今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

麻婆茄子で祝う

2023年12月09日 | 生活

昨晩、帰京するので、夕食の皿として母に麻婆茄子(マーボーなす)を所望した。

帰宅すると、夕食の卓に調理された麻婆茄子が置かれていて、近所で買ってきた498円の発泡ワイン(白)の栓を抜いて、賞味した。
発泡ワインはシャンパンの代わりである。

このようなささやかな贅沢で祝杯をしたのは、🍆茄子が私の好物だからだけでなく、本日がナス日(ボーナス支給日)だから。

給与生活者ならではの特別な日。

世間の賃上げ機運が反映されたのか、昨年よりほんの少し数値の右側あたりは増えているが、「控除」欄もそれに負けじという勢いで、過去と比較すると、控除の占める率が25%から30%に上がっている。
ということは、手取り分は支給額との差に目を疑う額。

幸い、「ボーナス払い」という借金はしていないので、手取り分はそのままフトコロ(銀行口座)に入るが、ここで不要な散財はしない。

翌日に行った国会図書館でも、昼食はいつもよりハイレベルのメニューにしようかとも思ったが、結局はいつものシンプルな具のないカレー(510円)に落ち着いた。
不必要に食べてカロリーオーバーになりたくない。

もっとも今晩は、今度は私から母へのサービスで、ズワイガニとホタテの鍋にする。
これで特別な日の祝いはおしまい。


エアコンの風速は「自動」が最適とは限らない

2023年11月18日 | 生活

エアコンの風速は、(暖房でも冷房でも)「微風」(最小)はもっとも効率悪い(電気代が高くつく)ことはネットでも紹介されているが、その文脈で言われる「自動」が最も効率がいいとは限らない。
そうかどうかは、エアコンの電源につなげた電力計(ワットチェッカー)と室内の温度計との両方の計測によって実証的に確認できる。

例えば、わが名古屋宅のエアコンで、本日、室温14℃の時、エアコンの温度を17℃設定にして、風速は「自動」で暖房の電源を入れた。
風速はなかなか強まらない中、電力計を見るとどんどん上昇して745Wになっている。
そこでリモコンの風速を「最大」に変更した(わがエアコンは風速設定が3段階しかない)。
するとにわかに暖気を含んだ風が勢いよく出てきた。
ところが使用電力はどんどん下がって500W前後を行き来している。
その差およそ250W、すなわち使用電力が2/3に減った。
そのくせ、暖気が一挙に部屋に広がる。

少なくとも我が名古屋宅のエアコンはこのような調子なので、暖房も冷房も温度設定は遠慮気味にして、風速を「強」のままにする(夏は冷房で温度が下がったら、除湿に切り替える)。
もちろんエアコンにはサーモスタットがついているので、目標温度になると自動停止し、そこからずれると再び動き出すが、風速が「強」なのですぐに目標温度に達して止まる(止まっている間の使用電力は13W)。

この設定だと室内が素早く至適温度になり、しかも電気代が安くつく。
実は、エアコンの設定温度を17℃にしているのは、サーキュレーターで床の(相対的に低温の)空気を天井にもっていくと(エアコンは天井近くに設置)、室温が(床付近とエアコン付近ともに)20℃(冬の至適温度)に達するのがこの温度設定だから。

最新のエアコンはもっと賢くて自動設定が効率的かもしれないが、本当にそうかどうかはこうやって実測して確認するしかない。


ノンアル・ホッピーの試み

2023年10月06日 | 生活

10月に入り、発泡酒と第三のビールの税率が上がり、ビールの税率が下がったものの、まだ両者の差はあるので、後者の恩恵よりも前者の負担の方が響いている(そもそも酒税と消費税の二重課税が問題だ)。

実は、第三のビールよりさらに安いノンアルコールビールに目覚め、これなら日中でも罪悪感なしに、爽快になれることがわかった。
すなわち、以前の製品と違って、ほとんどビールの気分で飲めるのだ。

