年に一度とても神妙になる日がある。
それは職場の健康診断の日。
日頃の不摂生がこの日の検査で明らかになってしまうから。
なにしろ客観的な数値として出るので弁解の余地がない。
なので、数値がボーダーラインを超えないよう、数日前からこの日をめざして急ごしらえの摂生に取り組む。
まずは食べる量を控え、特に揚げ物を避ける。
そして、腹筋運動などをやったりする。
体重を下げ、さらに腹囲を減らすためだ。
体重が下ることは、まずは脂肪が減ることを意味する。
腹囲に響く内臓脂肪はつきやすいが減りやすいともいう。
腹筋運動は脂肪を減らすためではなく、筋肉をつけることで筋収縮が増して腹が引き締まることを期待して。
さらに今回は内臓脂肪を減らす漢方の「防風通聖散」を服用。
そして、2日前から、アルコール摂取を全面的に控える。
肝臓の数値(γGTP)対策のため。
この時期、夕食に冷たい(第3の)ビールが欠かせないが、この2日だけは、ノンアルビールで代替(結構満足)。
寝酒も禁止で、冷水で我慢する。
さて当日。
体重は努力の成果が実った!
ただなぜが身長まで下ってしまって、これ以上下ると四捨五入して㎝が減る。
降圧剤のおかげで、血圧測定は難なくパス。
一通り終わって、あとは血液検査の結果待ち。
これでまた一年間、好きな物を食べ、酒を味わう日々を過せるのが嬉しい。