玉川上水に親しむ会、3月例会の下見の続きです~
小金井分水口跡を見てから、玉川上水に戻ります。
貫井橋を左岸へ渡り、御幸地区センターでトイレ休憩後、小金井橋へ
海岸寺入り口にある『小金井櫻樹碑』文化7年(1810)建立
小金井桜の由来、桜の賞賛、武蔵野新田世話役・川崎平右衛門の功績などが刻まれています。
ほとんど読めない状態です。
海岸寺の松
玉川上水縁にも行幸松があります。
小金井橋上流側左岸にある『名勝小金井桜』標柱。大正14年建立
下流側右岸には道路拡張で取り壊されたアーチの一部が残されています。
小金井橋から左岸へ渡り、小金井公園へ向かいます。
西南端の桜町遊歩道は、関野分水跡です。
講演には機関車が展示してあります。
この日は気温は高かったのですが、かなりの強風で寒く感じました。おまけに砂ぼこりと花粉・・・
風に邪魔されながらも公園内で昼食後、歩き始めます~
玉川上水の陣屋橋辺りには、陣屋があったようですが跡形もなく、たぶんこの辺りだろうという場所に、
案内板があります。
真蔵院の外に供養塔
院内には梅が咲き、良い春の香りが漂っています。
このお寺は蓮が有名です。
川崎平右衛門供養塔の案内板。
3年前に来た時は囲いがありませんでしたが、現在は板で囲まれていて、
刻字の部分が見られるように覗き窓が出来ています。
後ろ側には刻字が分かりやすいように書かれた板が貼ってあります。
台座の部分の左側。
右の下側。
武蔵野新田開発の神様というべき川崎平右衛門は、
現在でも大切に祀られています。
小金井公園の正面入り口を抜けて、玉川上水縁へ
正面は新しく出来た橋。川崎平右衛門にちなみ「平右衛門橋」と名づけられました。
歩道橋を撤去して2015年7月31日に開通した人道橋。
3年前の例会では出来たばかりの橋を見ました。
右岸には『名勝小金井櫻』の石碑。磨いて文字を新しく刻んだようで、ピカピカです。
その先、関野橋の下流には、
こんな石碑。
さくら折るべからず と刻まれています。
『桜樹接種碑』
桜が咲き始めていました~
玉川上水探索と言いながら、水の流れはほとんど撮らず・・・
堀は深く、普通の鯉に混ざり、色とりどりの錦鯉も泳いでいました。
両岸は荒れていて、樹木も冬支度のまま。新緑の頃の清々しさはありませんが、
水量は少ないものの流れは絶えることなく、静かに流れていました。
続きます~