今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

自分のシステム1が調子悪い

2017年03月09日 | 失敗・災難

心のサブシステムの1つで、日常行動の中心的役割を担っている「システム1」の調子が悪い。

国会図書館に行くのに地下鉄を使うのだが、降りる駅を乗り越してしまった(こんなこと初めて)。
いつものように乗車中はiPadで読書するので、システム2(思考言語)の作動がメインになるのはいたしかたないが、いつもなら周辺意識であるシステム1が降りる駅のアナウンスを合図に作動してくれるのに、今日は作動しなかった。

そして、図書館から帰りの地下鉄では、乗換え駅で、家とは反対方向の車両に乗ってしまった。
いつもと違う駅で乗換えたため、慣れていなかったこともあるが、直感的な空間感覚と勘が見事に外れたのだ。

もともと勘(システム1の一部)の性能は人並み以下で、その証拠にUSBの差し込み口はたいてい上下を逆に挿し込もうとする(もっと正確な証拠では、トランプを裏返しにしてカードの色を次々と当てる作業をすると、毎回決まってハズレの方が、6:4で多くなる。一度たりとも当たりが多くなる、あるいは半々になったことがない!)。

そして家に帰ったら、部屋のエアコンがつけっ放しだった。
毎日同じ外出時のルーティン作業(システム1) がミスった。

いったいどうしたんだ。俺のシステム1。

システム1は、迅速だが不正確なのが特徴で、しかも私はADHD気味なので、もとより品質が悪いのだが、今日の不正確さは異常だ。
今日は、車を運転しない日でよかった※。 

※この4日後、ガソリンスタンドで、車のサイドブレーキをかけ忘れて、降車してしまい、知らぬ間に車が後退してスタンド内の鉄骨部にぶつかり、後ろのバンパーが破損した。このミスもシステム1の不調による。 

システム1は行動経済学やマインドフルネスからは悪者視されているものの、日常行動の主役であるので、これはこれできちんと鍛える価値がある(その方が生活が楽)。

学習理論にもとづくきちんとした心理学的プログラムが正統な方法だが、第六感を鋭くしたいので、少々怪しげだが”潜在意識”の覚醒をすれば効果があるだろうか。