夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

中高年からの運動は、物足りないくらいがいいワケを学び、老ボーイの私は微苦笑して・・。

2015-12-17 15:16:49 | ささやかな古稀からの思い
私は中小企業の会社に35年近く勤めて、2004年〈平成16年〉の秋に定年退職し、
定年退職後、多々の理由で年金生活を始めて、丸11年が過ぎ、早や12年生の老ボーイの身である。

そして私は年金生活の当初から、平素の買物を自主的に専任者となり、
独りで殆ど毎日のように家内から依頼された品を求めて、
最寄のスーパーに買物に行ったり、或いは駅前までの片道徒歩20分ぐらいのスーパー、専門店に行ったりしているが、
根がケチなせいか利便性のよい路線バスに乗るのことなく、歩いて往還している。

その後、もとより建康でなければ、ささやかな願いも叶(かな)わないので、
自宅から数キロ以内の遊歩道、小公園などをひたすら歩き廻ったりして、
季節の移ろいを享受したり、或いは認知症は勘弁してょ、願いながら歩いたりしている。
                 
               ☆今回、掲載した写真のすべては、本日・曇り空の中、撮った☆
         
このような心情を秘めている私は、昼下がりのひととき、愛読している総合ビジネス情報サイトの【ダイヤモンド・オンライン】を見ていた時、
【中高年からの運動は物足りないくらいがいいワケ】
と見出しを見て、本格的な運動もしていない私は、どのようなことなょ、と思いながらクリックした・・。

【耳より健康トレンド】と連載記事で、工藤 渉さんの定例の寄稿文であり、
読み終わった後、微苦笑させられたりした・・。

無断であるが、この記事を転載させて頂く。
《・・
☆中高年になってからの運動、無理は禁物です

運動は健康によい。
これは常識であるばかりか、いまや国家を総動員しての一大プロジェクトの動機のひとつでもある。
当コラムでも「ロコモティブシンドローム」に触れた際に健康増進法や厚生労働省の「健康日本21」について言及したが、
同プロジェクトなどは、もはや「21世紀における国民健康づくり運動」と銘打って、中高年の運動を奨励しているほどである。

なぜ中高年の運動が奨励されるかといえば、この世代の「健康状態に問題がなく日常生活が制限されることなく暮らせる期間」
つまり「健康寿命」を延ばすことで、10年間に2~5兆円程度の医療・介護費用が節減できるという試算があるからだ。

逆をいえば、中高年の段階での運動不足は各種生活習慣病や、
運動器の障害により要介護になるリスクの高い「ロコモティブシンドローム」につながる可能性が高いということになる。
国民の意識も高く、厚生労働省の国民健康・栄養調査では、
健康目的に運動を行っている人は若者よりも50歳以上の中高年に多く、60歳以上ではその割合が60%を超えているという結果も出ている。

若い頃から習慣として運動を続けている人はいいが、健康のために一念発起して運動を始めようという場合には、少し注意が必要だ。
当然ながら心肺機能、内臓機能、筋力、骨強度、バランス能力などすべてが、若い頃に比べて著しく低下していると考えたほうがいい。
既に膝や腰を痛めている人もいるだろう。

このような状態ではいきなりのハードな運動が厳禁なのはもちろん、
普通に走る、ちょっと重いものを持ち上げるといった運動でも、逆効果になりかねない。

現時点で体力に不安を感じている人や足腰に不調がある人が、突然ハードな運動を始めるとは考えにくい。
問題なのは若い頃は運動をしていて、体力にある程度自信があるというケースだ。

体力の衰えを自認していても「軽い運動」には面白みを感じず(あるいはプライドが傷つき)いきなりハードな運動に走る場合がある。
本人はハードな運動だとは思っていないし最初は充実感があるのだが、
疲労のあまり長く続かなかったり、怪我をして続けられなくなるのだ。
               