ただ、晩酌として飲んでみると、どうも物足りない。

そこで思いついたのは、ノンアルコールビールにアルコールを足せばいいのではということ。

家には、寝酒用の焼酎(25度)が常備してある。

ならば、飲み屋でやっている”ホッピー”(焼酎のビール割)よろしく、ノンアルコールビールに焼酎を少量足せばいい。
これを「ノンアル・ホッピー」と名付ける。

もちろん、入れる順はホッピーと同じく、まずグラスに焼酎を少量入れ、その上にノンアルビールを注ぎ、かき混ぜる。

すると、泡立ちが大きくなってまるで洗剤が入ったよう。
飲んでみると、ノンアルビールがちょっと薄まった感じで、ビールっぽい”キレ”が減った。
うーん、名案だと思ったのだが、ビールの奥深さを痛感した。

最近は、値段が手頃になった発泡ワインも嗜むようになった(発泡性が抜けない保存用のキャップを購入)。
寒候期にはビール的爽快感は不要となることだし、むしろこちらを晩酌のメインにしてみるか。


酷暑を快適に過ごす

2023年08月20日 | 生活

8月の業務(採点)と仕事(論文)をやり終えて迎えた日曜。
羽を伸ばしたいところだが、相変わらずの35℃超えの酷暑なので、趣味の”ウォーキング”は御法度。

せめてもの気分転換に、近場の町中華でお気に入りの”五目焼きそば”を食べ、その足で山手線に乗って御徒町で、就眠儀式である映画を見ながらの酒のつまみを買い、ついでにユニクロで、室内着のシャツを買った。

数ある夏の室内着の中で、最も快適なのは、ユニクロのドライEXのシャツとステテコだ(シャツはドライEXライト)。
これらはポリエステル80%以上(ライトは100%)なので、薄く軽く、通気性がよく、体温をよく放散し、肌触りがよい。
いわゆる綿の Tシャツなどとは涼しさが違う。
ユニクロは、衣服内環境を向上する新素材を手頃な値段で提供してくれるところがありがたい。

日中に帰宅したが、この往復だけで汗びっしょり(日傘はさしているが、気温が36℃超え)。

シャワーで汗を流し、早速買ってきたドライ EXライトのシャツを着て、
冷蔵庫からノンアルコールビールを取り出し、冷房の効いた部屋で、渓流の 環境 CDをかけながら、保温グラスについで飲む。

ノンアルコールビールは、ビール固有の爽快感を、アルコールなしで味わえるので、こうして真っ昼間から遠慮なく飲める(私は正月三が日以外は昼酒は飲まないことにしている。酒好きがアルコール依存にならないためには、飲むTPOをわきまえる自制力が必要)
サントリーなどはノンアルコールビールの健康効果(内臓脂肪を落とす)を謳っているが、確かにビールは本来は薬用だった。
ただアルコールの毒がその薬効を台無しにしていたのだ。
だからノンアルコールビールこそ、ビール本来の効能を健康的に堪能できる価値ある飲み物だ。
昼に飲んでもアルコール入りのビールと違って眠くならないのがいい(ビールより安いし)。

この後は、眠くならないので、買ったままにしておいた歴史小説を読むことにする。


ネッククーラーよりいい

2023年08月08日 | 生活

暑さ(熱中症)対策として、身につけるグッズは何がいいか。

私は長年、吸水ポリマーの首巻き(キャンドゥで110円)を愛用していて、基本的にそれで満足していたが欠点もあった。→吸水ポリマー首巻きの進化

それは、ポリマーが膨らむまで充分に吸水させるのに時間がかかり、外出時につけていこうと思いついても間に合わないこと。

今夏になって、流行りの「ネッククーラー」(Ω状の首巻き)なるものを買ってみた(買ったのは1000円近いもの)。
これはいわゆる冷凍物で、氷枕と同じく、人肌で常温に温まった後は無意味という欠点が明らかになった(いっときの冷感を味わえるだけで、屋外での長時間時の熱中症予防にならない)。
なので私にとっては使用価値なし。

