今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

惜夏之旅

2007年08月29日 | 
勤務先は9月下旬から後期授業開始で、それまでは一応「夏期休業」なので、夏休みでいえばまだまだ中間といったところなのだが、
心が少年の私には、やはり8月末になると夏休みが終りの気分。
往く夏を惜しんで少々センチ(感傷的)になる。
それなのに8月に入って旅行に行かず、”これぞ夏休み”という体験をしなかった。
そこで、急きょ裏磐梯に2泊しに行った。

往く夏を惜しむロケーションには、ひと足先に秋の気配がやってくる”高原”が最適。
裏磐梯は、高原というには、標高がちと低い(800m)が、磐梯山という風景の主役の下、森林の中に大きな湖が点在し、バカみたいな観光開発がされていない。
そしてなによりリーズナブルに利用できる休暇村があり、そこには源泉かけ流しの温泉がある(写真)。

最近の休暇村は、泊る候補として急上昇。
なぜならツインの洋室を用意するようになっており、また温泉設備も増えているから。
私にとっては和室よりも断然洋室。
でもビジネスホテルのようなシングルは狭すぎて居住性が悪く連泊する気がしない。
室内をゆったり使えるツインの洋室がベスト(ソファがあるのがいい)。
休暇村は家族連れか、2人でも年配夫婦が多いから、和室が先に埋る。
温泉も、無理に大深度を掘削した「アルカリ単純+塩素」泉だとありがたみがないが、ここは硫酸塩の源泉かけ流し。
ただし加水・加温しているが、消毒用の塩素が入ってないだけ温泉としてマトモ(あがり湯をかけなくてよい)。
それに食事が朝夕バイキングというのも、ついつい心躍らされる。

着いた日はあいにくの雨天なので部屋にこもって論文の原稿チェック(これが最低限進めるべき仕事)。
翌日は、曇りだが雨の気配はないので、桧原湖畔の遊歩道を通って、周遊の遊覧船に乗り、
五色沼を巡って、磐梯山火山記念館と3Dワールドを観て、コンビニで買物してそのまま宿まで徒歩で帰った。
計10km以上は歩いたが、飯がバイキングなのでこれくらい歩いておいた方がいい。
残るは磐梯山登山だが、これは次の機会に。