それは軍艦島の壁や防波堤のことである。
この写真の向こうに見えるのは、「天川工法」の護岸
砂岩の天草石を積み上げてセメントで固定し、その隙間を天川(赤土と石灰を混ぜた接着剤)で埋めるのだ。
それが後からコンクリートによって作られた防波堤などよりも強いのではないかと思うのだ。
防波堤のコンクリート部分はこのように破壊されている。写真1
ドルフィン桟橋横の南側、波浪の激しい部分はしっかりと残っている。写真2
軍艦島の色どりの1つとして天川工法の色合いがある。
近代的なものよりも強度としては強く思えるように見えるのは不思議だ。
ゆきたんく自身が、検証を十分にしてはいないのでそうとは言い切れないが・・・
ドルフィン桟橋付近の様子。白矢印が写真1、赤矢印が写真2の場所。