自然界における冷却効果は、水の蒸発による気化熱に勝るものはない(人体も冷蔵庫もエアコンもこの物理現象を採用している)。

すなわち、氷(固体)ではなく、水(液体)として持続的に蒸発し続ける状態が理想。

吸水ポリマーは一応それを満たしているのだが、吸水状態の維持がまさって、蒸発力が弱いので、持続性は抜群なのだが、表面が乾燥してしまうと冷却効果が弱くなる。

吸水ポリマーの欠点を持たないのが、クール・タオルだ。

これもキャンドゥで110円(税込)なのだが、水にさらっと浸して、その場で絞って、首に巻くだけ。
吸水させる時間が不要で、すぐに使える。

そして、意外なことに、一向に乾かず、湿った状態がずっと維持される。
なので、肌から気化熱が奪われ続けるのだ(昇温を抑え続ける)。
しかもタオルだと面積が大きいので、装着面が暖まったら、他の面を当てれば冷たく、これを繰り返せる。

タオル型とバンド型があり、前者を首に粗く巻いていたら知らぬまに落としてしまった。
その点バンド型だと、首にも額にも付けられて落ちない。

冷たさとその持続時間、手軽さ、そして価格の総合評価でこれが一番(首と額の二箇所に巻くと気持ちいい)。


サスペンダーでシャツ・イン

2023年07月15日 | 生活

最近、サスペンダー姿を散見するようになり、私もサスペンダーを復活した。
なにしろサスペンダー姿は、それなりに目立つので、あまりに少数派だと違和感だけになるから(これがファッションの難しさ)。

実は、元々はサスペンダーが好きで、昔はその姿で授業などしていたが、いつの間にか、箪笥の肥やしとなっていた。

サスペンダーは、ベルトなしでズボンが落ちないためのもの。
そのベルトなしが、腹部(ウエスト)の開放感を与え、さらに夏には通気性を促進させることで快適性が増す。

元々ノータイなので、上半身のシャツにネクタイがわりの視覚的アクセントを加える効果もある。

そして、改めて気づいたことは、サスペンダーは、堂々とシャツ・インできる。

私は、元々シャツ・アウトが好きでなく、シャツ・インのが好みだったが、世間の暴力的とも言えるシャツ・アウト化の風潮に逆らえなかった。
締まりのないシャツ・アウトを無理矢理流行らせたのは、シャツ・インだと体型の欠点が露呈する”腹の出た”人たちに違いない。

そもそも、古代中国男性の後ろ姿が腰の帯が背中をキリっと納めている点に同性ながらセクシーさを感じるほど好きだった。
ウエストラインって、性別を超越して、人間(ホモ・サピエンス)のシルエットとして重要なはずだ!

だから日本の着物も帯や袴で腰を締めるから好きなのであって、同じ和装でも作務衣や甚兵衛はシャツ・アウト的に腹の前に布がだらしなく伸びているので好きでない(人前で着たくない)。

そうサスペンダーは、このシャツ・インが堂々とできるのだ(サスペンダーでシャツ・アウトはありえない)。
ワイシャツだけでなく、ポロシャツやTシャツすらもシャツ・インできる(それなりに味がある)。
ベルトでないので、シャツ・インの欠点である腹部の圧迫がなく、夏は空気が通って快適。
形と色が異なる数種類のサスペンダーでコーディネイトを楽しみたい。


睡眠という至福

2023年05月04日 | 生活

大谷がヌートバーの食事の誘いを断った理由が、睡眠のためということが話題になっている。

大谷は生活の中で何よりも睡眠を優先している訳だが、
それは体のコンディション調整のためと解釈されている。
その記事は、何かのために睡眠をとる、という発想だが、
もしかしたら大谷は睡眠そのものが目的で、睡眠を何より楽しんでいるのかもしれない。

現代人は、小学校以来ずっと平日の朝は「もっと寝ていたい、でも起きなければ」という、心の葛藤の末に起きている。
この葛藤こそ、睡眠の快と起床の不快を素直に表現している。

睡眠中は至福の時なのだ。
欲求の階層説で有名なA.マズローは、最下層の欲求の中に「睡眠の欲求」を入れ、
睡眠は生理的快であることを認めている。
さらに積極的に睡眠の価値を主張しているのが、
このブログでも紹介したマハリシのヒンズー教の思想である。

