なに?この爽快感は

2012-05-01 01:28:30 | その他旅行き
29日の日曜日は仕事をお休みにして、山へ行って来ました。
ほぼ日帰りなので近場ですけど。
京都府と福井県の境にある八ヶ峰(はちがみね)へ。
なんどか行った事があるのですが、山腹に森林浴の森日本百選に選ばれたブナの林があり、新緑の頃合いかなと期待して行き先に選択。
途中走る周山街道も良い道でドライブも楽しみ。
行き先選定を誤って、新緑を味わえない事態はとにかく避けたく、行った事のない山の目新しさより確実性を取りました。

土曜の深夜に出発。
京都府境の山を越えて亀岡に入り、国道9号線をまたいで北へ。
その日は南丹市、八木の町から山に入ったところで車中泊することに。
国道477号線を進むと池が現れ、その横に駐車場というか広場というか、手頃な駐車スペースがあったので、車を止めました。
さすがに山中なので晴天の夜、星空がきれいでした。
町が近いので、ぼんやり明るいのが残念でしたが…。
でもでも、久しぶりに星空見たなあ。

意外と寒く、寝不足のはずなのに眠れませんでした。
翌朝、明るくなって分かったのですが、池の左岸が墓地になってました。
眠れなかったのはそのせいでもあるのでしょうか。
八木町の大まかな案内マップが立てられていて、池を眺める駐車場みたいでしたが、お墓も眺めれてしまいます。
5時半に出発。

そこから周山町にかけての477号線沿いの山村の美しい事…。
沿道にはたびたび満開の八重桜が見られ、家々の庭には(みんな広いお庭に純和風の豪邸です)色とりどりの花の咲く木々が植えられ、目を楽しませてくれます。
遠目につぶつぶとした木蓮の紫、
桃のくりっとした赤や白、
ハナズオウの濃厚な赤紫。
道路沿いの花壇には、チューリップや芝桜が植えられ、自然に咲くヤマブキの山吹色やミツバツツジの薄紫が競演する。
もう、今の私にとっては桃源郷です。

この爽快感はなに?
プシュルルルと身体の中から何かが抜けていくのが分かりました。
気分がとても軽くなり、天にも昇る心持でハンドルを握り、力の抜けた背中をシートに預ける自分を意識。
こんな道を走ると、自分はなんて味気ない所に住んでいるのだろうと思う。
言い過ぎですけど、そう思っちゃう。
来て良かった。
やはり旅には出ないといけないですね。

中地ロードパークでトイレを借りて、日の出直後の写真をいただきました。

桂川上流


朝日に向かって「のび」


輝く我が家





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