14.533
3. カチキャン(アルメニア) 14.300
予選落ちしたおもな選手は、
トマソン(仏)、ウィットロック(英)、ベルトンセリ(スロベニア)、ウーデ(クロアチア)など。
前回(12月・メルシン)の優勝者ペトロフ(アルバニア)も決勝に進めませんでした
トマソン(仏)は、「久々の大会で難しかった。最初の要素で失敗し、立て直すのが大変だった」と話しましたが、東京五輪出場を決めているだけに余裕があるようで、五輪までは今大会も含めて準備段階だと考えているとしています。
・フランス体操連盟
欧州選手権(21日~25日・バーゼル)の男子予選の結果
・欧州体操(European Gymnastics)
・大会サイト
ナゴルニー(ロシア)が予選首位。ロシアは種目別要員を代表からはずしており、出場した4人全員が6種目おこないまいした。
詳しい事情はわかりませんが、東京五輪出場権は、
カルツェフ(ロシア) → ロシアが1ワク確保(自由に1人選べる)
アデム・アシル(トルコ) → アデム・アシルに限定(ほかの選手を選べない)
ただし、今後の大会しだいで変わる可能性があるようですポリャショフ(ロシア・今回は不参加)の平行棒がどうとか書いていて、最終的には国際体操連盟(FIG)の発表を待つことになるとしています。
今回の五輪出場権獲得のシステムは「複雑でわかりにくい」と不評なため今回かぎりとし、次回からは改善するとされていますが、本当にそうしてほしいです