欧州選手権(21日~25日・バーゼル)の種目別決勝が始まりました
・スイス体操連盟フェイスブック
<ゆか>
1. ナゴルニー(ロシア) 15.166
2. ギシャール(スイス) 14.966
3. バルトリーニ(伊) 14.666
ナゴルニーが優勝。ギシャールが2位でした。スイス男子といえば平行棒、鉄棒が強く、今回も2人ずつ決勝に進んでいます。ゆかのメダルはめずらしいかもしれません。
個人総合決勝を2種目で棄権したアシル(トルコ)は出場し、6位でした。大きなケガではなかったもようです
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会場のようす。サーチライトみたいな照明はどうなんでしょうか
関係者がかなり着席していて、場所によっては無観客という感じがしないようです。
・ベルギー体操連盟
ロシアの「国歌」問題、ついに決着
・ロイター
東京五輪の表彰式などで、国歌の代わりに使う曲がついに決定しました。チャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第一番」の一部だそうで、国際オリンピック委員会(IOC)が承認しました。
今年のスケートの世界選手権でもすでに使われているそうです。
これまでの流れは、
・ロシアの国ぐるみのドーピング違反が問題に
・五輪出場はできるものの、国旗、国歌の使用を禁じられる
・ロシア、国歌の代わりに民謡「カチューシャ」を使いたいと言い出す(過去記事)
・ロシアスポーツ省大臣もこれを支持
・スポーツ仲裁裁判所(CAS)がこれを却下
・・・でしたが、ようやく決まりました。
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またロシアは、東京五輪用のウエアを発表しました。国旗自体の使用は禁じられていますが、国旗の色を使っているのでそのまんま国旗という感じがします。
・Inside the Games
ではお聞きください。チャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第一番」、ピアノ演奏は中村紘子さん(YouTube)
この曲ですか〜出だしのところを使うのでしょうか?
ラリサ・ヨルダケ(ルーマニア・24)は、予選当日から体調が悪かったそうです
・DIGI Sport
熱や体の痛みがあったそうで、演技を終え病院へ直行。「腎臓の感染症」と診断されました。
・・・が、東京五輪出場が決まったこともあり、病室から映像を発信するなど明るい表情。抗生物質の投与により痛みは消えたとしています。今のところ25日の種目別決勝(平均台とゆか)のスタートリストには名前があるようです。
病室でも化粧とドヤ顔がすごい・・・
毎日多くの訪問ありがとうございます。やはり大会の結果があってこそでしょうかね・・・
まあそれはそれとして、
欧州選手権(21日~25日・バーゼル)でエマ・スレビン(アイルランド)が女子個人総合決勝に進みました
・Irish Examiner
シニア女子でこの大会の個人総合決勝にアイルランド選手が進んだのは初だそうです。アイルランド女子はスレビンとメガン・ライアンの2人が出場し、ライアンは3種目だけおこないました。
アイルランド関係者はスレビンを絶賛するとともに、もう一人のライアンは
「東京(五輪)へ向けた調整に専念している」
と話しました。というのも、ライアンは2019年の世界選手権(シュツットガルト)の個人総合による五輪出場ワクにぎりぎりで及ばず、「リザーブ1」となっているため。ケガなどで辞退選手が出た場合は繰り上がるものと思われますし、北朝鮮の辞退によりすでに繰り上がりは確定ではないかと勝手に思います。リオ五輪の前には、男子でケガ→辞退が1人出て実際にリザーブ1の選手が繰り上がりましたし、まだまだ予断を許しません
欧州選手権の、「スマートスコアリング・シューティングスター賞」が、
ラリサ・ヨルダケ(ルーマニア)
レイス・マクレナガン(アイルランド)
に贈られました
・欧州体操(European Gymnastics)
個人総合決勝を棄権したヨルダケは、治療中の病院からオンラインでメッセージを送りました。ケガではなく、「腎臓の感染症」だとしています()
「ロンジンエレガンス賞」のようなものと思われますが、選考基準はかなり曖昧。「並はずれた逸話」をもつ選手を選ぶとしており、感動的なカムバックを果たした選手が多いようです(順位や成績は重要ではないもよう)
大会の得点や順位の表示を担当するスマートスコアリング社ですが、毎回ファンには不評。たしかほとんど機能しなかった年もあり、「ちゃんと機能したことが一度もない」とまで言われたり・・・