夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

白内障の手術を左眼、そして右眼に受けた私は、遠い昔の出来事ように感じて、反省をして・・。

2015-12-18 16:05:28 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の71歳の身であるが、
今朝、いつものように瞬間湯沸かしの湯で特選おしぼりで、顔を丁重にふき、首回り、耳周辺を拭いたりした。

この後は通院している眼科医院長の指示に基づいて、3種類の『点眼薬』を付けたりした。
☆抗菌薬『クラビット点眼薬』・・・・一日3回「赤色キャップ」   
☆消炎薬『サンベタゾン点眼薬』・・・一日3回「黄緑色キャップ」 
☆鎮痛消炎薬『ブロナック点眼薬』・・一日2回「水色キャップ」

やがて朝食後に、2週間ぶりに駅前の眼科医院に通院する為、徒歩15分ばかり歩いて向かった。
晩秋から初冬の時節となっている中、澄み切った青空の中を歩き、
やがて眼科医院に着いた。

まもなく麗(うるわ)しき女性スタッフから、いつものように精密眼圧、精密眼底、視力検査などの検査を受けた後、
そして手術して下さった医院長から、幾種類から検査を受けた後、
『問題なく順調です・・3種類の『点眼薬』は、これからは一日2回にして下さい・・』
と医院長から、私は言われたりした。

『お蔭さまで感謝致します・・ありがとうございます・・』
と私は医院長に、御礼の言葉を重ねたりした。

『次回は、年始明けに来院して下さい』
と医院長から、私は言われたりした。

やがて私は眼科医院を辞した後、本屋に寄って2冊ばかり購入し、そしてスーパーで食品を買い求めた後、
少し遠回りして公園の中を歩いたりして、自宅に向かったりした。

こうした中、私は白内障の手術を11月17日に左眼、24日には右眼に受けてきたが、
何かしら遠い昔の出来事ように感じて、微苦笑したりした・・。
               
               ☆今回、掲載した写真のすべては、本日・澄み切った青空の中、撮った☆

今年の5月頃から、朝のひととき小庭にあるテラスに降り立ち遠方を眺めると、
少し擦(かす)れた状景を見たりし、やがて数分後には鮮明な景観となったりしてきた。

或いは平素の買物専任老ボーイの私が、家内から依頼された品を求めて、
スーパーに向い前方の状景を眺めたりして歩いている時、
少し擦(かす)れた状景を見たりし、やがて数分後には鮮明な景観となったりしてきた。

こうした時、高齢者は白内障になる人も多い、と学んだりしてきたので、
私も白内障になってしまったかしら、と思ったりしてきた。

私は6年前に総合病院で健康診断を受診した後、
白内障の症状が少しみられます、と診断されたりした。

翌年からの健康診断は、我が家から近い内科専門医院で受診してきたが、
眼科に関する検査はなく、いずれ眼科専門医院で検査すればよい、と私は放置してきた。

その上、私は酷(ひど)い近眼で0.03ぐらいの視力で、メガネを掛けて0.7の視力となっているが、
何かしら齢を重ねるたびに、視力の低下しているように感じてきた・・。
               

やがて8月25日に最寄駅の近くに眼科専門医院で検査を受けて、
まぎれない白内障です、と副医院長から診断された。

そして独り住まい家内の母が膝(ひざ)と腰が悪化して、入院をしたり、
ここ数週間は通院となっているが、何かと家内は付き添い、介護などで家内の母宅に駐在することが多く、
私は我が家で飛び石の『おひとりさま』と生活を過ごしていた。

このような家内の母の予定も配慮して、私は11月に白内障の手術を受けたいです、
と診断された副医院長に要望したりした。


そして9月29日に、白内障の手術に関して事前詳細検査を受けた後、
手術を担当される医院長より 詳細事項も含めて説明を受けたりした。

やがて11月10日に於いて、手術の一週間前の最終精密検査後、
医院長の丁重な説明を私は受け、 手術日の2日前より細菌の感染を抑える薬の『点眼薬(ベガモックス)』を、
朝、昼、夜と一日三回を左眼に、目薬のようにしてきた。
               

そして17日には、左眼の手術を受けたが、白内障の水晶体の濁った皮質を細かく粉砕すると同時に眼外へ吸引した後、
確約していた広く手元から遠くまで見える多焦点眼内レンズを挿入して頂ただいたが、
手術中は苦痛を感じることなく、ただ初めての体験で、緊張感を秘めながらも15分ぐらいで終わった。

