この日、ボクシングのモハメッド・アリ氏が徴兵拒否を理由にタイトルを剥奪された。
法律を守らないことは悪いに決まっている。
しかし、飯の種のタイトルとどんな関係があるのか。
誰も(この場合はアメリカ国民…現在は徴兵制なし)が進んで徴兵制で軍隊訓練を受けることは喜んでいるのかは分からない。
ただ、自分が徴兵制度のない日本国民としてこのことを語る資格があるかと言えば否だだろう。
そもそも徴兵制というのは、自分の国を守るための訓練を受けることを言うと思っている。
と書いたが、有事の時に設ける国があったり、志願兵制度であったりと国によって様々な形態をとっている。
ただ、国防という本来の存在意義・目的をしっかりしたものにしないといけないだろう。
さて、アリは「国防という本来の存在意義・目的」を果たす制度としての徴兵を拒否したのか。
自分の信じる宗教に従ったとみることが妥当だろう。
ただ、国威発揚の場において、勇気のシンボルである世界チャンピオンが国家への忠誠への宣言台の上で国家への叛逆の宣言をしたこと、黒人であることが危険視されたようだ。
このことを一行で書くと、最初の一行のまとまってしまう。
戦争はないにこしたことはない。
ただ、いざ自分の国が責められる時が来た時の態度ははっきりとしておかねばならないことを日本人は考えなくてはならないだろう。
自分は、たくさんの知り合いの前で断固として戦うと宣言した。
そして、しばらく自分なりに葛藤するところで夢が覚めたお話・・・