2024年最終話

2024-12-30 06:31:08 | その他旅行き
昨年末、その年一年のお出かけ先を振り返ったのを思い出した。
一年の間であっても日帰り旅だと忘れていた行き先があったりして、記憶がよみがえり面白かった。
今年も記事を振り返ってみた。

1月:帰省
  和歌山電鐵貴志川線
  阪堺線沿線(大和川より南側)~浜寺公園と交通遊園
2月:兵庫県立美術館
  中山連山から中山寺
3月:安土の町と安土城跡
4月:明日香路と酒船石
  背割堤でお花見~石清水八幡宮~参道ケーブル
5月:(中止)広島旅行
  虚空蔵山
  KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭
  叡電一乗寺駅界隈
6月:鉄分山盛り、三重の路
7月:(中止)北八ヶ岳の池を巡る
8月:赤目四十八滝
  飯田線~駒ヶ岳ロープウェイ~千畳敷カール~松本~
9月:松本城
  梅田駅の西側
10月:服部緑地
  湯野上温泉~大内宿~
11月:喜多方~裏磐梯~いい電~安達太良山~岳温泉
12月:万博記念公園
  大阪中之島美術館
  妙心寺と嵐電
  キタの北ナガヤ

<旧浜寺公園駅>


強く記憶に残っているのはやはり体調不良に絡むもの。
5月のゴールデンウィークは広島の旅を予定していたのに体調不良で予約を全てキャンセルした。
こんなことは初めてだったな。
なかなか変化に富んだ旅程を組めたのに、実現できなくて残念だった。

<春の畔>


もうひとつは8月の信州の旅。
旅先で体調を崩してしまって、後半不安な道行きとなった。
夏の暑さに耐えられない身体になったことを痛感。
以降、より健康に気を使うようになった。

<赤目の渓流>


北八ヶ岳に登ろうと山小屋を予約したのにキャンセルしたのは忘れていた。
この中止理由は家庭の事情。
それでも今年は3回も登山している。
昨年より1つ増やせたな。

<嵐電>


来年もたくさん旅しようぞ。


ホットウイスキーの季節

2024-12-28 08:17:36 | お酒
毎日寒いなあ。
早くもこの冬は夕食に鍋を二回もしてもらった。
鍋は温まるからいいなあ。
週末飲むお酒の飲み方も変わってきた。
寒いと濃い系のお酒に傾いていく。
炭酸水を冷蔵庫で冷やす必要は無くなった。
ビールは一缶開けるにしても、あとは燗酒にお湯割りだ。
お湯で割るのはウイスキー。
1ジガー1.5オンス位を小さな耐熱グラスに入れて、同量から倍量くらいその時の気分でお湯を注ぐ。
温かいからブワッと香りが立って、口に含めば実際のアルコール度数より濃く感じられ、お得な感じ。
夏は買わなかった焼酎も、お湯で割るのにいいから、これから手が伸びそうだ。
梅干しを買ってもらわねば。




師走の花壇

2024-12-26 06:22:38 | Weblog



復活はしたものの

2024-12-24 06:20:46 | テニス
9月の終わりに背中と左腕を痛め、ほぼ2ヶ月間テニスをすることなく過ごした。
完治にこんなに時間のかかる負傷をしたのは初めてだ。
最初は寝違えから始まった。
いつものように数日で治るだろうと思ったのだが、まだ首が回らない状態でサーブを打ったら左腕に電気が走った。
これで決定的に痛めてしまい、寝返りができない日々が続いた。
なかなか治らないので、初めて鍼灸院に行って治療してもらった。

ようやく首が回るようになり、寝返りもうてるようになって、恐る恐るテニスしてみた。
再び左腕に電気が走ることはなく今に至っている。
完治したのは良かったが、2ヶ月のブランクは身体が覚えつつあったショットのコツやポイントをすっかり無に帰してしまったようだ。
もちろんスイングの仕方を忘れるなんてことはさすがにないのだが、素振りできても意味がないわけで・・。

