岳温泉

2024-11-26 06:25:39 |  秋休みは福島へ
この日の宿は岳温泉(だけおんせん)。
駅と登山口を結ぶバスが途中経由する温泉地である。
温泉のバス停で下車した。
一緒に降りた人は自分以外一人だけだった。
皆さん日帰り登山のよう。
行きがけにバスの窓から宿泊するホテルの名前を見つけていたので、そちらへと歩く。
山を下る時少し脚を痛めたようで、歩くのが不如意である。





ホテルの看板を見つけたのだがそこは駐車場のようで、建物の入口はいかにも裏口っぽい。
もしかして遠回りしてしまったのかもしれない。
建物に入っていくと、壁に絵の描かれた廊下があり、変なところだなあと進むと下足場があり浴場の入口があった。
急に館内のデザインが洒落たものになり少し安心する。





さらに進むとまた下足場があったのでさっきの下足場に脱ぎ置いてきた靴を取りに戻る。
靴を履いて出るとロビーがあり、フロントがあった。
やはり入口を間違ったようだ。
正式な入口のロビーはアウトドアショップかと思わせる内装で、アウトドアグッズの貸し出しもしているようだ。
ドライブシュミレーターなんてのも置かれている。
こんなの需要があるのかな。



一番広く取られているのはフロント前。
木製のテーブルとベンチ、椅子が並ぶ。
その一番奥にバーカウンターが設けられていた。
洒落てますなあ。
後で何かお酒を飲むかな。
チェックインして部屋へ。
エレベーターで客室階に上ると、そのフロアは少し年代を感じさせる雰囲気。
部屋は和室。
共有スペースは洒落た造りで工夫に溢れていたが、客室内は普通である。
ベースの建物は古いものであるようだ。
うまいことリノベーションしている。
宿泊プランは朝食のみ付けたものとしたので夕食は無く、外に食べに出る予定。
その前に汗を流そう。



岳温泉は珍しくも酸性のお湯である。
裏口から入った時見つけた浴場へ。
温泉成分表を読むと、単純酸性泉でpH2.4とのこと。
すごい酸性だ。
痒くて掻いた傷があるのだが、無茶苦茶沁みるのではないかと少し怖い。
浴槽に満たされていたお湯は緑色がかった白濁したもの。
おー、久しぶりの白い温泉。
恐れていた傷への影響はなにもなく、ゆっくり浸かって温まった。



風呂を上り部屋で着替えて夕食に出た。
宿に入る時、痛くて引きずっていた左のふくらはぎの痛みが引いているのに気づいた。
おお、すごい、温泉効果なのだろうか。
別に湯船でマッサージとかした訳でもないのにな。
単に温められ血行が良くなったからかもしれないが、ここは酸性泉の効用と思っておこう。



夕食を食べ終わって帰ってくると、ロビーに外国人宿泊客がたくさんいた。
カウンターバーでお酒を注文して飲んでいる。
エレベーターに向かうとそちらからもまたやってくる。
結構な数、宿泊しているようだ。
廊下にある館内案内の表示を見るとシェアルームというのがあるようだ。
バックパッカーとかが泊まりにくるのかもしれない。
バーで少し飲んでみようかと思っていたが、彼らに混じり飲む勇気はなく、おとなしく部屋飲みした。





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