八ヶ峰登山口辺り

2012-05-04 00:19:06 | 山行
今年のGWは残念ながら連休は取れず、遠出できるかも…という夢は叶いませんでした。
まあこんな年もあります。
って初めてですけど。
GW前半のお休みで遊びに行っておいて良かった。

では、そのお話の続き。第3話。

道の駅でおにぎり買った後、二ヶ所でまた道草しちゃって 、結局山に登り始めたのは11時前。
今回登る八ヶ峰は標高800mで、道草せずに歩けば頂上往復するにも3時間程度。
低い山なので、その時刻からでも十分歩ける距離ではあります。

福井県側山麓には八ヶ峰家族旅行村という、野外施設があってキャンプなどで遊べます。
登山口はその施設横から入った、でこぼこした急坂の林道の奥。
9時を過ぎた頃から急に暑くなってきていて、小さな駐車場に車を止め、影のない林道を歩き出したとたん汗が吹き出てきました。
うわー、これは夏だ。
汗だくになるのかな。
爽やかな山行を想像していたのに…。
これまではありがたかった日差しを、今年初めて避けました。

駐車場から後も車の通れる未舗装の林道がしばらく続き、荒れた感じが非常につまらない。
しかも結構な距離がある。
お気に入りの山ですが、ここだけいただけない。
車止めがある訳でないので、本当に登山道が始まる所まで車で行ってもいいかも。

登山道に入ってしばらく、くねくねと曲がる道を登るのですが、ある所からほぼ直登になります。
その辺りからが美しい。
ブナやカエデの林が右手奥から徐々に迫ってきます。
道草せずにはいられない。





撮影してたら12時過ぎちゃって、腹時計がなりました。
仕方ない 、そこで昼食。
倒れ、乾き、腐りつつある倒木に腰を下ろし、ペキパキ音のする透明パックに二つ並んだおにぎりを取出しました。
中身は梅干しと鯖へしこ、とかいう鯖を塩辛く煮て乾燥させたような酸味のあるほぐし身です。
福井の名物でしょうか。
(帰って調べたら、鯖の糠漬けらしいです。若狭の郷土料理だとか。)
まま、美味しくいただきました。


続く。