浜寺公園

2024-01-26 06:27:04 | その他旅行き
浜寺駅前停留所を南側に出て左を見ると、古そうな建物が目に入った。
なんだあれは。
古い建造物は見逃す訳にはいかず近づいてみる。
すぐ隣に新しい浜寺公園駅があり、もしやと思ったその建物は、予想通り使われなくなった昔の浜寺公園駅舎だった。
登録有形文化財らしい。
駅としては引退したが、カフェとギャラリーが入って営業していた。
保存されて良かったね。



道を戻り停留所の前の道路を渡ると浜寺公園の中央入口である。
地図で見ると南北に長く、広大だ。
松林で有名らしい。
地図を見ていて見つけたのが交通遊園。
調べてみると、子供汽車やゴーカート、バッテリーカーなどがあるらしい。
蒸気機関車のD51と阪堺電車の古い車両が保存されているとのこと。
そこを目指すことにした。



途中にあった交通遊園の説明板を見ると、900m先で約15分かかるとある。
遠いな。
園内は広い道の左右に松林が延々と続いている。
近くの保育園の子供たちなんだろう、先生に連れられて遊具の周りで遊んでいたり、ジョギングする人や自転車に乗る人、犬の散歩をする人などが結構いて、公園の日常が見られた。



テニスコートもあった。
複数のコートが独立してある贅沢な配置。
ひとつひとつのコートを高い金網が囲い、ボールが飛び出ないようになっている。
隣のコートにボールが転がっていく心配がなくていいなあ。
ひとつのコートに10人くらいの年配の方が、会話を楽しみつつプレーしていた。



あと目にしたのが消火栓。
これも古いもので、今はもう水は引かれておらず、鉄製の枠が残っているだけ。
ホースを繋げる穴から中を覗くと、葉っぱや小枝が詰まっていた。
説明板があり、昔この辺りには別荘が建っていて、火災から護る為に設置されたそう。
アメリカのROCK社製だそうだ。
ROCK社がどんな企業かは知識なし。
次回は交通遊園のお話。