夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

年の瀬の前の時節、昼寝ができることは、この世で最も贅沢なひとつ、と老ボーイの私は微笑み・・。

2015-12-26 12:05:43 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の老ボーイの71歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。

昨日の朝、家内が独り住まいの家内の母宅に介護に行く為に、門扉の近くで見送ったのは、朝6時であった。

しかし今回は、日帰りであったので、今年は家内は幾たびも介護で3泊4日前後で通い、
私は『おひとりさま』の生活をしてきたので、たった一日だけのお留守番か、と微笑んだりした。

世の中は25日は『クリスマス』であるが、我が家は子供もいなく、まして孫もいないで、
せめてと思いながらケーキと飾り物をしてきたが、今年に限り、何事もなく過ごしてきた。

やがて私は、家内が用意してくれた十六穀米の入った二合ばかり白米の炊飯器のスイッチを入れた後、
煎茶とコーヒーを飲みながら、配達された読売新聞の朝刊を読んだりした。
               

まもなく私はタマネギをスライスし、生ワカメとあえ、前菜として、
ミッカンぽん酢とお醤油をかけて、大きな皿に盛大に食べたりした。

そしてご飯が炊きあがった後、一合はラップに包み、やがて冷えてきたら冷蔵庫に保管し、
昼食の際、電子レンジで温めて頂いたりする。

やがて十六穀米の入った白米のご飯、インスタントのワカメの味噌汁、
コブの佃煮、ラッキョの塩漬け、福神漬け、カブの醤油漬け、カブの葉の塩漬け、焼きノリ、
シャケの瓶づめで頂だいたりした。

こうした根底には、私は幼年期に農家の児として育ったので、齢ばかり重ねた今でも、
ご飯と汁、おかずと香の物で成り立っていた庶民の代表とされる『一汁三菜』の真似事をし、
こよなく愛食としている。
               

この後、平素の買物と散策は中止として、総合雑誌『文藝春秋』(一月号)と『新潮45』(一月号)で、
読み残した記事を読もうかなぁ、と思ったりしたが、
ブログで、私が長年に及び愛読している方々の投稿文を二時間ばかり読んだりした。

そしていつも感じられることは、日記として綴られている場合は、
その人なりの思いをその方ご自身の言葉で、淡々と綴られているのに、
圧倒的に感動を覚(おぼ)えたりしてきた。

そして日々の日常生活の過ごした方、或いは人生の思いを学び、
こうしたお考えで、この人生を過ごされているのか、と教示されることが多く、
お住まいの地域、これまで綴られた人生の軌跡に思い馳せながら、
何よりも生きた人生の教科書、と確信を深めたりしている。

こうして読ませて頂きながら、私は秘かに励ましを感じたり、微笑んだりして、
確かな人生の底知れぬ哀歓を感じながら、年金生活を過ごしたりしている。

こうした数多く投稿文を読ませて頂く中、たとえたった一行の綴りでも、
瞬時に琴線(きんせん)が静かに奏(かな)で始め、やがてその御方のブログの愛読者のひとりになってきた・・。

この後、私は自身のブログの投稿文を少し思案した後、投稿したは12時過ぎであった。

やがて昼食をした後、台所で皿洗いをし、台所を清めたりした。
               

そして総合雑誌を読み始めたが、昨夜も深夜まで読書をし、今朝は早めの起床の為か、
少し眠くなったりした・・。

この後、二階の寝室で昼寝をしょうと思い、電気毛布にスイッチを入れたりした。
まもなく私は、バジャマに着替えて、温かくなった布団にもぐり、本を開き、読み始めた・・。

障子を開け、ガラス戸越しに青空が視え、久々に昼下がりに布団の中に、身をゆだねた。
やがて私は睡魔に負けて、目を閉じたら、いつまにか昼寝をした・・。

目覚めると20分ぐらいであったが、この世で最も贅沢なひとつを過ごしている、と微笑んだりした。

年の瀬の前の時節、働いて下さる諸兄諸姉は短期に成果を求められる時代、
特に年末年始の休暇前で、多忙で奮戦されているだろう、と思い馳せたりした。

私の現役サラリーマン時代は、いくつかの忘年会の真似事をしたり、外資系で12月本決算月であったので、
業務の責務を果たそうと奮闘したりしてきた。

最後の5年はリストラ烈風の中、私は出向となり、遠方の勤務地に通勤する為に、
朝の4時45分に起床して、帰宅は早くても夜の9時過ぎであった。


やがて私は起きだして、着替えた後、居間に降り立った。
               

まもなく家内は帰宅した後、夕食の時、世の中は『クリスマス』の日であるので、
一週間前の頃に、駅前のスーパーで買い求めたターキー(七面鳥)のスモーク仕上げを加えたりした。
私は濃い水割りのウィスキー、家内はワインを飲みながら、一時間半ばかり談笑し、夕食を頂いたりした。

たまたま昨日は、このような高齢夫婦の一日であったが、
私としては、何もしなくても優雅な日だった、と微苦笑したりしている。

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