スイス女子が強化へ向け、新体制をスタートさせると発表しました
・スイス体操連盟
名付けて「2028/2032プロジェクト」
具体的な詳細は未定ですが、コーチらの人事を刷新し、新たに「倫理委員会」も設立するとしています。リオ五輪の跳馬で銅メダルを獲得し東京五輪にも出場したスタイングルーバー以外の選手は世界から大きく後れをとっており、現状では2024年パリ五輪団体出場は非現実的、と判断。そのため、
2028年 ロサンゼルス
2032年 ブリスベーン
と、さらにその先の五輪を見据えた計画を進めていく考え。長すぎて全部は読んでいませんが、近いうちに新たなコーチ陣が決定するものと思われます。
スイス女子は、2019年世界選手権(シュツットガルト)団体予選17位。男子は五輪団体常連国になり、近年では団体決勝にも進んでいます
W杯スロベニア大会(2日~5日・コペル)の平行棒で優勝したのはトルコの選手
・トルコ体操連盟
(読み方はよくわかりませんが)セルカン・デミル(22)。今年の欧州選手権(バーゼル)代表。種目別のW杯大会には何度も出ている選手のようです。
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米国からただ一人出場したライリー・ルース(20)。ゆかとつり輪で4位でした。ゆかとあん馬で新ワザを披露したと書かれています(自身の名前がつくワザでしょうか?)。東京五輪代表になれず、補欠にも入れませんでした。メダルのチャンスが大きいこうした大会で2種目4位と、何か運のなさを感じてしまいます・・・
・USA Gymnastics
下の「今後のおもな大会予定」で紹介した、Gymnasiade(世界中学生大会・中国晋江市)は、
2022年11月26日~12月3日
に開催されることがわかりました本来2020年でしたが、新型コロナの影響で先月、再度の延期が決まったそうです。二年に一度の開催なら、2年延期のほうがいい気がします。
・CHINA DAILY
いちおう「Jingjiang 2020」として大会サイトができています。ざっと見たところマスコットの姿はまだ見当たりません。体操、新体操、エアロビックが実施され、トランポリンはないようです。
カタカナ表記は「ジムナシアード」とするものが多いもよう
W杯スロベニア大会(2日~5日・コペル)に男子若手3人を派遣したフランス
・フランス体操連盟
写真左から、たぶん
ジュリアン・マレシャル(メガネ)
バンジャマン・オスベルジェ(もっとも長身)
レオ・サラディーノ(サイド刈り上げ)
*オスベルジェも普段はメガネをかけているようで判別がむずかしいため、ちがっていたらスンマセン
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メダルには届きませんでしたが複数が決勝に進みました。帯同したコーチによりますと、
・2023年世界選手権(アントワープ)代表候補から3人を選んだ
・今大会は各種目に東京五輪出場選手が3~4人、ほかはどの国もパリ五輪を狙う若手ばかり
・今大会の目標は、とにかく国際大会の経験を積むこと
だったとし、若手が伸びてくればパリ五輪団体出場の目標も達成可能だと考えているそうです。特にサラディーノは平行棒の予選で2位になるなど有望株のようで、昨年の欧州選手権(バーゼル)代表にも選ばれた選手。
フランス男子は、2019年世界選手権(シュツットガルト)団体予選14位(12位までが東京五輪団体出場)
今後のおもな大会予定
<9月>
10日~12日 W杯トルコ大会(メルシン)
23日~26日 ハンガリーグランプリ(ソンバトヘイ)
<10月>
18日~24日 世界選手権(北九州)
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このほかに、
10月16日~23日 Gymnasiade(世界中学生大会・中国晋江市)
という13~18歳の選手が対象の総合スポーツ大会が国際体操連盟(FIG)のスケジュールには出ているのですが、「来年」とするものもあり、わかりません2年に一度で、本来は2020年の予定だったようです。体操もおこなわれます。
世界選手権は、福岡県への緊急事態宣言にともない、観戦チケットの発売を今月中旬以降にするとしています。無観客の可能性もあるかもしれません。
・テレビ朝日