お酢と餃子

2017-03-17 00:25:52 | Weblog
お正月に帰省した時、実家のTVで「孤独のグルメ」の放送を見た。
年末年始にまとめて再放送してたやつだ。
そこで見た餃子の食べ方に今ハマっている。
腰を痛めて入院した主人公が主治医の先生に、餃子のタレにお酢を代用しても結構イケるのだ、という話しを聞かされる。
お酢にはコショウを振り入れるとさらに旨いらしい。
味気ない病院食に辟易していた主人公がその味を想像して悶えるのが面白いのだが、私も試したくなった。
どんな味なんだろう。

帰省から戻ったある日、スーパーで惣菜に餃子を見つけて買って帰った。
自分で料理はしないから、酢もコショウも部屋にはない。
こちらも小瓶を合わせて買った。

さて、餃子をチンして温め、小皿に溜めたお酢に少し付けて食べてみた。
ははあ、なんかスパイシー。
餃子のアンって結構こってりしているが、これをお酢の酸味が和らげさっぱり食べれる。
コショウがいいアクセントだ。
餃子のタレだとタレの味がプラスされさらに味が濃くなるが、お酢だと餃子そのものの味が押し出される感じか。

お酢はちょっと付けて食べるのでなく、どっぷりと漬けて食べるくらいがいい。
買ったのがはちみつ入りのまろやかな奴だったからかな。
先の主人公は退院後にさっそく試すのだが、一切れ食べた後コショウをたっぷり振り入れ直して食べていた。
この気持ちも良く分かる。
入れ過ぎでないかってくらい入れないと、お酢の強さに負けてしまうのだ。
とてもさっぱり食べれるので、食べ飽きることなくいくつでもいけそう。
この食べ方を知ってから、餃子に付いてくるタレの小袋は開けられること無くゴミ箱に直行することとなった。
申し訳ない。