夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

夏、日中の散策・・♪

2005-08-13 17:51:00 | 定年後の思い
運動不足と気分転換の為、二時過ぎに散策に出かけた。

半袖のスポーツ・シャツとストレッチ・パンツの上下で、靴はウォーキング・シューズで身を構える。

そして小振りのバッグを幼稚園生のように肩を通して、
財布とハンドタオル二枚とハンカチ、そして煙草とライター、そして携帯の灰皿を持ち歩く。
サングラスをして、ホノルルで購入したオーストラリアの麦藁帽子風の帽子して、
三十度をちょっと超えた川べりの遊歩道を歩く。

遊歩道は閑散としていて、川風が吹き流れていた。

住宅街が隣接している所あったり、
テニス・コートとゴルフ練習場の跡に豪壮なマンション群があったりしている。

とある家は、夏の洋花が小奇麗に咲いていたり、或いはひまわり、朝顔が咲いたりしていた。

その先に、宗旦木槿の群生に出逢った。
かの夏の日、立原正秋・氏と向田邦子・女史が亡くなった時を想い浮べ、
しばらく見惚れ、煙草を喫いながら、ただずんだ。

夏の日中のひとときは、こうして時が過ぎて行く・・。



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朝のひととき・・♪

2005-08-13 10:08:00 | 定年後の思い
東京の郊外では、昨夜から雨が強く降り、朝方の六時には、小降りとなった。

昨夜は、パソコンから離れて、『文藝春秋』の九月号と山田昌弘・氏の『希望格差社会』を読む。

先程、雨は止み、薄日の中、風が樹木の葉を揺らがせている・・。

帰省の交通ニュースをラジオが伝えているが、こうした夏の帰省ニュースを毎年に聴くたび、
井上陽水・氏の『少年時代』が何となく蘇ってくる。

最初、この曲を聴いた時、私は自分なりに脚色した。

少年は小学校の三年生で、父の実家に帰省する際、
『僕は父さんと一緒に帰りたいから・・』
と母に言った。

そして、直ぐ上の姉と母は、電車を利用して朝に帰郷して行った。

少年は父が会社から帰宅を待ち、翌日の早朝に父の運転する横に座りながら、
他愛の無い話をしながら帰省する。

実家に近くになると、父が少年時代に巡った所に寄り道をしながら、
あの里山はすっかり変わってしまった、と少年に話しかけたりした。
少年は父の懐かしげに話すのを聴きこんだ・・。

こうしたイメージをこの曲から、想像させていた・・。

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