yopikoの、たなばた日記

フクロウグッズ・書・風景・植物や日々の出来事など、写真で気ままに綴っています♪

書に親しむ「小倉百人一首」 八十七番

2013-03-31 22:29:32 | 書(小倉百人一首)



村雨の 露もまだひぬ 真木の葉に 霧立ちのぼる 秋の夕暮れ


歌意: 降り過ぎていった村雨の露もまだ乾いていない真木の葉の辺りに、
霧がほの白く湧き上がってくる秋の夕暮れであるよ。

作者: 
寂蓮法師(じゃくれんほうし)
1139?~1202   俗名 藤原定長(ふじわらのさだなが)
『新古今集』の選者の一人であるが、完成前に没。
 
秋の夕暮れの美の典型を詠んだ歌。

上の句では近景に焦点を合わせ、常緑の木々をとらえている。
下の句では、視点を変えて遠景をとらえるという構成になっている。

にわかに降り過ぎていった雨、真木の緑の葉にある露、雨上がりの白い夕霧など、
自然の動的な変化が見事にとらえられている。


「村雨」とはにわか雨のこと。特に秋から冬にかけて断続的に激しく降る雨のこと。
「真木」は、杉・檜・槙などの樹緑樹の総称。
「霧」は秋の景物。同じ自然現象であるが、平安時代以降、春のものを「霞」、秋のものを「霧」と呼んだ。


                                    ※参考 文英堂 「原色小倉百人一首」


              

今日で三月もおしまいです・・・
今年は早々とソメイヨシノが満開になりました~
今日は寒い曇り空でしたが・・・近所の散り始めた桜を撮ってみました

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弥生の空にくっきり富士山と、浮かぶ富士山

2013-03-31 05:30:00 | 世界遺産の富士山

3月23日~24日、伊豆へ行ってきましたが、歓声を上げたくなるような富士山を見ることが出来ました。


23日、中央自動車道を大月から富士吉田方面に向かう車窓から富士山が見えてきました~


高速で走る車から撮るのは難しいのですが、諦めずにチャレンジ!
今回は少し上手に撮れました~





道の駅「すばしり」では雲が湧いてきていました。


左には宝永山のくぼみがあるのですが、雲の中


風景モードで撮ったので青空がより青く。


24日、西伊豆・土肥の恋人岬より、

春霞の海、その上に宙に浮かんだような幻想的な富士山が見えました。


恋人モニュメントが雰囲気を盛り上げています~

富士山、何処から見ても、何度見てもいいですよね~


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☆フクロウコレクションをアップ中~現在の数【832】 ☆25日は雑草倶楽部、9・19・29日は空倶楽部に参加中~  ☆使用カメラ NikonD750・レンズ24-120mm、70-300mm、TAMRON90mm、150-600mm。 CanonEOSkissX6i・レンズ50mm、10-18mm、18-135mm、TAMRON90mm、18-270mm。     FUJIFILM X-S10・15-45mm、50-230mm、SIGMA16mm。 ネオ一 Panasonic LUMIX 25-400mm。