ようやく春らしくなった3月の第一日曜、梅の花を見ようと都内の梅見所をネットで物色したら、湯島天神(文京区)と亀戸天神(墨田区)がともに梅の木300本で、都区内では有数の地であることがわかった。
ならば両方訪れよう。
両社は位置的に離れているが、電車を乗り継げば難なくいける(両社を結べる都バスもあるが、本数が少ない)。
ではどちらを最初に行くかだが、
実はニトリで、ベッドカバーを買いたい。
でもニトリって鉄路からは遠いところが多い。
ニトリのサイトを見たら、錦糸町に大きな店舗がある。
亀戸天神は亀戸と錦糸町の間にある。
ということで、先ずは湯島天神に行き、次に亀戸天神に行き、最後は錦糸町のニトリで買い物、という願ってもないルート設定ができた。
まずは湯島天神。
女坂からもう梅の木があるものの、まだつぼみが開いた状態。
でもバックの古い木造家屋に映える。
境内に入ると、人でごったがえしている。
梅祭りの最中で、野点も開催され、 出店も多い。
行列に並んで本殿を参拝し、境内を一周する。
今の時期、梅見客以外に受験のお礼参りが合わさっているようだ。
所々ほぼ満開の木もあるが(上写真)、大部分はまだまだ。
せっかくなので、出店でイカの半身焼きを買って食べた。
男坂を下りて、御徒町駅から秋葉で総武線に乗換え、亀戸で降りる。
昼時なので、「亀戸餃子」の店に行ったら、すでに行列。
参拝の行列と違って、すぐには進行しないし、それに前回来た時食べたから、亀戸天神の出店でお好み焼きでもいいや。
亀戸駅前からの道は歩行者天国になっている。
亀戸天神に着いたら、そこはまだ冬枯れの世界だった。
池の亀がのんびりひなたぼっこをしているが、梅の木はほとんどが冬の状態。
これではシャッターを押す対象がない。
かような状態なので、客足も出店も湯島とは比べるべくもない。
湯島にはあったお好み焼きの出店がなく、ランチはお預け。
横十間川にかかる天神橋を渡り、徒歩で錦糸町に向かう。
途中の中華屋で「五目焼そば」(650円) を食べ、大きなビルの3階のニトリに行く。
ここでベッドカバーを買い、ついでに「掛け布団カバー」を買ったつもりで「敷布団カバー」を買ってしまった(これは2週間以内に他の店舗でも交換可能とのこと)。
というわけで、都内の梅はまだ早過ぎた。
梅見に行くなら、開花情報をチェックしていった方がいい。
ついでに、買ったものも確認しよう。