午後はイサムノグチ庭園美術館を訪れました。
石の彫刻家で花崗岩の産地である牟礼町に住まい、ニューヨークとこの地を拠点に芸術活動を行って来たそうです。
この美術館、見学するには予約が必要で、しかもその予約の方法が往復ハガキでの申し込みという古めかしい情報伝達手段。
なんで電話やインターネットにしないんでしょうね。
訪れる意志の確実さを求められているように感じました。
美術館は「ことでん」志度線の八栗駅が最寄り駅です。
駅から地図を見ながら歩いて行くと、なるほど途中のお店は石屋さんばかりです。
台地状の屋島を左に、右にある山の上の方は石の切り出し場なのか岩肌がむき出しになり、重機が置かれてるのが遠く見えました。
美術館内(と言っても屋外ですが)は一切の撮影は禁止。
申し込んだ時間の見学者20名くらいを引き連れ、美術館の学芸員の方が案内してくれます。
イサムノグチが「丸」と呼んだ作業場と、彼の住居および庭を見学。
作業場は背丈くらいの高さに積まれた石壁で丸く囲われた場所。
そこに作りかけで未完成の作品が沢山並んでいました。
完成作品には彼のイニシャルであるi.nの文字が刻まれているそう。
ほとんど見つけられなかったので、作成途中のものばかりのようでした。
ひとつひとつ作品を完成させて次のに取り掛かるのではないのですね。
ひとつふたつなら同時進行もできそうですが、夥しい数が並んでいたので驚き。
作りたい作品を次々取り替えて作業していたのでしょうか。
住居は古い日本建築で、中には入れず、外から覗くだけ。
生活感をできるだけ出さずに暮らす事を望んでいたそうで、音楽を楽しむステレオ装置などは使用しない時、戸棚の中に見えないよう仕舞っていたらしい。
常にインスピレーションを得る場に居るためにはそんな工夫も必要なんでしょう。
庭には石で表現された川が流れていました。
石の舞台が設けられ、そこで春は桜の花を愛で、秋は月を眺めたそう。
良いですなあ。
まあるい築山があり、てっぺんから牟礼の町を眺めることができました。
見学は約1時間。
ひとりの芸術家の活動の源の一部に触れ、思いを馳せる時間となりました。
翌日訪れた丸亀市猪熊弦一郎現代美術館のカフェの窓から望めるカスケードプラザに石の彫刻がありました。
掲示はなく確認もしていないので真偽は定かでないですが、イサムノグチの作業場に似たような作品があったので、きっと彼の作品なんだと思っています。
こちらは撮影可でしたので、いただきました。
石の彫刻家で花崗岩の産地である牟礼町に住まい、ニューヨークとこの地を拠点に芸術活動を行って来たそうです。
この美術館、見学するには予約が必要で、しかもその予約の方法が往復ハガキでの申し込みという古めかしい情報伝達手段。
なんで電話やインターネットにしないんでしょうね。
訪れる意志の確実さを求められているように感じました。
美術館は「ことでん」志度線の八栗駅が最寄り駅です。
駅から地図を見ながら歩いて行くと、なるほど途中のお店は石屋さんばかりです。
台地状の屋島を左に、右にある山の上の方は石の切り出し場なのか岩肌がむき出しになり、重機が置かれてるのが遠く見えました。
美術館内(と言っても屋外ですが)は一切の撮影は禁止。

申し込んだ時間の見学者20名くらいを引き連れ、美術館の学芸員の方が案内してくれます。
イサムノグチが「丸」と呼んだ作業場と、彼の住居および庭を見学。
作業場は背丈くらいの高さに積まれた石壁で丸く囲われた場所。
そこに作りかけで未完成の作品が沢山並んでいました。
完成作品には彼のイニシャルであるi.nの文字が刻まれているそう。
ほとんど見つけられなかったので、作成途中のものばかりのようでした。
ひとつひとつ作品を完成させて次のに取り掛かるのではないのですね。
ひとつふたつなら同時進行もできそうですが、夥しい数が並んでいたので驚き。
作りたい作品を次々取り替えて作業していたのでしょうか。
住居は古い日本建築で、中には入れず、外から覗くだけ。
生活感をできるだけ出さずに暮らす事を望んでいたそうで、音楽を楽しむステレオ装置などは使用しない時、戸棚の中に見えないよう仕舞っていたらしい。
常にインスピレーションを得る場に居るためにはそんな工夫も必要なんでしょう。
庭には石で表現された川が流れていました。
石の舞台が設けられ、そこで春は桜の花を愛で、秋は月を眺めたそう。
良いですなあ。
まあるい築山があり、てっぺんから牟礼の町を眺めることができました。
見学は約1時間。
ひとりの芸術家の活動の源の一部に触れ、思いを馳せる時間となりました。
翌日訪れた丸亀市猪熊弦一郎現代美術館のカフェの窓から望めるカスケードプラザに石の彫刻がありました。
掲示はなく確認もしていないので真偽は定かでないですが、イサムノグチの作業場に似たような作品があったので、きっと彼の作品なんだと思っています。
こちらは撮影可でしたので、いただきました。
