ユース五輪の出場者が、東京五輪で多くのメダルを獲得した、という記事
・FIG
<これまでの夏季ユース五輪>
第一回 2010年 シンガポール
第二回 2014年 南京(中国)
第三回 2018年 ブエノスアイレス(アルゼンチン)
記事で名前があがっている東京五輪メダリストは、
アリカン(トルコ) 第一回
ナゴルニー(ロシア) 第二回
北園丈琉 第三回
ドルゴピヤト(イスラエル) 第二回
ほかに、平均台銀メダルの唐茜靖(中国)は第三回。
----------
これまでのユース五輪日本代表は、
第一回 神本雄也、笹田夏実
第二回 湯浅賢哉、宮川紗江
第三回 北園丈琉、山田千遥
で、五輪出場を果たしたのは宮川と北園だけで、ユース五輪→五輪、と簡単にはいかないようです。
なお、第四回は2022年の予定でしたが新型コロナのため一回飛ばし、2026年にダカール(セネガル)で開催予定
国際体操連盟(FIG)は、ドーピング違反で2人の選手を資格停止処分としました
・FIG
オレグ・ベルニャイエフ(ウクライナ) 禁止薬物メルドニウム(2020年6月)→ 4年間の資格停止
マルティナ・ドミニチ(アルゼンチン) 禁止薬物ステロイド(2021年6月) → 3年間の資格停止
ベルニャイエフは検査結果を不服としてスポーツ仲裁裁判所(CAS))に訴えたと報じられています。
----------
いっぽうドミニチは結果を受け入れたため1年減刑(?)され、3年の資格停止になったようです。今年のパンアメリカン選手権(6月・リオデジャネイロ)出場時の検査で陽性となったもの。東京五輪の出場権がありましたが取り消され、代わって繰り上がりのマギストラティ(同じくアルゼンチン)が出場していました
(今さらですが)
2人ともパリ五輪にはギリギリ間に合う計算になりますが、出場資格を得るための大会に出られないため、団体出場しない限り、事実上無理ではないかと推測します
2024年パリ五輪へ向け、フランス男子の新体制がスタート
・フランス体操連盟
東京五輪でアイサイドがつり輪4位、フラスカとトマソンは予選落ちと結果がふるわなかったことから、体制を一新。男子代表監督にビタリー・マリニチ氏(写真中央、白い上着の笑顔の人物)を迎えました。ほかのコーチ陣も刷新するもようで、今月中には正式にパリ五輪へ向けた新体制が発表されるとしています。
----------
過去記事などをもとに調べた結果、マリニチ氏は・・・
・ウクライナ出身で、旧ソ連の代表として活躍
・1995年に米国へ移住し、2007年から米国籍
・2010年に米国男子代表監督に就任し、ポール・ハムらを指導
・2016年、(当時米国代表候補の)レジェンダーの妻に性的暴行(またはいやがらせ?)を加えたと報じられ、辞任
というびみょうな経歴。本人は、「自分のやり方、新しい方法でやる」「目標はパリ五輪団体出場」などと抱負を述べました。
性的暴行とされるものは、ホテルのバーで選手ら大勢が集まる中、レジェンダー夫人のお尻を何度もさわるなどしたようです
種目別のW杯スロベニア大会(2日~5日・コペル)予選後半の結果
・大会サイト
<跳馬>
1. トゥロック(英) 14.500
2. ブルタネテ(ルーマニア) 14.325
3. フレイ(スイス) 14.275
<平行棒>
1. コブトゥン(ウクライナ) 14.950
2. サラディーノ(仏) 14.400
3. マチアッティ(伊) 14.200
<鉄棒>
1. マチアッティ(伊) 14.300
2. レバンテシ(伊) 13.950
3. ゲンゲス(ベルギー) 13.750
<平均台>
1. リー(カナダ) 13.300
2. フリバル(スロベニア) 12.900
3. スレビン(アイルランド) 12.750
<ゆか>
1. デレク(クロアチア) 12.850
2. ボゾゴ(ハンガリー) 12.600
3. バウイルジャノワ(カザフスタン) 12.500
知名度はあっても東京五輪出場を逃した選手や、なじみのない選手が多いようです。
東京五輪に出られなかったフラガパーネ(英)がゆか4位で決勝へ。
----------
ルーマニア代表。ガブリエル・ブルタネテが跳馬2位で決勝に進みました。デュタが二種目で決勝に進みましたがどちらも12点台でした。
・ルーマニア体操連盟フェイスブック
----------
米国から珍しく参加、しかも1人だけというライリー・ルース。ゆか、つり輪、跳馬で決勝に進みました。男子は女子ほどさびしい内容ではありません
・USA Gymnastics