☆スポーツジム、ウォーキング…運動不足の人ほど物足りない程度から

ではどんな運動から始めればよいのか。
時間に余裕があるならスポーツジムの会員になり、体力を測定した上で自分向けのメニューを作ってもらうのが手っ取り早い。
相手はプロでありジムにも長く通ってもらいたいのだから、無理のないメニューを用意してくれるはずだ。

ジムは気が進まないという人は、まず歩くことだ。
医師や専門家もランニングではなく、まずウォーキングを薦めることが多い。
帰りに一駅手前で降りて歩く、音楽を聴きながら歩く、散歩を兼ねて歩くなど、
生活習慣の中に自然に取り入れられ、楽しみながら続けやすい。
スピードやフォームなどを考え出せば奥が深いのだが、まずは歩く習慣をつける、歩くことを楽しむことが先だろう。

無理のない運動といえばロコモティブシンドローム予防のためのものがある。
目的や対象を考えれば当然だが決して激しくはなく、それでいて身体をほぐしたりバランス感覚を養う効果がある。
ふだん運動していないなら、この程度でも充足感があるはず。

自分が中高年であり運動不足だという自覚があるのなら、
まずはちょっと物足りない程度の運動から始めるのが、無理せず長続きする秘訣のようだ。・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
               

私たち夫婦は子供に恵まれず、たったふたりだけの我が家となっている。

昨夜、夕食を頂いた後、やがて茶坊主の私は家内用のコーヒーを淹れて、
居間の食卓テーブルの片隅に置いた。

『明日、駅前の歯医者さんに行く日ですから・・』
と家内は私に微笑みながら言ったりした。

『XXちゃんさぁ・・解っていますょ・・確か予約は10時と記憶していますょ』
と私は笑いながら応(おう)じたりした。
 
家内は幾たびか歯の治療を自宅周辺の歯科医院に受けたりしてきたが、
私は妹から、9年前の頃に小田急線の『喜多見』駅前の歯科医院が良いみたい、と聞いたりしたので、
これ以来、私の歯の老化を含めて、この『喜多見』駅前の歯科医院で私たち夫婦は、治療を受けたりしてきた・・。

そして利便性のある路線バスを利用すれば、我が家より10分前後で到着するが、
最短距離として野川の遊歩道を歩けば、20分前後を歩けば到着するし、
何よりもこの遊歩道の片側は、細長い小公園が帯のように続き、四季折々の情景が見られるので、
私たち夫婦はこのコースを愛用してきた。

難点といえば平日などは、人影も少ない時があるので、
家内が出かける時は、私がボディガード、お供として、共に歩いたりしてきた。


今朝、9時15分過ぎに我が家を出て、曇り空の中、私たちは遊歩道を歩き、
過ぎ去った苦い思いで、或いは家内の母の介護のこぼれ話・・とりとめなく語り合ったりした。
                          

やがて駅前で家内は歯科医院、私は付近を散策となり、
合流はいつものように駅前の片隅にあるコーヒーショップの『ドトール』とした。


私は野川の両岸にある遊歩道、付近に隣接した小公園を歩き廻り、魅せられた情景をテジカメで撮り、
記憶のかたみ、としたりした。

私は一時間ぐらい歩き廻り、朱色、紅色、黄色などに多彩に染めていた晩秋から初冬にうつろう情景に、
愛惜を重ねながら撮ったりしたりした・・。
                          

やがて駅前の片隅にある『ドトール』で家内と合流した後、駅前のスーパーで買物し、
遊歩道を歩き自宅に向かった。


このように午前中は独りで平素の買物、
その後、自宅から数キロ以内の遊歩道、小公園などを歩いたりしている平日と、
少し変化してしまったりした・・。
               

私たち夫婦は年金生活丸11年が過ぎて、早くも12年生に進級となったが、
これまでは幸運にもお互いに大病することなく、過ごしてきた。

そして健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間の健康寿命は、
平均として男性は71歳、女性74歳と私は学んだりしてきた。

家内は私より5歳ばかり若いが、私は健康寿命平均と同じ齢となったりし、
お互いに何よりも怖いのは認知症であり、歩くことが多くなっている。

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