夏の日の西瓜・・♪

日中、買物に行き、家との間を二往復した後、
最後は西瓜を買いに行った。

私達は、切り身の西瓜は買わない。
西瓜は、二人だけの家庭であるが、ひとつを買い求める。

二週間前頃は、店内の一角を占領し、置かれていたが、
今は大玉、中玉が一列に段ボールの状態で積み上げられていた。

今年は、七月に入ると、小玉、中玉の茨城産、福島産と買い求め、
そして今日はついに秋田産となった。

西瓜は、夏の終わりを告げているのだろう。

家に持ち帰り、夕方になると、冷えた西瓜に家内は、包丁を入れる、
甘い西瓜の切り目に塩をふりかけ、スプーンですくう・・。

幼児の頃は、かぶりついて食べたが、
この歳になっても飽きることのない食べ物のひとつである。

スーパーの店頭には、五月頃から陳列されているが、私は夏になるまで、待ち焦がれる。

以前、別日記の『続・極楽とんぼ』に綴ったが、何より季節感を大切にしたいから・・。

夏日の朝・・♪

昨夜は雨が降ったらしく、
庭の樹木の葉についた雨しずくが朝の陽を受けて、キラキラと光おびている。

下草の紫露草の群生は、気品ある小さな花を密かに咲いていて、庭の一面を彩っている。

静寂なひとときである。

朝の陽射しが強くなってきたので、真昼は猛暑につつまれるだろう。