新金谷~掛川

2012-02-03 00:13:10 |  大井川鐵道の旅
金谷までは再び京阪電車車両。
最初と最後にお世話になりました。
さすがにSLのあの客車に乗った後だと、古い電車も新しく感じます。
たった一駅で、すぐに金谷駅に到着し、大井川鐵道の旅は終わりを告げてしまいました。

しかし沢山シャッターを押したものです。
これだけ写真が撮れたのも、カメラを持ってるのが普通に感じられる場所だったからですね。
いいとこです。

JRの金谷駅に入ると、こっちの世界に帰って来たなあって感じ。
自動改札機があって、ホームは長く、反対側のホームとの間に4本も線路が延び、ごつい鉄柱が並んで架線を繋げてます。
枕木や線路はいかにもがっちりと設置されて見え、大量高速輸送を支えていました。



それでも東海道の主動脈は新幹線。
在来線の本数はさして多くなく、日が暮れて寒くなったホームで結構長く時間待ち。
ようやくやってきた電車で掛川まで移動しました。

これまであまり意識しませんでしたが、今の電車はホントに揺れが抑えられていますね。
小刻みになってる。
レールを歪み無く敷設し、台車のばねやダンパを改良し、快適な移動時間を提供するよう技術を向上させて来たのだと分かります。
ロングレール使用で継ぎ目が少なく、継ぎ方も改善されているので、鉄路を叩く音は短く小さく、もう「ガタンゴトン」とは聞こえません。
高速運転中はモーター音の方が騒々しい。
とても現実的です。
数刻前まで身を置いていたあの世界は、もはや夢と化してしまいました。

掛川駅で新幹線に乗り換えです。
ホームでこだまを待っていると、のぞみとひかりが次々と通過して行きます。
スローな移動に慣れた身には、目にも止まらぬ速さでした。
でもこのスピードのおかげで、その日の内に帰宅する事が出来るという事ですね。




これにて今回の旅のお話しは終了です。
写真を整理する時間を取って、またフォトチャンネル化したいと思います。
ではでは。