どういうワケかさっぱりわかりませんが、パンアメリカン大会(10月21日~11月5日・サンチアゴ)の成績によってパリ五輪の個人出場が決まった選手がいるそうです
アウドリス・ニンレイエス(ドミニカ共和国)
ルイサ・ブランコ(コロンビア)
たぶん個人総合の順位(団体出場国や、すでに個人出場が決まっている選手を除いて最上位)によるもの。ブランコは米国アラバマ大の学生。
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「五輪出場の夢が叶った」と喜びを語るニンレイエス。おなじみの選手ですが東京五輪に出られず、ドミニカ共和国の男子体操としては初の五輪出場(予選では上にブラジルのマリアーノがいたので、決勝の順位だと思います)。実力者マリアーノとの戦いだった、と記事では書いています
・ドミニカ共和国五輪委員会
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↓これですかね。アメリカ大陸に関しては今大会だったのでしょうか?
個人でパリ五輪出場権を獲得したチェンゲ・バーチカイ(ハンガリー・20)が喜びを語りました
・ハンガリー体操連盟
世界選手権(9月30日~10月8日・アントワープ)の跳馬予選で団体出場国以外の最上位(11位)となり、出場権をゲットすっかり世界が変わった、と話しました。米国ネブラスカ大の学生で、大会後は帰国せず米国へ。周囲の扱いも一変し戸惑いもあるようですが、しばらくは学業に専念するとしています。生まれも育ちもハンガリー。国籍操作ではなく普通の留学だと思います。
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女子の種目別によってパリ行きが決まったのは、
跳馬 バーチカイ(ハンガリー) 予選11位(決勝8位)
段ちがい サンドバル(メキシコ) 予選27位
平均台 ペレス(スペイン) 予選30位
ゆか ボス(独) 予選19位
の4人。このうち決勝に出たのはバーチカイだけでした(リザーブ2からの繰り上がり)
パンアメリカン大会(10月21日~11月5日・サンチアゴ)は23日、男女個人総合決勝をおこないました
・Santiago2023(大会サイト)
<男子個人総合>
1. ドルチ(カナダ) 82.531
2. ソアレス(ブラジル) 81.865
3. ウィッテンバーグ(米) 81.764
カナダのドルチが優勝カナダは個人の力がないなんて言ってごめんなさい。12点台が2種目ありながら他種目の強さがモノを言いました。5位ニンレイエス(ドミニカ共和国)、9位マリアーノ(ブラジル)
<女子個人総合>
1. ディチェーロ(米) 54.699
2. サライバ(ブラジル) 54.565
3. チャイルズ(米) 53.999
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男子個人総合でカナダの金メダルなんて珍しいなと思いましたが、今大会では何と60年ぶりなのだそうです。フェリックス・ドルチはケベック州出身の21歳。北園丈琉が大活躍した2018年ユース五輪(ブエノスアイレス)代表。若い頃のザック・エフロンに似ていてかわいい
・cbc