例えばボールとの距離の取り方がある。
足をこう運べばラケットのこの辺りに当たるだろうという距離で振るのだが、どうも今までより遠目に位置してしまうようで、気持ちのいい当たりにならない。
そもそもボール出しの時にラケット面の真ん中に当たらず、何度打っても短くなってしまう。
そうそう、思い出した。
やたらと空振りをするようになったんだった。
そんなの距離感の把握ができていない最たる結果と言えよう。

あと相手のボールがこちらに向かってくる勢いが分からない。
ハッと思った瞬間もう手元に来ていて、スイングのタイミングを合わせられない。
予測する打点でのボールの高さも思うより高い所にくる。
ラリーやリターンの時、相手のボールがやってくる前に、思うより高めで伸びがあるぞと自分に言い聞かせておいても対応できない。
対応力低下が甚だしい。

そんなだからゲーム勘なんてものは一番綺麗さっぱり無くなっていて、ちぐはぐな対応をしてうなだれるしかない。
若ければすぐに復活するのだろうけど、怪我がなかなか治らないのと同じく、勘もなかなか戻らないだろうな。
足繁くコートに通うしかないようだ。


秋の露地庭市

2024-12-22 18:03:14 | Weblog
11月3日(日)のお話し。
大阪は梅田の北にある中津という町に「キタの北ナガヤ」という商業施設?がある事を知った。
商業施設というと少し意味が違うかもしれない。
名前の通り建物が長屋状に区切られ、そのひとつひとつにいろんな店舗が入っている所だ。
宿泊施設もあるらしい。
その存在を知ったのは大阪中之島美術館に展覧会を見に行ったとき、昼食に入ったお店で手に入れたチラシ。
どんなところなのか見に行ってきた。







毎年この時期にイベントをしているようで、行った日は特別な日。
長屋に入っている店舗以外のお店も露地庭に臨時店舗を出店しており、お祭り状態だった。
やってくるお客さんもいっぱいで、大盛況。
露地庭は狭いので長屋の建物の周りを時計回りに進む一方通行のルールが設定されていた。
まずは一周して一通り出店店舗を見て回る。
クッキーやパウンドケーキなんかの甘い物を売る店が多かったかな。
自分は食事をしたかったのでそんなお店がないかチェック。
常設店舗のカフェはいっぱいだったのであきらめ、タイ風のどんぶりを提供するお店があったのでそこで注文。
それからお隣のお店でクラフトビールを購入し、敷地の外れの段差に腰を下ろして食した。
マイトレーがあると便利と事前に情報を入手していたので、家で愛用しているお盆を持ってきていた。
どんぶりの器とクラフトビールの瓶とコップという二つの手に余る持ち物ができたので持ってきて正解。
腰を下ろして食べる時も安定した置き場所を探さずとも食べることができた。







タイ風どんぶりはところどころかけられたソースがなるほどそれっぽい。
ご飯も長粒米で本格的だ。
クラフトビールは杉と檜のエキスが入っているという変わり種。
売ってくれたお店のお姉さんが、先に買って持っていたタイ風どんぶりを見て、合うと思いますよと言っていたがその通り、さっぱりした飲み口が好相性。
美味しくいただいた。
食後、ほろ酔い気分で雑貨や器のお店を再び覗き歩いた。
こうした特別なイベントのある時でない通常日はどんな感じなんだろう。
また様子を伺いに来よう。








SARUT COFFEE

2024-12-20 06:29:01 | その他旅行き
本当はもう少し早く、午後3時半位には到着したかったのだが、ずっと歩いてきたので遅くなり、お目当てのコーヒー屋さんに着いたら4時半を過ぎてしまっていた。
コーヒーを飲んだらもう帰らなくては。
週末に家で飲むコーヒー豆が無くなったので、今回のお出かけの途中に豆を売ってるコーヒー屋さんに寄り、お茶するついでに豆も買おうと、出かける前に京都のコーヒーロースターを調べていた。
しかし嵐電沿線にはそんなお店は少なくて、調べた検索画面には北野白梅町駅の近くに一軒と車折神社駅が最寄りの一軒のみ。
北野白梅町のお店が扱う豆を調べると、深煎り専門らしい。
浅煎りの豆が欲しかったのでそこは諦め、特に煎り方の情報の無かったこちらのお店にしたのだ。



