毎週聞き逃し配信の「らしるらじる」でディスカバークイーンを聴いている。
昨年度のディスカバービートルズとはまた違った進行で、いちおう月の一週目はコレ、二週目はコレといった計画性に基づいて進むようだ。
とりあえず、一週目と二週目はクイーンクロニクルということで、クイーンの楽曲紹介と分析。
三週目はギタリストのパッパラー河合をむかえてリスナーからの疑問や相談に答えるもの。
四週目はゲストにクイーン愛を語ってもらう企画。
この中で、三週目のパッパラーさんの解説で興味深かったのは、ブライアンのピックについてだ。
普通のピックで弾く音とコインで弾く音の違いを説明していて、コインの方がザクザクとしたサウンドが得られて、よりクイーンっぽい音になる。
ただし慣れないとかなり弾きにくい。
四週目のゲストはローリーで、どちらかというとツェッペリンファンのイメージが強い彼だけど、クイーンも大ファンであることが伝わった。
とくに彼が高校生のときに聴いたアルバム「クイーンII」を聴いたときの衝撃、彼女との思い出は面白かった。
ローリー独特の大げさな表現は賛否あると思うけど。
5月2日の放送は一枚目「戦慄の王女」からA面の紹介で、一曲づつとても丁寧に解説されていて、とても良かった。
この中で、「炎のロックンロール」が普通ありえないくらい転調だらけだったことは知らなかった。
何度か転調してるとは思ってたけど、目まぐるしくポピュラーミュージックの常識を超えるくらい頻繁に行われていて、クイーンの凄さ、あるいは遊び心を知ることができた。
この番組を一年聴けばかなりクイーンについて知ることが出来ると思う。
まだまだ楽しみは続くのだ。