ヒンズー教によれば、睡眠中の自我の働きが停止している時こそ、
真我(アートマン)が作動し、自我が知らぬ間に、宇宙神ブラフマンと融合している。
すなわち、睡眠中においてこそ、人格の最高状態が実現されている。

ヒンズー教徒でない我々は、睡眠中は意識の停止状態で、身体的にはどうあれ、
意識経験的には無駄な時間とみなしているが(仏教も睡眠を修行の妨げとしている)、
ヒンズー教では、睡眠中の我こそ真の我である、というのだ。

大谷は、覚醒時に経験できない自分の最高状態を味わっているといえる。

大谷ほどでないが、私自身も、目覚まし時計で起こされない生活を実現してきた。
言い換えれば、シフトなどで睡眠リズムが崩される仕事は自分には無理で、
そういう過酷な勤務を人に求める社会はなんとかならないかと思っている。

本当は休日には山に行きたいのだが、不自然に早起きすることが嫌なので、
行くにしてもそうしないで済む近場の山に限定されている。
すなわち山という趣味よりも睡眠を優先している。

修験道の修行に憧れがあり、強歩や断食の行ならやってみたいとも思うが、
千日回峰行にあるような”不眠の行”だけは全くやりたくない(何も鍛えられないから)。

睡眠に幸せを感じているなら、入眠過程自体が幸せへの行程であり、
自然な目覚めで起きる時は充実感・満足感を伴う。
幸せの基準を睡眠におけば、これだけで幸せになれる。

こういう幸福な睡眠は、連休の今だからこそ、実体験できる。
そう、連休中は、あくせくして出かけなくても、きちんと眠るだけでもいいのだ。


春休み(年度末)の予定完了

2023年03月07日 | 生活

勤務先では卒業式を残すだけとなっているので、実質的に”春休み”状態となっている。
なので、こういう時こそ自分に課した予定をこなす。

すなわち、半年に1度の歯科検診と歯石除去、顔面のシミ除去、期限が切れていたパスポート(再)申請、そしてこの時期固有の確定申告だ。
昨日、確定申告を終え、また申請していたパスポートを受け取った。
そして今日、歯科検診の仕上げ(コーティング)を終えて、春休みの予定が全て終了した。

まだ3月上旬、卒業式前後数日間の業務を除いて、今月の残りは予定に縛られることなく、マイペースで生活できる。
もちろん、遊び呆けるわけではない。
春休みは、夏休みと違って論文執筆に追われないので、研究や授業に直接関係しないベーシックな勉強に費やせる。
まずは”霊”に関する本を読み漁り、アリストテレス哲学※とPython※※のプログラミングにも手を伸ばす。
※:近・現代哲学から入っても、ギリシャ哲学にたどり着く。
※※:パソコンでの自動処理を目指すが、あわよくば授業に反映させたい。


e-Taxで確定申告(還付手続き)

2023年03月06日 | 生活

2021年に個人事業を廃業してからも、自分と(扶養家族の)母とを合わせた医療費がかかっているので、
2022以降も確定申告をして還付金をゲットしている。

すなわち、年間の医療費が10万円を超えると、確定申告をすれば還付の対象となるのだ
(しないと還付されない。なので確定申告をしていないのに”税務署”と称するところから電話がきて還付の手続きを勧めてくるのは100%詐欺)。

2022年は私も母も大した治療をしておらず、ほぼ定期的な診療ばかりだったが、
それでも合計10万円を超えたので、今年も確定申告をした。

昨年と違うのは、マイナンバーカードを取得したので e-Taxというネットの申告が可能になったこと。
e-Taxをやるには以前は専用のカード読み取り装置の購入が必要だったが、
マイナンバーカードができてからはパソコン画面からの QRコードとマイナンバーカードの読み取りがスマホできれば、
それと連携してパソコン画面から申告書類を提出できる。

