先月下旬から始まった、学年末・年度末の仕事の大ヤマ。
すなわち後期試験の実施と膨大な数の採点(別名『地獄の採点』)、それに続いて一般入試の監督、役付き者にのみ課せられた複数の書類作成、次年度授業の自分と他の教員のシラバスチェック、そして昨日日曜の大学院入試と、次々とこなしてきた。
この間、一つも休めないので、感染症にかからないよう、通勤は密室の自家用車、出校したら手のアルコール消毒を欠かさなかった。
この期間中、降圧剤を毎日服用しても血圧が上がりっぱなしだった。
これはセリエのストレス学説でいう「警告反応期」・「抵抗期」に相当するか。
なら心身の緊張感によって感染症にはかかりにくい状態であったかも。
昨晩久々に帰京して、今日は一服している。
今朝、実家で血圧を測ったら平常値に戻っていた。
ホント、精神的ストレスって意識を通り抜けて自律神経に直に響く。
実はまだ大ヤマを完全には越えていない。
今週の水曜(あさって)に5つの会議(そのうち3つは自分が議長)があり、金曜は大学院の修論最終審査をする。
なので帰京中に担当学生の修論(複数)を精読しなくてはならないので、この一服もつかぬま。
でも幸い、今朝の血圧によると、精神的ストレスからはほぼ脱したようなので、ストレスに耐えきれずに疾病になる「疲憊期」には至らずに済みそう。
かくも、毎年1月から2月のインフルエンザ流行期は、タイミング悪く自分の仕事上においても最もストレスフルな時期なので、健康リスクが最大になるのだ。