重心移動

2021-06-30 06:19:59 | テニス
頻発するストロークのネットミスを無くす方策を、これまでずっと考えては対応してきたが、一向にミスが減らない。
自分勝手に理由を付けて対処してきたから上達しないのだといいかげん悟り、根本からスイングを見直そうとコーチの言葉を真摯に受け止め練習している。
昔から言われてきた事で、そんなしんどい事はやっていられないと疎かにしてきたのが、足腰を使ったスイング。
基本とされる体重移動という奴だ。
誤解していたのが膝を曲げ、後ろから前へ大きく踏み出して打つというイメージ。
毎スイングそんなことしてたらそりゃあしんどい。
今理解しているのは軸足上に体重を乗せた状態で重心移動すればいいと言うこと。
目に見えるような体重移動は不要で、自分の身体の中でしか分からない僅かな重心移動で良いと思っている。(これが間違っていませんように。)
そしてその重心移動は後ろから前なんだけど、下から上でもある。
この下から上へ力を向かわせるのが難しい。
どうしても上体で押そうとしてしまい、下半身が後ろに残り、上体が前のめりになってしまう。
結果、ボールが持ち上がらずネットする事になる。
加えて重心移動をボールを打つ時に合わせるのがこれまた難しい。
ショートラリーだとまずまず合うのだが(ショートラリーのネットミスが少なくなった)、ロングラリーやボレストとなると、まったくタイミングが合わない。
腕の力でなく、身体の回転のスピードと重心移動でボールを飛ばそうとしているので、タイミングが合わないと全く飛んでくれない。
ロングラリーの練習で打つ度に、「違う、違う」と言いながらスイングしている。
しかし不思議なのは、重心移動がスイングスピードに貢献するのは微々たるもののはずなのに、腕を振るだけで飛ばすボールより威力が乗るように思うのだ。

他のコートの練習やゲームをしているのを見ていると、大して力を入れているように見えないのにいいショットを打ってる人がいる。
重心移動のタイミングがスイングとピッタリ合ってるんだろうなと眺めている。



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