食い物が旨い。
それだけで幸せである。
人間、一回手に入れたものが自分を離れると途端に落ち込むものである。
この間(かん)ゆきたんくの失ったものは食欲であった。
それが、カレーのおかげ(本人はそう思っている)で復調してきた。
食欲も戻ってきた。
そう、あれが食いたい、これが食いたい、、、、
そんな状態になってきたのである。
ただ、本調子ではないので、体に優しいものを・・・
南柏にある、麺ぽうかろぅのトマトラーメンである。
トマト・ラーメン
滋味溢れるうす塩味のスープに、温められて旨みの増したトマトが載ったトマトラーメン。
トッピングのバターはただのバターではない。
カルピス・バターという稀少なバターなのである。
カルピスというと、あの甘い飲み物を想像するだろう。
カルピスを作っているカルピス食品工業の名前はカルシウムのカルとサンスクリット語のサルピス(醍醐…牛乳を精製して作られる最高の味とされている。醍醐味)
が合わさってできた>
アメリカではカルピスがカウピス(牛の小便)と聞こえることから、カルピコと呼んだこともあるという。
さて、カルピスバターの話だった。
カルピスを製造する時に牛乳から乳脂肪が分離する時にできるクリームを使ってつくりられたバターである。
それはカルピス30数本から450g(1ポンド)しか取れない。
値段は通常のバターの2倍する。
そう、それほどに旨いバターなのである。
それが入ったトマトラーメンが食いたくなってきたということは、いよいよ本調子か。