今年の夏は

2021-08-09 16:01:22 | Weblog
蝉時雨のやかましさも耳に馴染んだ8月初旬。
ここまで今年の夏は、夜が例年ほど寝苦しくない気がしている。
いつも汗をたらたら流して寝ていた気がするのだが、そんな晩は一、ニ度で、しっとり湿る程度の汗で済んでいるし、明け方はさらりと乾いた状態で目覚めれる。
寝る前にエアコンは切るが、暑くなったら窓を開けるという、年とって?眠りが浅くなった故できる室温調整のおかげか。
昨年は扇風機を回していなかったっけ。
そちらのせいかな?



あと空の雲がとても夏っぽい。
もくもく入道雲や輪郭がはっきりした雲が浮かんでいる。
湿気が多いからモヤっとした雲もあり。
掃いたような筋雲が例年今の時期によく見られた気がするが、秋っぽくてそんな雲を見るたび、暑いんだから空も夏らしくしてろよな、と心の中で文句を言っていた。



夏の雰囲気はこんなの、というイメージが頭の中にある。
日の光を反射して鮮やかな木々の緑。
空は青く雲は白い。
そんな景色を暑い下界を逃れて標高の高い山の上や高原で、日陰で太陽の熱を避けれる場所で眺めるのだ。
吹き渡る風は涼しいが、目の前に広がる景色は夏。
っていうのが最高のイメージ。
そんな越し方ができる場所は限られて、今年はそんな経験はできないから、暑い夏はさっさと通り過ぎてもらっていいかな。


危険なお酒だった

2021-08-07 18:15:01 | お酒
先月彦根に旅した時、自分へのお土産に滋賀の地酒を買って帰ってきた。
大治郎のうすにごりという奴で、720ml瓶で生酒なので冷蔵庫に保管しておいた。
次の週末、日本酒に合うよう夕食に筑前煮を作ってもらった。
冷蔵庫から冷えた瓶を取り出す。
傾けてみると底から白い沈殿物が舞い上がり、内部全体に広がるのが観察できた。



うーん、どんな味だろう。
期待が膨らむ。
蓋はスクリューキャップではなく、一升瓶と同じような王冠みたいで、巻きついている金属製のシールを剥がす。
と、ポンッという音と共に王冠が勝手に弾け飛んだ。
うーわ、びっくりした。



幸にして剥がしかけのシールがまだ半分被さっている状態だったので、遠くまで飛んでいくということはなかったが、下手したら顔にぶつかっていたではないか。
とっても危険である。
微発泡の日本酒だったのだろうかと、冷酒用の透明な器に注いでみたが、粒々泡が沸いているのは確認できず。
まだ発酵を続けてて、内圧が高くなっていただけなのだろうか。



お味の方は甘くて濃口で私好み。
ただここまで甘くなくてもいいかなと思う。
にごり酒は甘くなってしまうものなのだろうか。
飲み終えて4分の3程中身の残った瓶を冷蔵庫に再び格納。
ビールに切り替えてしばらく飲んでいたら、
冷蔵庫からポンッという音が聞こえた。
むむ?聞き覚えのある音。



冷蔵庫の扉を開けると、果たして蓋の王冠が外れて底に転がっていた。
えー、まだ内圧が上がり続けているのか?
冷蔵庫に入れたから暑さで膨張した訳じゃないよな。
その後は用心して寝るまでの間、時々栓を抜いて内圧を開放してやった。
二回くらいはプシュッと小さな音がして空気が抜けていたので、やはり内圧が高くなる要因がなにかしらあるようだ。



寝る前最後に栓を抜いた時はなにも音がしなかったからもう大丈夫だろうと思っていたら、連れが翌朝冷蔵庫を開けた時、瓶の頭に栓は無く、冷蔵庫の底に落ちていたそうだからまた勝手に抜けたらしい。
その後はもう勝手に抜けることは無かった。
ようやく一安心である。