すなわち、以前のような申告用紙の印刷、証書等の添付、領収書の同封、
そしてそれらを封筒に入れての郵送(乃至は税務署に持参)の手間が省かれ、
ネットで申告書類の必要項目に入力するだけで済むので、大幅に楽になった。

入力項目も、個人事業者でなくなってからはいたって少なく、
収入額・所得控除後の額・源泉徴収額の他は、こちらで追加したい医療費と寄付金を入力するだけ。
1年間2人分の膨大な数の領収書から計算する医療費は、
前もって人と支払い先別の合計額をエクセルで表にしておいて
(ここで10万円に達しないとその時点で作業終了)、
それをダウンロードした専用のシートに転載し、
申請画面からそのファイルを読み取れば済む。
※:申告の原資料である領収書類は5年間保存する義務がある。

普通の給与生活者は、確定申告をしないと還付金がもらえないだけだが、
本来は支払う必要のない税が戻ってくるのだから、
国民の権利としてもお勧めしたい。

そして私的作業ながら、年度末の大きなプレッシャーを無事乗り越えたので、とても気楽になった。


期限切れのパスポート発行手続

2023年02月27日 | 生活

気がついたらパスポートの期限が切れていた。
こうなったら再発行ではなく、新規の発行が必要となる。
ただ当面海外に行く予定はないので、
発行手続きが面倒そう(証明写真が)なこともあり、そのままにしていた。


今年になって、母が年内に姉の住むローマに行くと言い出した。
私は同行しないが、そうなると緊急に我々家族が現地に行く事態も起こりうる。

そうなってから慌ててパスポートを申請してもすぐには使えないので、
春休みの今のうちにパスポートを入手しておいた方がいいと思った。
実は、申請手続きのハードルとなってるパスポートサイズの証明写真なのだが、
昨年マイナンバーカードを申請する時に写真館で撮った写真の余りにそのサイズのものもあって、今月中なら期限内として使えるのだ。

このことが後押しとなり、写真の期限が押し迫った今日、
パスポートを申請する一連の作業に取り掛かった。


手続きに必要なものをネットで確認すると、
●規定サイズの証明写真1枚、
●本籍確認のための戸籍抄本(ただし来月下旬からは謄本が必要)1通、
●場合によっては住民票、
●認め印、それに
●本人確認できるもの(運転免許証/マイナンバーカードなど)。


まずは、ネットで外務省のパスポート申請サイト(→リンク)にアクセスして、
ネット上で申請書類に入力し、自宅でプリントアウト。

印刷した申請書には写真欄があるが、写真は貼らずに持参し、
署名欄もあるがそれもあえて未記入のまま、すなわち印刷したものに手を加えない状態で持参することにした。

住民票は、マイナンバーカードを持っているので、
近くのコンビニで出力サービスを得られる。

戸籍抄本は、あいにく本籍地が他区なので、
バスに乗ってその区の出張所に行って申請する。
それに念のために、期限の切れたパスポートも持参。


池袋サンシャインにあるパスポートセンター(池袋分館)に行く。
まずは、準備受付に案内されて、求められた必要書類を一式渡して、
それらが1つのクリアファイルにまとめられて、順番待ちの番号とともに渡される。
平日の昼前なので空いていて、5人分待って呼ばれた。

申請受付ブースでは、口頭で本人確認がされ、証明写真は受付の人が丁寧に書類に貼り付け、
マスクを外しての写真照合と免許証を渡して本人確認を受ける。
空白だった署名欄に、受付にあるインクの出の良いペンで、
楷書とサインの中間の字体でよいことを確認して、字が枠に触れないように、
サラサラっと署名する(その署名がパスポートに印刷される)。

住民票は、管轄区域内の住民で住基ネットの利用を拒否しないなら不要とのことで返却された。
また期限切れのパスポートは照合のためコピーされたので、持ってきてよかった。
認め印は使わずじまい。

