夜もすがら もの思ふころは 明けやらで 閨のひまさへ つれなかりけり
歌意: 一晩中もの思いに沈んでいるこのごろは、夜がなかなか明けきれないで、
つれない人ばかりか、寝室のすき間までがつれなく思われるのであった。
作者: 俊恵法師(しゅんえほうし)
1113~1191? 源俊頼(74番)の子。鴨長明の和歌の師。
自宅の歌林苑で、歌合、歌会を毎月開催する。
『千載集』の詞書に「恋の歌とて詠める」とある、題詠の歌。
一人寝室で恋に悩んでいる女の立場に立って詠んでいる。
この時代、男性歌人が女の立場で詠んだ歌が、少なくない。
※参考 文英堂 「原色小倉百人一首」
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東京国立博物館で王義之を鑑賞してから、本館で開催されている「飛騨の円空」を鑑賞しました。
江戸時代(17世紀後半)、北海道から近畿までを巡った円空は、滞在した場所に仏像を残しました。
現在、5000体を超える作品が知られ、出生の地である岐阜県と愛知県に集中しています。
今回は飛騨・千光寺所蔵の円空仏と岐阜県高山市所在の100体が展示されています。
円空仏の多くは伐採した木を断ち割り、丸彫りしたもので、ノミの跡が残り、
表面は何も塗られていないので、木目や節が見えていて素朴な感じがします。
2メートルを超す大作から、5センチくらいの小さいものまであり、造形の面白さを堪能出来ます。
Iさんとは半年振りにお会いし、ランチを食べながら久し振りに楽しい時間を過ごしました。
趣味の事、日頃の暮らしぶりなど話題は尽きません。
最近は健康についての内容も増えてきましたが、こうして元気にお会いできる事はとても嬉しいです
心の保養が出来たので、また今日から頑張ります
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久しぶりに友人Iさんと上野へ出かけました。
(1月13日付毎日新聞より。21日にも記事あり)
書を習う上で「王義之」の精巧な模本を鑑賞できる貴重なチャンスです。
今回は新発見の大報帖(たいほうじょう)も鑑賞することが出来ました。
王義之(303~361年・異説あり)は、4世紀の中国・東晋時代に活躍した、書道史上最大の巨人、
「書聖」と呼ばれて尊敬を集めました。
名門貴族の出身で、幼い頃は引っ込み思案でしたが、弁舌さわやかな硬骨漢に成長しました。
飾り気のない素直な性格で、的確な判断力のある人物だったと伝えられています。
ガチョウや真珠が大好きだったそうです。
当時は「書家」という職業は無く、義之は官職に就いていて、
図書をつかさどる「秘書郎」、歴代の国宝にあたるような書を鑑賞できたようです。
その後、陸軍大臣などを経て、地方の長官になりましたが上司とそりが合わず、50代で辞職。
長年の夢だった悠々自適の生活に入りました。
流れるような美しい文字は生前から偽物が作られたほど。
7世紀に唐の皇帝・太宗が国中から義之の書をかき集めた事により、名声が決定づけられました。
手紙までも写しを沢山作り、手本として配った為に今日まで残ったのです。
展覧会には163点も展示されていて、たっぷりと書の芸術にふれることができます。
私が毎月稽古している半紙漢字の千字文も元をたどれば王義之です。
王義之の書き残した書を、梁の武帝が周興嗣(しゅうこうし)に命じて
千字の文字をつなぎ合わせ、四字を一句として意味を持たせ、二句一対で読むと調子が良く作られています。
I さんと1点づつ鑑賞、書の世界に引き込まれて、会場を出たら2時間過ぎていました・・・
次回に続く。
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今シーズン、多摩地域からのダイヤモンド富士もそろそろ終盤になってきました。
27日は多摩聖ヶ丘の高台よりダイヤモンド富士を撮りました。
前日も同じ場所に行きましたが、太陽も富士山も雲の中で撮れず・・・
27日は雲が全然無く、期待大!