Kabaya

2021-08-05 06:33:00 | Weblog
連れが懐かしいお菓子が売ってたと、スーパーでチョコレート菓子を買ってきた。
外袋を見せられたがピンとこず。
それならと袋の中身を見せられて、ああ、確かに。
この銀紙と細長い形に見覚えがある。



でもそれほど好きではなかったように思う。
あまり甘く無かった気がするのだ。
銀紙を剥いて食べてみた。
そうそう、こんな感じだった。
苦味の勝ったチョコレートと硬めでザクザクした食感のビスケット。



原材料を確認すると、チョコレートの部分のトップはカカオマスだった。
おお、準チョコじゃなく正しいチョコレート菓子ではないか。
大人の味でお子ちゃまの口には合わなかったのね。
だからいい記憶がなかったのか。
納得したのだった。
ワインやウイスキーのいいあてになってくれそうである。


見通し悪し

2021-08-03 06:23:37 | Weblog
また緊急事態宣言発令である。
大阪が対象に含まれるとは思っていなかった。
6月に取り損ねた夏休みを8月に延期したのだが、また緊急事態宣言の期間に入ってしまった。
宣言解除の期間が短すぎだ。
あと2週間待ってくれれば良かったのに。
8月に延期したことで連れと休みの期間が同じになり、二人で旅行しようと話していたが、これでまた府外に遊びに行けなくなってしまった。
7月に彦根城と伊吹山に行っておいてホントに良かった。
ワクチン接種しても感染しないわけではないらしいから、感染拡大する度に緊急事態宣言が宣告されて、一年の4分の3は遠くに遊びに行けないという世の中になりそう。
高い山で遊ぶ以外の効果的な気分転換方法を考えるか、地方都市に引っ越すかしないといけない。
とりあえずは8月の夏休み、府内で何をしますかな。




山頂でのひととき

2021-08-01 20:54:18 | その他旅行き
伊吹山山頂に到着した時、辺りは薄くガスで覆われていた。
山頂はなだらかで広く、食事やお土産を売る山小屋がたくさん建っている。
この雰囲気は記憶にある。
昼食はおにぎりを買ってきていたので山小屋には入らず、山の南側が見下ろせる場所に座り心地のよい(なんとか座れる)岩を見つけ、そこでお昼にした。



残念ながらガスが吹き上がってきており眺めはなし。
しかし、食べ終わる頃にはガスが晴れて、麓まですっきり見えるように。
空と雲が夏を演出し、麓の緑が鮮やかだ。
よろしいなあ。



一部底の黒い雲が見えるが、雨にはならなさそうだ。
気温は思ったほど低くはないが、 じっとしてれば汗をかくことはない涼しさ。
これはゆっくりできる。
もう少し左手にちょうど身体を収めるのによい大きさの岩の窪みがあったので、そこに身体を入れてみた。



ところどころ出っぱりがあるのでそこをうまく避けながら身体を横たえる。
少し傾けねばならないが、頭を置くのによい所があり、帽子を顔に乗せればお昼寝の体勢が整った。



しばし居眠りしようとするのだが、すぐ後ろに石の社があり、見学する人の話し声が度々聞こえてくる。
目を閉じているからか囲う石が響くのか、すぐ後ろで話されているように聞こえて気になる。
帽子をずらして後ろの様子を伺うのだが、結構距離がある。
安心してまた眠ろうとするのだが、また違う人の声が近くで聞こえる。
子供が走り回る声がする。
気になって結局眠れず。
残念であった。



登山したわけでなく疲れてはいないはずなので、帰りに眠くなることはなかろうと起き出した。
それでも40分くらい経過していて、うつらうつらと眠れた時間があったのかもしれない。
硬い石の上から身体を剥がす時、変な格好のまま長く動かなかったので、やはり背中や脚のあちこちが痛んだ。



駐車場に戻り、食堂や売店のあるスカイテラス伊吹山で連れにお土産を買った。
張り紙によると夏の間、休日の前日は駐車場で車中泊をし、夜を過ごしてもいいそうだ。
星空観察して、なんとか流星群が見れる日などがちょうど週末に当たると書いてあった。
そんな過ごし方も面白そうである。