伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

疲れていると

2017-07-23 23:55:46 | 言いたんく

思い出す。

若い頃温泉を馬鹿にしていた話は前にも書いた。

観光地に行き「見るもの」がたくさんあるのに、なんでお湯に浸かるのが楽しいのか理解できなかった。

人間というのは勝手だと振り返って思うゆきたんくである。

「見るもの」の前は食べ物だった。

「旨いもの」があるのに、なんで神社仏閣などを見て歩くのが楽しいのだろう。

その前もある。

地元に旨いカレーがあるのに、なんで長野くんだりまで行ってそばを喰うのだろう。

一言で言うと「価値を知らない」ことだったろう。

今から10年前のゆきたんくや、20年前のゆきたんくから見れば「お前さ、何やってんの」の世界である。

今では写真を良く撮るが、若い頃旅に出ると写真を撮っている人を見て「無駄なことやってんなぁ」と思ったものである。

それどころか旅そのものを無駄だと考えていた。

随分と変わったものである。

そう、今日のお題は「疲れていると」だった。

歳を取り、温泉が体に良いものだということは少しずつ理解できてきた。

ただ、今までで衝撃的だった温泉がある。

効能とはこういうのを言うのだろうと言わしめた温泉だ。

別府の「血の池地獄」にある足湯である。

ゆきたんく得意の強行軍の旅で、ゆっくりと温泉に浸かることはなかった。

せめて足湯でもと思って10分くらい浸かった。

ぬるいぬるい。こんなんで体温まる訳がない。

というくらいぬるい足湯だった。

そのあと半日の間、膝下からが気持ち良いこと。

下腿から快感が全身に広がるのである。


 


pHおよそ2.6。食酢よりも強い酸性と後で知った。→ Map


 それから温泉と聞くと耳がダンボになるゆきたんくである。

下手な薬よりも何倍も体に良いことは間違いない。

現在は炭酸泉にはまっている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログ村Ping

http://ping.blogmura.com/xmlrpc/okr7t7fen957