夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『日経トップリーダー プラチナ会員』入会のご案内が郵送されて・・?!

2009-09-12 14:31:07 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活5年生の64歳の身であり、
先程、郵便受入箱の中にたった一通の郵送物が配達された。

私は玄関庭の軒下で見たのであるが、

 『日経トップリーダー プラチナ会員』入会のご案内

と明記された書類で、なぜ私のように無力な年金生活の身なのにと思いながら、開封したのである。

《・・
    日経トップリーダー プラチナ会員

月刊誌(日経トップリーダー)に加え”音・映像””リアルイベント”を組み合わせ

「情報」と「機会」を提供するメンバーシップサービス

・・》

と明記されていた。

そして、経営、実務、エグゼクティブのセミナー、経営者懇親会などの参加、
そして月刊誌の『日経トップリーダー』の案内書も掲載されていた。

私は最も遠い世界なのにと思い、封筒を再び眺め、
右上に【Foresight ご愛読の皆さまへ】と明示されていたのを見て、
苦笑しながら了解できたのである。


私は現役時代のサラリーマンの時、40代の時に一時的に『日本経済新聞』を読んだりし、
50代の時は週刊誌の『日経ビジネス』、隔週誌『日経トレンディ』、月刊誌の『日経エンターティメント』を愛読していた。

退職後の年金生活に於いては、『読売新聞』は相変わらず読み、
総合月刊誌の『文藝春秋』は40年以上定期購読し、
特集に魅せられた時は総合月刊誌の『中央公論』も精読している程度である。

そして最近は、政治・経済などの深淵を確認したく、月刊誌の『フォーサイト』(新潮社)を購読し始めて、
数ヶ月が過ぎている。


このように拙(つたな)い身で、現役時代も経営者から遠い存在であったが、
たまたま最近、月刊誌の『フォーサイト』(新潮社)を購読したので、
この愛読者のリストから、広告宣伝の一環として、
私のように最もかけ離れた人にも送付されたのか、と苦笑したのである。


尚、月刊誌の『日経トップリーダー』にご興味ある方のために、
専用サイトを添付しておきます。
http://nvc.nikkeibp.co.jp/



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『小雨降る径』の名曲を【YouTube】で検索すれば・・。

2009-09-12 11:43:42 | 音 楽
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の5年生の身であるが、
昨日の初秋の晴れ間の快適な一日から、急激に雨降る日となり、
私は戸惑ったりしていた。

朝の6時は20度のどんよりとした曇り空で、9時過ぎからは雨が降りだしている・・。
昼過ぎには22度前後、夜の6時には20度前後が予測され、
10月中旬のような気温と報じられている。


先程、玄関庭の軒下で煙草を喫い、小雨降る情景を眺めていたら、
シャンソン歌手の金子由香里さんの『小雨降る径』を聴きたくなったのである。

私の持っている金子由香里さんのレコード、カセット、CDは少なくとも15枚のアルバムはあるが、
この『小雨降る径』が収録されたのはレコードだけであり、少し気落ちしたのである。

私はレコード・プレイヤーを手放しているので、
やむえず【YouTube】に頼って検索したのであるが、
無念ながら恋しい金子由香里さんの『小雨降る径』の歌声にはめぐり逢えなかったのである。

この代わり異色のデュエットを聴いたりしたのである。

http://www.youtube.com/watch?v=UUT3c6lr6FY

【『小雨降る径』 訳詞・高田 三九三、唄・菅原洋一、冴木杏奈 】

少し画像が古く歌声の音量も乏しかったのであるが、
もとより菅原洋一さんのタンゴ調の唄声は魅力的であり、
偶然に知った冴木杏奈の唄声、そして表情としぐさに妖艶さも感じられ、
杏奈ちゃん・・素敵な大人の女性ね・・
と私は心の中で歓声をしたりしたのである。