大きな道から住宅街に入っていくと、郵便局と学校があり、その前にお店はあった。
分厚いビニールの膜を入口の壁兼扉にしていて、磁石でくっついた扉を開けて中に入る。
お兄さんが一人でやってるお店だった。
隠れ家っぽい作りで奥に焙煎機があり、しゃらしゃらと焙煎中だった。
メニューを見ると、ここも深煎り系の豆ばかり。
ふーん、京都のお土地柄なのだろうか。
仕方なく一番深煎りでないブラジルを頼んだ。









出てきたコーヒーを飲んでみると、これがなかなかに美味しい。
クッキリとエッジのたったコクに、添えられた苦味。
後味に嫌味はまったくなく余韻を楽しめる。
酸味のある、あるいはフルーティなコーヒーを日常よく飲むが、苦いコーヒーが苦手という訳ではない。
たまには深めに焙煎したのを飲むのも、新しい味わいに出会う機会が増えていいかもしれない。
家に買って帰る豆もこのブラジルにした。




嵐電北野線

2024-12-18 06:29:44 | その他旅行き
前々回の話の続き。
昼食後、午後は嵐電の北野線沿線を歩いた。
妙心寺駅から西へできるだけ線路ぎわの道を選んで歩き、やってきた電車を撮る。
目的地は車折神社駅。
「くるまざきじんじゃ」と読む。
その近くにコーヒロースターのお店があり、コーヒーを飲ませてもらおうと思っている。





10分置きに北野白梅町行きの電車と帷子ノ辻(かたびらのつじ)行きの電車が交互にやってくる。
帷子ノ辻駅の方に近づいていくので、前からやってくる電車と後ろからやってくる電車のタイミングが少しづつズレていく。
最初は前から電車が来た後、5分後位に後ろから電車がやってくる。
それが後ろからの電車が7分後位にズレていき、次はほぼ同じ位の時刻になり、次は2分後位にやって来るように移っていく。
これを嵐電行違い相対性理論という。(嘘)







そんななので撮影機会はたんまりとあった。
嵐電は路面電車だが、北野線はすべて専用軌道なので路面電車っぽくない。
停留所も鉄道駅みたいだ。
このところ電車撮影は車内から撮ることが多かったので、電車に乗ることなく、ひたすら沿線を歩き外から走る電車を撮影した。







車折神社駅は嵐山本線の駅だ。
どこか途中の駅から電車に乗って、帷子ノ辻(かたびらのつじ)駅で乗り換えようと思っていた。
ところが歩いて撮ることに興が乗り、帷子ノ辻駅まで歩き通してしまった。
ここまできたらもうあと二駅。
そのままコーヒー屋さんまで歩いたのだった。







嵐電北野線沿線には名刹が多い。
起点の北野白梅町駅に近い北野天満宮はお詣りしたことがある。
それ以外にも今回参詣した妙心寺駅他、近くにある神社仏閣の名前が駅名になっている。
また折を見て遊びに来よう。






動線

2024-12-16 06:21:29 | Weblog



昭和グッズに囲まれて

2024-12-14 06:55:08 | その他旅行き
妙心寺の北総門から境内を出た。
そろそろお昼なので昼食を食べるお店がないかと探す。
嵐電の妙心寺駅の方へ歩いていたら面白いカフェを見つけた。
入口にレトロななんやかやが飾られていて目を引いたのだ。







普通じゃなさそうなお店なので少しドキドキしながら扉を開けると、またまた目の前がレトロななんやかやで埋め尽くされていた。
店内もレトロな品々で溢れていたのだ。
これはすごいな。
5区画ぐらいに仕切られてボックス席があり、それぞれの仕切の内側の壁にも所狭しと飾られている。
あと雑誌や漫画や単行本も並ぶ。