以上で発行手続きは終わり、一週間後から受け取り可能なので、
その引換書をもらった(受取るには印紙代等で16000円必要)。


結局、不要だったのは住民票と印鑑。
逆に持っていって良かったのは、期限切れのパスポート(コピー後返却される)。

パソコンで入力・印刷した申請書は、印刷のままで持参し、
受付の場で完成させた方がよい。

この他に所定のサイズの証明写真1枚と戸籍抄本(3月以降は謄本)1通、
これらはいずれも6ヶ月以内のものであること。

ちなみに、パスポートセンターの隣に証明写真を撮る店があり、カラーで2300円。
10年間使うパスポートに貼る写真だ。
駅前のセルフ写真よりは写りがいいと思う。


年賀はがきの緊急補充

2023年01月02日 | 生活

年賀状を出していない先から来た場合を想定して、お年玉付き年賀はがきを余るのを覚悟で多めに確保しているが、1月2日の時点で母は1枚足りなくなった。
郵便局はやっていない。

コンビニなどでは絵柄が印刷済みのものが5枚組で売っている(500円以上)が、
たった1枚分にこれを買うのはもったいない。
そういえばコンビニには、切手や官製はがきが置いてあるはず(陳列棚には並んでいない)。
年賀状は官製はがきでも構わない。

なので、近くのコンビニ(セブン)に行き、レジ担当の外国人に、官製はがきがあるか尋ねた。
そうしたら、なんとレジの奥の棚にお年玉付き年賀状がたっぷり保管してあるではないか。
もちろんそれを1枚求めた(63円!)。
元日からやっているコンビニの便利さを痛感した。
そうなら、私も余るほど事前に確保する必要ない。


財布を買い替える

2022年11月29日 | 生活

長年愛用してきた我が「不死身の財布」が壊れた。
不死身の財布たる由縁は、過去5回外で落としても、いずれも中身とも無事で返ってきたから→不死身の財布

そういうラッキーアイテムだったので、革がボロボロになっても布テープで補強して使い続けてきた。
だが、チャックが壊れて開いたままとなり、バッグの中にコインがこぼれてしまうので、買い替えざるをえなくなった。

愛用してきた革製の長財布は、カードがたくさん入れられて、コインスペースの中にさらに小さな袋があって1円玉専用にできた。
もうこれと同じものは手に入らない(ブランド物ではなく、どこで買ったか覚えてない)。

バッグの店に行って革製の長財布から気に入るものを探す。
長財布にこだわるのは、札は折らずに入れたいし、折畳み財布だと厚さが倍になるから。
もちろん絶対的なこだわりではなく、アウトドア用の財布は、ベリッと剝がす折畳みタイプ。

カードがたくさん入れて、コイン入れのなかにカードを2枚いれられる物を見つけて購入。

自宅に戻り、まずは中身を入れ替え、新旧の財布それぞれを仏壇に飾り、旧い財布は今までのお礼とねぎらい、新しい財布にはこれからよろしくという気持をこめて祈った。


住みやすさの微妙な差

2022年11月28日 | 生活

東京と名古屋の二重生活をしていて、どちらの都市でも、同じ地域内でも住みやすさに微妙な差が広がっているのを感じる。

居住地を選ぶとき、その差の変化傾向を考慮しないと、どんどん不便になっていくことになりそう。

その微妙な差とは、毎日の買い物先(スーパー、商店街)の盛衰。

例えば、名古屋の棲み家がある名東区の藤が丘は、以前は駅周辺にスーパーが3軒あったが、今は1軒だけになっている。
ただし、食料品を安く売っているドラッグストアが2軒できたので、不便は感じない(勤務先の近くにもスーパーがあってそちらを利用しているためでもある)。

むしろ、1駅先の本郷は駅前にスーパーが1軒あったが、ビルの建て替えでそれがなくなり、今は駅周辺はコンビニだけになってしまった。
※コンビニの用途は、公共料金の支払いとATMが中心で、買い物はスーパーが閉まっている深夜用で生鮮食料品は買えない。
すなわち、本郷駅周辺に住んでいたら不便になっていた。