このようなことを10時過ぎに、私は感じたりし、この人生のひとときの微笑(ほほえ)みを頂いたのである。


尚、私なりの金子由香里さんの『小雨降る径』については、
このサイトにも数編投稿しているが、この中のひとつを再掲載をする。

今年の春の3月8日に於いて、
【 そして、あの時、貴女は・・♪ 】
と題して投稿している。

【・・
東京郊外の調布市は、どんよりとした曇り空で朝を迎えている。
夕方からは雨となる、と地元の天気情報が報じられている。

私はぼんやりと、庭のテラスに下り立ち、
煙草を喫いながら、白梅、紅梅の大半散った花を眺めたり、日本水仙を眺めたりしていた。

そして、どうしたわけか解からないが、ひとつの歌が私の心を占領したのである。


♪静かな雨 並木の雨
 あなたを待つ 胸に降る

 【『小雨降る径』 訳詞・高田 三九三】 


私は心の中で唄いだした・・。

♪流れる唄 懐かし唄
 夢をささやく あのメロディー

 【『小雨降る径』 訳詞・高田 三九三】 

私は自分自身、どういう心情で唄いだしたのか、解からなかった。

♪いつの日にか また逢いみん
 溢れくるわ 涙

 【『小雨降る径』 訳詞・高田 三九三】 


私は定年退職後の5年生であるが、
ふと遠い昔の日々が甦(よみがえ)ったのである・・。


37年前の前後、この頃の私は銀座の一角にある『銀巴里』に行き、
数多くのシャンソン歌手が近くで唄われるのを、
私はコーヒーを飲みながら、名曲の数々を聴いたりしていた。

そして、近くにあるカフェ・バー形式のような『蛙たち』にも行き、
私は濃い目の水割りのウィスキーを呑みながら、数多くのシャンソン歌手が唄われるのを、
聴き惚れ、心酔していた時期であった。

この後、家内と結婚前に交際していた時も、
この『銀巴里』とか、『蛙たち』にも行ったりしていた。


新婚まもない時、東銀座にある東急ホテルの小さなレストランで、
デイナー形式でシャンソンを聴きながら、夕食を頂くのに、私達は参加した。

歌い手は私が魅了されている金子由香里さんで、
家内に『銀巴里』、『蛙たち』と違った面がこのお方は表現できる人であり、
せひ観て欲しかったのである。

3曲を唄った後、ボーイさんがリクエスト曲の用紙を廻してきた・・。

私は万年筆で、『小雨降る径』と書き込んだ。

20分過ぎた頃、リクエストの3番目として、
『どなた様が・・この《小雨降る径》をリクエストして下さったのでしょうか・・』
とこのお方は言った。

私は少し恥ずかしげに、片手を少し挙(あ)げた。

このお方は少し驚いた表情されたが、唄いだした・・。

この後、数曲唄われた後、私達のテーブルに近寄ってきた。

『今晩・・来て下さって・・
あたくしの歌を・・よく聴いてくださる方よねぇ・・』
と私に向って、このお方は言った。

私はカフェ・バーの『蛙たち』などにも、よく通ったので、
ときおりリクエストなどをしていたのであった。

そして、このお方は、
『あなた方・・お若くて・・
これからの人生・・何があろうとも・・
お互いに思いやりがあれば・・大丈夫だから・・』
と微笑みながら、このような意味合いの言葉を私達に言った。

私は、人生の駆け出しのあどけない私達を観て、
慰めと励ましでわざわざ、私達のテーブルに寄って下さった、
と思ったりしている。


このようなささやかな思いでが私達夫婦にはあったので、
どんよりとした曇り空、いつ雨が降ってもおかしくない情景なので、
このような心の片隅にあることが想いだされたのかしら、
と感じたりしたのである。

そして、若き日々人生を歩みだした時、
『小雨降る径』をリクエストしたのだから、
この頃の私は人生に気負っていたのかしら、と先程から苦笑したりしている。

・・】

このよう私なりに、ささやかな思いのある『小雨降る径』である。



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