最初の客だったので好きに席を選び注文をして、トイレを借りたいと申し出ると二階にあるという。
二階への狭い階段を上ると、同じように仕切られた席があり、同じようになんやかやで埋まっていた。
そして入ったトイレの中も・・。
(当然二階への階段も)
写真撮影は自由とのこと。
撮ったのは自分が座った席の周りだけだが、こんなになんやかやある。









頼んだシーフードカレーセットがやってきた。
この辺りの学生向けなのか結構ボリュームがある。
ルーも昔懐かしトロミのあるモノで、結構辛口。
辛いのが苦手な人がなんとか食べられる辛さ。
飾り気のない素朴な味わい。
イカがゴロゴロ入っていた。
食後にセットの小さなデザートと飲み物(リンゴジュース)がやってきた。
リンゴジュースの自然な甘さがカレーで刺激された舌を宥めてくれた。





後から来たお客さんがセットの飲み物にコーヒーを頼んだようだ。
豆を挽く音が聞こえた。
へえ、一杯づつ挽いて淹れてくれるのか。
午後のおやつの時間にコーヒーを飲むつもりだったのでリンゴジュースにしたが、それならコーヒーを重ねても良かったな。
今度はコーヒーを飲みにまた来よう。




妙心寺

2024-12-12 06:31:26 | その他旅行き
年休が取れたので京都にお出かけ。
京都の北西にある妙心寺というお寺を見学させてもらった。
臨済宗のお寺で、塔頭と呼ばれる同派のお寺が寺域に何十もある巨大寺である。
そんなお寺をお参りしたことはなく、興味津々やってきた。
仏殿を中心に、周りに塔頭が隙間なく建つ境内を隈なく歩いた。







JRの花園駅が南側の最寄り駅で徒歩数分、南総門に到着。
まずは外から写真を撮っていたら、中から自転車に乗って出てくる一般の人、入って行く人がいて驚いた。
普通、門は下馬する場所で、乗り物を降りなければいけないのではないか。
それだけ敷地が広いということなんだな。
門から中に入ると大きな建物の間に石畳が真っ直ぐ伸びていた。







自転車どころか自動車も(しっかり徐行してだが)走っている。
来る前にホームページで少し調べたが、境内は出入り自由で好きに散策して良いと書いてあった。
近所の人は寺の反対側に用事があることもあるだろうから、自転車でなら境内を通り抜けられるよう便宜を図っているのだろう。







立派な三門と仏殿と法堂が並んでおり、まずは本尊のお釈迦様にご挨拶。
お堂はまあ巨大である。
法堂には有名な雲龍図があるそう。
拝観料を払えば見れるのだが、大庫裏については工事中で入れないとのことで、今回は外から建物群を見るだけとした。







ちょうど庭木の手入れをする時期に当たってしまったようで、植木屋さんがいっぱい来ていて、仏殿横の大きな松の木や、塔頭の前栽などを剪定していた。
作業車が通路に止まっていて雑然とした感じ。
後で歩いた塔頭の敷地横には自家用車が置いてあることが多かった。
塔頭の住職が使うのだろう。
境内の中というより町中の路地みたいだ。
とにかく自動車が目に入り、違和感のある景色だった。







塔頭は通年公開しているところと期間限定で公開しているところがある。
しかしほとんどは非公開。
塔頭は分院だから小さなお寺なんだろうと思っていたらとんでもない。
地方都市にある、観光寺ではないが立派なお堂を持つ寺院を思い起こす大きなお堂の屋根が、敷地を取り囲む壁の向こうにいくつもそびえているのだ。
門から中を少し覗き見させてもらいつつ見て回った。







今は紅葉が一番いい時期で、紅葉の名所はすごい人なのだろう。
でもここはとても空いていて人混みとは無縁だった。
通年公開している塔頭は庭園が美しいようだ。
中に入った訳ではないが、入口からでも色づいたモミジが覗く。
そんなところは他の場所より観光客を見かけたが、それでも少ない方だろう。
庭園の規模は分からないが紅葉狩りの穴場であることは間違い無さそうだ。