まもなく手術後、ガーゼ生地を主体とした大きな眼帯をして下さった。

私は当初予約していた保護メガネは、大きな眼帯でメガネを掛けることができなくなり、
当面は、右眼の裸眼0.03を頼りに、おぼろげな視界を過ごすこととなった・・。
          

そして左眼は、翌日の18日には幾つかの検診を受け、早くも眼帯がとれ、
何かしら鮮明で視界が開け、前方が明確に視(み)えたりした。

しかしながら、右眼の裸眼0・03の酷い近眼の視力であり、左眼は手術後には0・5以上が視(み)えたが、
余りにも右眼と左眼とに差異があり、私の小さな脳でも、視(み)ようとする神経制御が働き、右眼の裸眼0・03も補助動作が働き、
前景は鮮明に視(み)えるが情景となっている、と思われる。

そして余り長時間を視(み)ようとする神経制御は、混乱を起こすかも知れないと、私は感じたりして、
手術の翌日以降は、当面として視(み)ようとする神経制御が働きを自制して、新聞、本、パソコンは一日3時間以内として
歯を磨いたり、布団の中では、予約購入した保護眼鏡を付けたりしてきた。
                          

この間、手術日の2日前より細菌の感染を抑える薬の『点眼薬(ベガモックス)』を、
朝、昼、夜と日に3回を左眼に、目薬のようにしてきた。

やがて手術後は、毎食後に抗生物質のフロモックス錠剤を飲み、
そして抗菌薬『クラビット点眼薬』、消炎薬『サンベタゾン点眼薬』は、朝、昼、夕、夜と日に4回、
鎮痛消炎薬『ブロナック点眼薬』は朝、夜と日に2回を付けたりしてきた。

通院に関しては、手術後の翌日、そして手術後の3日目に検診を受けて、
医院長より、特に異常なし、と診断されたりしてきた。

洗髪は手術後の翌日に医院長から、本日より美容室、理容室で、頭を上仰向けで行うことはできますが、自分でしないこと、
と言われたりしたが、安全性から手術後の3日目に、家内の指示に基づいて、私は生れて初めて美容院で洗髪した。

そして11月23日は、右眼の手術日の前日であったので、美容院に行き洗髪して、手術日に備えてきた。
          

翌日の11月24日は右眼の手術を受けたりしたが、過ぎし17日に左眼に手術を受けた体験があったので、
緊張感もなくリラックスした心情で、手術を終えた・・。

しかしながら手術後、ガーゼ生地を主体とした大きな眼帯となり、
一週間前に手術した左眼を頼りに視界を見れば、今回手術した右眼は眼帯の下でも眼球が動くので、
本日は食事、トイレ以外は安静して下さい、と医院長から私は言われたりした。

やがて私は家内と共に帰宅した後、昼食をした後、新聞、本、パソコン上のブログも自制して、
布団にもぐりながら、ラジカセCDで音楽棚から8枚ばかりCDを抜き取り、深夜まで聴いたりした・・。

この間、ときおり寝付いたり、夕食を頂いたりしたが、ぐうだらな安静日となったりした。

そして25日には、家内と共に眼科医院に行き、手術日の翌日の診察を受けた・・。
手術した右眼の大きな眼帯を看護師さんから取って頂いた後、視界が鮮明に視(み)えた。

まもなく幾つか検査を受けた後、一週間前に手術した左眼は1・0と診断されて、
確か手術後3日目は0・6前後であったので、視力向上に驚いたりした。

そして前日手術した右眼は、眼帯から解放されて5分過ぎた為か、0・5前後であり、
私は両眼が想定以上で、悦んだりした・・。
                          

以前の手術前の私は、裸眼0・03は酷い近眼で、メガネを掛けても0・7弱くらいであったが、
更に白内障で状景が、一時的にかすんだ時もあったりしたが、
今回の白内障の手術に伴い、左眼、右眼を広く手元から遠くまで見える多焦点眼内レンズを挿入した手術を終えた今、
今後の注意事項を守れば、次第に視力の向上もある、と医院長から私は言われたりした。

この後、私が念願していた0・7よりも視力が良くなり、メガネが不必要となったりした。

このようなことを思い馳せたりしたが、手術後の当初、鮮やかに視(み)えた感動、
そして私は高校生より何かと酷い近眼で、劣等感のひとつであったので、
たとえ今回の多焦点眼内レンズの効力であっても、これ以上の吉報はないかしら、と悦んだりした心情・・。
               

今やメガネが不要で、視力が1・0前後となり、あたりまえのような昨今の心情となり、
手術してきたことも遠い昔の出来事ように感じて、傲慢だよなぁ、と自身を反省したりして、
微苦笑したりした・・。

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