復活はしたものの

2024-12-24 06:20:46 | テニス
9月の終わりに背中と左腕を痛め、ほぼ2ヶ月間テニスをすることなく過ごした。
完治にこんなに時間のかかる負傷をしたのは初めてだ。
最初は寝違えから始まった。
いつものように数日で治るだろうと思ったのだが、まだ首が回らない状態でサーブを打ったら左腕に電気が走った。
これで決定的に痛めてしまい、寝返りができない日々が続いた。
なかなか治らないので、初めて鍼灸院に行って治療してもらった。

ようやく首が回るようになり、寝返りもうてるようになって、恐る恐るテニスしてみた。
再び左腕に電気が走ることはなく今に至っている。
完治したのは良かったが、2ヶ月のブランクは身体が覚えつつあったショットのコツやポイントをすっかり無に帰してしまったようだ。
もちろんスイングの仕方を忘れるなんてことはさすがにないのだが、素振りできても意味がないわけで・・。

例えばボールとの距離の取り方がある。
足をこう運べばラケットのこの辺りに当たるだろうという距離で振るのだが、どうも今までより遠目に位置してしまうようで、気持ちのいい当たりにならない。
そもそもボール出しの時にラケット面の真ん中に当たらず、何度打っても短くなってしまう。
そうそう、思い出した。
やたらと空振りをするようになったんだった。
そんなの距離感の把握ができていない最たる結果と言えよう。

あと相手のボールがこちらに向かってくる勢いが分からない。
ハッと思った瞬間もう手元に来ていて、スイングのタイミングを合わせられない。
予測する打点でのボールの高さも思うより高い所にくる。
ラリーやリターンの時、相手のボールがやってくる前に、思うより高めで伸びがあるぞと自分に言い聞かせておいても対応できない。
対応力低下が甚だしい。

そんなだからゲーム勘なんてものは一番綺麗さっぱり無くなっていて、ちぐはぐな対応をしてうなだれるしかない。
若ければすぐに復活するのだろうけど、怪我がなかなか治らないのと同じく、勘もなかなか戻らないだろうな。
足繁くコートに通うしかないようだ。



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