詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

鬱金(うこん)の桜

2014-04-12 | 短歌


<鬱金の桜> うこんのさくら

京都御所の右近橘・左近の桜の話ではない、ウコンという黄色い色をした桜と
いう話である。八重桜のいわゆる眼元がぽっと薄紅に染まるような色っぽい花
ではないが、パステルグリーンに染まった可愛いという雰囲気の桜で今が見
ごろの咲き様で近所にある。
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花むしろ

2014-04-12 | 俳句


<花むしろ>

桜花の散り様をとらえて古来よりいろいろな表現がある。これは「花むしろ」
花びらが多量に散り敷いている様を言うのだそうな。日本人は花にしろ雨に
しろ微妙なニュアンスを色々な言葉に置き換えて的確に表現して来ている。
外国にはこれほど微妙な言い回しはないだろう。素晴らしい文化である。

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花いかだ

2014-04-11 | 短歌


<花いかだ>

花の盛りは峠を越えた。花びらはまだ生々しい花の色を残しているのに無情に
はらりはらりと散る。花びらは水の流れに乗り離合集散を繰り返しながら帯状に
流れて行く。まるで明日の見えない恋の綾のように。
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木苺

2014-04-11 | 俳句


<木苺>

木苺の花はバラ科の植物らしく芳香が有りバラの花に良く似ている。しかし
結実は黄色・あか・黒に近い紫など様々だ。イチゴ狩りなどで摘み取る。
苺に比べ粒は小さいがけっこう甘くて野生の黄いちごなどは良く見かける。
ジャムにされる方が多いようだ。
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母子草/御形

2014-04-10 | 短歌


<母子草/御形>

春の七草 御形(ごぎょう)通称母子草。名前はこの母子草のほうが良く似合
う花。昔はヨモギが使われる前にこの母子草の若葉を草餅に使ったそうな。
葉っぱも花も柔らかいパステルトーンで優しげ。日当たりの良いあぜ道などに
みかける。
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花こぶし

2014-04-10 | 俳句


<花こぶし>

こぶしの花の良さは小鳥の大群が枯れ木に群がっているように咲く量の見事さ
であろう。花々の咲きそろう春先にでも深い森に分け入ってこぶしの花が咲き
残って色のを見つけると山野草の観察に下ばかり見て歩いているなぁとホッと
した気分になる。
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たらの芽

2014-04-09 | 俳句


<たらの芽>

春の山菜の高級食材として知られる「たらの芽」パックにして売られているのは
ご存知の方も有ろう。しかし、実際に木に芽吹いているのをご存知の方は少な
いだろうと思うし、山で見分けのつく方も少ないだろうと思う。こんなんです。
幹には鋭くとがったとげが全体を覆い軍手などは全く役に立たない。芽を採取
するときは鎌などで引っ掛けすぱっと落とす。ただし芽を一個は必ず残す事
そうでないと枯れてしまう。
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名も知らぬ花

2014-04-09 | 短歌


<名も知らぬ花>

気になる花を見かけた名前を知りたくwebで調べたが不明でついに図鑑を調べる
ため図書館通いを続けている。何という花なんだろう・・・
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山茱萸/さんしゅゆ

2014-04-09 | 俳句


<山茱萸/さんしゅゆ>

春の花木は黄色い花が多いろうばい・土佐みずき・日向みずき・三椏・きぶし
れんぎょうなどと挙げればきりがない。色彩の中でも黄色はあらゆる生物を
引きつける派手な色彩で次世代への種の保存を測っているようだ。山茱萸は
花の美しさと秋にグミのような赤い実をつけるので名前に茱萸(グミ)の文字
が使われている。
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おだまき

2014-04-08 | 短歌


<おだまき>

「静や静しずのおだ巻きくり返し 昔を今になすよしもがな」源義経の想い人
であった白拍子静御前が源頼朝の前で謡い舞ったといわれる「おだまき」
この悲恋を彩るおだまきはあでやかな花の姿なのだが少し淋しげ。この物
語にふさわしい立ち姿は白拍子の舞姿をほうふつとさせる。
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花一輪

2014-04-08 | 俳句


<花一輪>

山野草のよさはさりげない美しさであろう。公園の草花はみんなに見てもらう
ために咲き乱れるが野の花、山の花はいつ誰が見てくれるあてもなくただ自
然の営みの一部として咲く。芽をだし花をつけ、種を残しそのたくましさゆえの
野生の美しさなのだろう。
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井上美央 染色展

2014-04-07 | 随筆・雑感



<井上美央 染色展>

★はるつげる★ 作品は「ころもがえ」 650×800mm
久し振りに大阪のギャラリーそらへ行く。
井上美央さんのろうけつ染。テーマは「はるつげる」この色彩感覚とテーマ
がまさにぴったんこ。春爛漫のさくひんが空堀そらに舞い降りる。どの作品
も春の色、春のかたち、しばし公園の花見に行く事を忘れさせてくれます。

会期 4/6(日)~4/19(土)

★GALLERYそら★   水曜日定休
開廊時間  12:00~19:00  最終日 12:00~16:00まで

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あんずの花

2014-04-07 | 俳句


<あんずの花>

あんずにはとても素朴な感覚が有る。桜の様なぱーっとした華やかさでなく
梅のように近寄りがたい生真面目さでなく、そう隣のみよちゃんみたいな人
懐っこい無邪気さがあると思う。隣で咲いていても気にしなくて良いような。
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春の夕暮れ

2014-04-06 | 短歌


<春の夕暮れ>

河川敷の公園はすでに夕暮れ。先ほどまでいた犬連れの人も子供達も家路へと
向かったようだ。 公園の端に残って夕日に照らされているれんぎょうだけが遠く
六甲の山並みへ沈みゆく太陽を燃えるように見送っている。
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むらさき花菜

2014-04-06 | 短歌


<むらさき花菜>

花を楽しむむらさき花菜。丈もあまり大きくならずせいぜい4~50cmくらい。
花壇などに寄せ植えされたくさん咲くと見事な景観になる。春らしい美しい
花だ。
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