一番最初にスタンバイ。
顔見知りになった方もみえて、5人で撮りました。
(CANON EOS KissX4 TAMRON18-270mm 3.5-6.3 絞り優先F32 T1/1000 ISO200 WB曇り RAWデータ 三脚使用)
16:48 ちょうど中央に沈んだところ
(CANON EOS KissX6i EF-S18-135mm 3.5-5.6 絞り優先F32 T1/350 ISO200 WB曇り)
16:48
(CANON EOS KissX6i EF-S18-135mm 3.5-5.6 絞り優先F32 T1/180 ISO250 WB曇り)
16:49
今回は、白山岳に沈んだ太陽が二つに割れて、キャッツアイダイヤになりました。
(CANON EOS KissX6i EF-S18-135mm 3.5-5.6 絞り優先F32 T1/250 ISO500 WB曇り)
16:50
うっすらと影富士も見えてきました。
今年5個目、通算25個目のダイヤゲットです
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1月度の母のパステル画です
山からの日の出か、日の入りか・・・
山の麓にモヤが立ちこめているので、寒い朝なのかもしれません。
他の入居者さんのパステル画を見たら、富士山・大きな山一つ・低い山・高い山などいろいろな形の山が書いてありました。
母が思い描く山は、東京から見える富士山ではなく、岡山の幾重にも重なった低い山々のイメージなのでしょう。
穏やかな風景ですが、故郷への哀愁も感じられるパステル画です
書は暫く書いていなかったので3ヶ月振りにアップです。
猪勇(ちょゆう)
イノシシのように、目標に向かって突進する。
あとさきを考えずに突き進む勇気、
またそうした勇気のある人
母は少しずつリハビリをして、すっかり元気になりました。
リハビリの職員さんからは、90歳以上でここまで回復し歩けるようになる事は珍しいと言われたそうです。
とはいえ、足腰は弱くなってシルバーカーにつかまらないと安定して歩けませんが、
まだメガネ無しで新聞も毎朝読んでいますし、物忘れがひどくてと言いつつ故郷から届く書類や郵便物は自分で管理しています。
今年も猪勇を持って元気に暮らしてほしいです。
21日は義父の命日でした。
義母(ブログでは母と書いています)は岡山で一人暮らしを9年くらいしてから、東京に来て5年過ぎました。
現在インフルエンザが流行しているため入居者は外出禁止、訪問も18歳以下の人は出来なくなりました。
回転寿司へ行くのを楽しみにしていたのに行けないので、26日に私達が持ち帰り寿司を頼んで持っていき、
父にもお供えしてから、3人で食べました。
母はたまご、中トロ、ホタテ、ちらしを少々、黙々と食べていたので、
おっとが心配して体調は大丈夫かと聞くと、
美味しいのだから言葉もでない、と笑って答えていました
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26日の朝、虫探しの為、朝から散歩に出かけました
サザンカが見頃でした~
葉っぱの裏をなにげなく見たら虫発見!
とりあえず目標達成出来たので、近所を歩き、ファミレスでお茶してから、
いつもは通らない道を歩いてみました。
小高い丘のような所に登り、さらに奥へ進み、
尾根を登って下って・・・
一番高いところで
下界の風景を。
遠く、埼玉のドームが見えました。
ここで引き返せば良かったのですが、更に進み、山の一番奥で左右の道に分かれました。
右に進んだら、下る道が無く・・・
柵の左は、多摩動物公園
昼に母のケアハウスにお寿司を持って訪問予定でしたが、時間も迫ってきていて焦りました。
かなり先で、急な所を下り、見覚えのある場所に出たのでホッと一安心。
12時半過ぎにはケアハウスに到着、一緒に昼食を摂りました。
私の膝も、プールと歩き方の改善などで大夫楽になり、
急な山坂道も歩けるまでに回復してきました。
おまけにカメラを持っていると人格も変わるようで・・・登ろうという気持ちになるから不思議です。
久しぶりに気持ちよく散歩出来ました。
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今朝アップした記事で、「見つからなかったら部活を休みます」・・・と書きましたが、
見つけました~執念のむし
朝、おっとと近所を散歩
駅に行く途中の用水路際にある椿の木(以前、チャドクガがいた木でした~)
葉の裏側をのぞき込んでみたら、
なんとなく、むしみたい~
ね!! 虫でしょ~~!
シッポはトンボみたいで、透き通った羽 何という虫かしら~~?
同じ場所に咲いていた小さなフユシラズ
花の中に虫らしきものが・・・
さらに、お昼頃、
まだ、頑張って留まっていたセミの抜け殻。
セミの抜け殻、見るとドキッとします。
ということで、ギリギリ、休まずに部活参加出来ました~
6がつく日は、むし倶楽部
詳しくは、NOZOさんの「★進め!!野外探検隊★」まで、どうぞ
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半紙漢字 半紙仮名
半紙漢字・・・誅斬賊盗(ちゅうざんぞくとう) 賊盗を誅斬し、〔千字文〕
盗賊を殺し、
半紙仮名・・・冬薔薇の 蕾の日数 重ねをり
〔星野立子〕
星野立子(ほしの たつこ)
1903年(明治36)11月15日~1984年(昭和59)3月3日
昭和期の俳人。 高浜虚子の次女。
虚子の一族では評価の高い人物の一人である。
女流では、中村汀女、橋本多佳子、三橋鷹女とともに四Tと称された。
句集に「立子句集」「鎌倉」「実生」「春雷」などがある。
本日は、「むし倶楽部」の活動日ですが・・・
在庫も、過去の記事からもアップ出来る画像が無いのです
今日、散歩がてら近所を探してみようと思いますが、見つからなかったら部活はお休みします。
ゴメンナサイ
6がつく日は、むし倶楽部
部員の皆さんのブログ・詳細は、NOZOさんの「★進め!!野外探検隊★」まで、どうぞ
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2013年最初の雑草倶楽部です。 46回目になりました。
雑草・・・なかなか見つからず・・・でも、冬らしいのを見つけましたよ~
檜原村へ払沢の氷瀑を見に行った時、山道で見つけました。
山アジサイかな~
ミヤマフユイチゴ?の赤い実
葉っぱはこんなの。
さらに・・・滝が凍るくらいだから
葉っぱだってこんなになっちゃいます~
寒そう・・・
で、花が見つからなかったので、昨日庭に出てみたら、咲いてました!
タネツケバナ
去年の2月、雑草倶楽部にアップしたタネツケバナ
今年も元気に咲いていました。
増えて沢山になると、雑草なので抜いていますが、また生えてくる元気な花です。
メンバーの方のブログへは左サイドバーから訪問できますよ~
どうぞ遊びにいらしてください
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