天王山に登ってみた。
大阪と京都の府境の山崎にあるあの天王山である。
標高は270.4m。
山頂まで約1時間の山。
簡単に登れても山は山。
いたるところに登山は自己責任の注意書き。
山の危険を知って行動しよう。
山の南側の登山道は階段状に整備されていて、遊歩道っぽい。
秋なのに柔らかいキノコは見かけず。
サルノコシカケばかり。
林業用のものだったのか、作業用モノレールの線路が設置されていた。
線路を草が覆う場所もあり、今は使われていなさそう。
至る所に竹林あり。
荒れたところと整備されたところがあり、その差が激しい。
竹林を綺麗に維持するのはとても難しそうだ。
天王山を有名にした歴史上の出来事が陶板に描かれ説明されていた。
秀吉の天下への道である。
光秀って落武者狩りに遭って死んだのか。
戦で討ち死にしたのだと思っていた。
山頂手前にある自玉手祭来酒解神社。
「たまてよりまつりきたるさかとけじんじゃ」と読む。
ここには神輿庫という重要文化財がある。
柵で囲まれ近くで見れないのが残念。
山頂は山崎城の城跡でもある。
平地がいくつもあったから、そこに櫓や天守があったのだろう。
土塁などの遺構もあるそうだが、探して歩いたわけではないので、井戸の跡しか見なかった。
頭上の紅葉より、落ち葉の紅葉がきれいだった。
登山道は山頂から北へも続いていて、北東方向に下ることが可能。
南斜面を往復することも考えたが、違う道を歩いた方が面白かろうと、北東へ下ることにした。
こちらの道は階段は少なく普通に登山道。
北東方の登山口の最寄り駅は阪急電車の西山天王山駅。
地図の通り歩いて駅へ。
新しくできたらしい駅だった。