東京の自宅付近は、徒歩圏内にスーパーが3軒、スーパーより小規模ながら使い勝手がいいマイバスケットが1軒、食料品もあるドラッグストアが2軒、100円ショップが1軒、スーパーより野菜が安い八百屋が1軒ある。
おかげで93歳の母も日々の買い物に苦労しない。

ただし、同じ近所でも、坂の上にはコンビニしかない。
なので坂の上※の住人は、坂の下のスーパーで買い物をした後は、重い荷物を持って坂を登って帰らなくてはならない(高齢者にはつらい)。
※坂の多い文京区とその周辺はたいてい、坂の上は(ちょっと高級な)住宅街で商店街は坂の下になっている。坂の上は静かだが…。

またちょっと離れた「田端銀座」と言われていた商店街が、今ではど真ん中にマンションが建って商店街が崩壊し
、スーパー1軒に縮小傾向になっている。
一方、同程度に離れた「谷中銀座」は、休日は外から観光客が集まるくらいに繁盛している。
言うなれば、近くにスーパーや商店街があっても、それらがそのまま続くとは限らないのだ。

こういう変化を目の当たりにしている私だが、結局、名古屋宅も東京宅も不便になっていない。
これって運がいいだけかもしれない。


髭剃り忘れた

2022年11月23日 | 生活

本日、なぜか髭を剃り忘れて出勤した。
でも、人前ではマスクをつけているので、まったく問題なかった。

考えてみたら、今のご時世、毎日律義に髭を剃らなくてもいいのかもしれない。

むしろ、密かに髭を伸ばしてみようか…。

追記:やや伸びた髭を見たら、けっこう白髪が混じっていたので、伸すのは諦めた。


東海道新幹線を3割引で利用(高齢者限定)

2022年11月12日 | 生活

週末を挟んで、実家のある東京と職場のある名古屋を往復する生活。

自由席片道ざっと1万円とすると、往復2万円。

今まで、毎回金券ショップを利用していたが、割引額はせいぜい片道600円程度(≒車内用の軽食代)

それが今では、3割引で利用できることになった。
すなわち往復14000円ですみ、6000円も浮く。

学生時代、「学割」という2割引を利用したが、それよりも割引率が高い。

この割引を実現しているのは、JR東日本の「ジパング倶楽部」。
年会費は4500円ほどだが、上の往復1回ですでに会費分は回収している。

ここに入ると、 JR東日本管内の路線で往復200kmを越える切符が割引になる。
細かくいうと、年間、初めの3回までは2割引、それ以降の20回まで3割引で使える。

そして嬉しいことに、別会社のJR東海管内である東海道新幹線も同じ割引が適用されるのだ(ただし「のぞみ」はダメ。また超繁忙期は使えない)。

乗れるのは「ひかり」だが、1時間に2本あり、そのうち1本は「のぞみ」の停車駅に豊橋か小田原の1つ増えるだけなので、所要時間は「のぞみ」と大差ない。
むしろ「ひかり」は自由席が多く、名古屋からならゆったり座れるので(豊橋から混む)、私は以前から「ひかり」を利用していたほど(東京発は無問題)。
利用回数に限度があるので、名古屋—東京を往復で買う(総キロ数によって利用日数が増え、この区間の往復だと6日間使える)と一回分ですむ。
専用の切符は、みどりの窓口で買うのだが、嬉しいことに、JR東海の名古屋駅でも会員専用のボタンを押すと、窓口の行列に並ばずに、すぐに購入できる。
なので、乗る当日に並ばずに買える。

こんな嬉しい倶楽部だが、入会できるのは、 WHOで定義された「高齢者」に限られている。
私もそれに達したわけで、堂々と特典を享受しているということ。

JR東日本のこのサービスはズバリ定年退職者を想定しているはず。
いくら暇な退職者でも年20回分の割引(毎月1,2回の往復200kmの鉄道旅)は使い切るのが難しいが(私の母も一旦入ったが使わずじまいでやめたという)、私のようにその歳になっても現役でバリバリ使う者にとっては、この上なくありがたいのだ。

ただ、夏休みや春休み期間中は、「青春18きっぷ」の大サービス(鈍行のみ片道2400円)ぶりにかなわない。