夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

玉すだれ・・♪

2005-08-06 07:17:00 | 定年後の思い
私の家は筑後二十八年になるが、
茶室以外はアルミの戸とアルミのガラス戸、そしてアルミの網戸で、大部分おおわれている。

和室はその内側は障子で、洋間はカーテンとしている。

家内は、梅雨時になると、カーテンを取り外し、
その部屋に応じて、細い葦、或いは割り竹を糸で編み連ねた玉すだれを垂らす。

こうして、夏の厳しい陽射しを遮(さえぎ)ったり、風を通すために行なっている。

確かに、居間の部屋から庭を見詰めると、かすかなほの暗さを通して、日中の庭も和らぐ。

日中のひととき、エアコンの冷風の中で、
新聞、小説、随筆、音楽・映画の専門書を読み時は、玉すだれに紐を通しているので、
少し上げて明るさを採っている。

山川草木を主軸とした日常生活を送っているが、
ときたま政治・社会の出来事に憤りを覚えることがある。
こうした折、ブログに綴ることもある。
或いは、こうしたことにまだ無視出来ない自分に腹を立てることもある。

美の前には、うつろう自己利益の奔放する人々の出来事は、他愛無い、
と少年の頃から思い続けているが・・。




コメント
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