都議選の投票日は仕事で名古屋なので、早々に不在者投票を済ませてきた(日曜も受け付けてくれる)。
都知事選では、連続して2回も投票先の知事に裏切られているが、かといって「他の候補者に投票すれば良かった」と後悔の念に駆られるメンツではなかったことからも、悲しいくらい低レベルの選挙が続いたことを物語っている。
積極的に推したい候補がいなくても、立候補者の中での選択しかできないのだから、相対的に”よりマシ”という基準でしか判断できない。
そのような低レベルの状況でも、民主主義を担う主権者の権利というより義務として、私は棄権はせず、このように投票権を行使する。
都議選なのだから、国政とは異なった基準で選択するのが道理なのに、マスコミはあえて国政と結びつけて投票先を誘導したがっているのも、もはや通例となっているが、
前回の都知事選での露骨な同業者推しも奏効しなかったように、その”偏向”に目くじらを立てるほどの力はない。
本当は身近な自治体の選挙こそ、政党よりは人物で選びたいのだが、首長はともかく議会は政党色に染まっているため、無党派としてはここでも”よりマシ”基準によるしかない。
もっとも、私の選挙区では、焦点となっている豊洲問題では、移転推進派と移転反対派と、双方への迎合派の3名だったので判断しやすかった。