今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

東京のゴーストスポット巡り

2025年02月16日 | パワー・スピリチュアル

実質春休みに入り帰京して迎えた日曜。
暇にまかせて、都内のゴーストスポット巡りに行く。
情報源は、昨年夏に国会図書館で読み漁った『魔百合の恐怖報告』シリーズ(山本まゆり、朝日出版)。→記事
読んだ当時の夏は出歩く気が起きなかったが、今日は3月並みの陽気なので絶好の外出日和。

いずれも場所は家から電車を乗り継いで30分で行けるので、一気に周ってしまおう。
装備として、カメラを持参し、霊の探知機「ばけたん霊石」を首から下げる。


まずは東武スカイツリー線の「曳舟駅」に初めて降りる。
駅舎のビルは病院にもなっている。
駅前には、今では珍しい「ヨーカドー」があって、その周囲は新しい高層アパートが連なっている。
そして南の空には一駅先の間近なスカイツリーを見上げる。

人で賑わうヨーカドーを過ぎて、京成曳舟駅の南側の道路を進む。

ここにかつては人だけがやっと通れるガード下があって、そこが「鬼のスポット」と呼ばれていた(『目覚めた英霊』所収)。
鬼(低級霊)にそそのかされた自殺の名所だったという。

ところが、今は広い道路で、京成線もさらなる高架となって、当時の面影が全くない明るく開放的な空間になっている。

古く狭い木造家屋が密集するいわゆる下町風情は跡形もなく、街全体がまるで郊外の新興住宅地のよう(悪く言えば無機質)。
まるでスカイツリーから照射される強力な電波によって、半透明のひ弱な浮遊霊の類など追っ払われてしまった感じで、欲も悪しくも霊とは共存できない雰囲気。
もちろん”ばけたん”も無反応で、私の心も無反応なのでデジカメで撮影する気も起こらない。
何もせず引き返す。

曳舟駅に戻って、東武接続の半蔵門線(中央林間行き)に乗る。
青山一丁目で銀座線に乗り換え、1つ目の「外苑前」で降りる。
今の東京は、環状線の外側を走る私鉄が悉(ことごと)く環状線の内側を縦横無尽に走る地下鉄のどれかと接続しているため、 環状線を跨いだ都区内の移動がとても楽になった。


大勢の人と一緒に地上に上がると、まずは秩父宮ラグビー場へ入る客たちと別れる。
さらに北上して、2つある神宮球場へは誰も行かず、その先の国立競技場はすでに観客の歓声が響いている(Jリーグの東京V―清水戦)。
その向かい側の都立明治公園では、子ども連れが楽しそうに集まっている。
かように、都心部でありながらのびのびした空間であるここ神宮外苑。
その西端の谷状になったところが仙寿院交差点(写真)。
交差点の向こうにはビクタースタジオのビルがある(写真左手前)。
ここが二番目のゴーストスポット(『黒い影の男 』所収)。

このような人が集まる場所がゴーストスポットなのかと訝(いぶか)人がいそうだが、霊は人が集まる所が好きなのだ。
そして昼の方が人が集まるから、こうした休日の昼の方が霊が集まりそう。

ここが曳舟と違うのは、再開発は今後の案件であって、昔から人が集まる空間であること。
こちらは”可能性”を感じたので、カメラを取り出し、ファインダは覗かずに適当なタイミングでシャッターを押しながら歩く。
ただし”ばけたん”は無反応。


さらに交差点を過ぎてビクターのビルをすぎると、上が墓地になっているトンネルとなる(上の写真中央奥)。
ここが三番目のゴーストスポット「千駄ヶ谷トンネル」(同上)。
このトンネルには歩道もあるので、カメラのシャッターを押しながらトンネル内を進む。
トンネルの中央部で、ばけたんの探知ボタンを押すも反応なし。
※:ばけたんは基本は自動探知であるが、あえて”ここ”で探知(評価)してほしい場合用のボタンがある。
トンネルを出た先の横断歩道で反対車線側に渡り、今一度そちら側のトンネル内を上と同じ行動をして歩く→あるものが映っていた(下の記事)

そもそもトンネル上の墓地が気になるので、交差点脇から上にある仙寿院という寺に行く(上写真右の三角の屋根)。
この寺は、日蓮宗の由緒ある寺で、すでにあった墓地の下に後からトンネルが掘られたようだ。
しかも墓地は綺麗に整備されていて、いずれの墓も立派で手入れも行き届いている(無縁仏などはいない)。
また神木的な木が複数立っていて、神聖な空気こそあれ、禍々(まがまが)しさは感じられない。
立派な万霊塔があり、背景がビクターのスタジオだったので写真を撮ったが何も映っていなかった。

これでスポット巡りはおしまい。
ここまで、別段何もなかった。
あとは最寄りのJR千駄ヶ谷駅まで歩く。
途中、禅宗寺院の瑞円寺に立ち寄り、1箇所に集められた無縁仏の中に端正な美仏を見つけた。
その先の鳩森八幡神社に立ち寄り、参拝して、さらに境内にある大きな富士塚に登って(「六根清浄」と唱えながら)、自分を浄化した。


帰宅後、撮った写真を見直したら、三番目のゴーストスポット・千駄ヶ谷トンネルで撮った写真(仙寿院交差点側の出口付近)に、緑色のオーブが映っていた(写真:左上部の緑色の楕円。本当は二重になっている。またその下にほぼ透明の大きな円形のオーブがある)。

同じ写真でその部分を拡大したものを下に示す(緑の楕円が2つ重なっているのがわかる。その真下にほぼ透明ながら綺麗な円が見えるだろうか)。
緑のオーブは同じ場所の次の写真にも映っていた(いずれもストロボ不使用)。
天井照明の類でないことは写真でわかる。
もちろん本日撮った他の場所の写真(同じトンネル内も)には映っていない(=レンズ上の汚れではない)。

オーブ写真の経験は過去にもある。
前回のオーブ写真は富士塚の上だった。→「高田富士のオーブ写真

オーブは直接的にはデジカメ固有の光学現象(≠心霊現象)だと思う。
でも頻繁には起きず、なぜそれが起きるのかは不明
※:雨中の屋外でストロボを焚くと、画面のあちこちにオーブ様の図形が映ることがある。ただしこのような人工的な操作は「オーブ写真」とは言わない。

私の過去のオーブ写真はいずれも寺社内あるいは天然のパワースポットだ(ゴーストスポットは今回が初めて)。



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