私は東京の調布市に住む年金生活の71歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
平素は家内と共に朝食を頂き、一時間過ぎた頃、
家内は、新聞に添付されているスーパーのチラシを見たりし、
やがて赤のサインペンで丸印を付けたりしている。
まもなくして、この赤丸が我が家の本日の必須の購入品とし、
あとは私が店頭の商品で魅了された品を買い求めてくるのが、我が家の鉄則となっている。
この後、家内からスーパーのチラシを私は手渡し、
『本日は・・これだけお願い・・』
と家内は私に言ったりしたりしている。
私は現役サラリーマン時代の緊張感から解放されて、早や年金生活12年生であり、
体力の衰えも感じている中、せめてボケてはいけないと思い、
『はい! 了解致しました!』
と私は若き自衛官の諸兄に負けないように、明るく返事をしている。
このような我が家の平素の買物パターンで、私は独りで指定された最寄のスーパーに買物に行ったり、
或いは駅前までの片道徒歩20分ぐらいのスーパー、専門店に行ったりしているが、
根がケチなせいか利便性のよい路線バスに乗るのことなく、歩いて往還している。
定年前の私は、現役時代のサラリーマンの時は、数多くの人たちと同様に多忙で、
家内は我が家の専守防衛長官のような専業主婦であり、日常の洗濯、買い物、料理、掃除などで、
家内なりの日常ペースがあり、この合間に趣味などのささやかな時間で過ごしてきた。
2004年(平成16年)の秋に定年退職となり、多々の理由で年金生活を始めた私としては、
この趣味などのささやかな時間を崩すことは、天敵と確信を深めて、
平素の買物専任者を自主宣言したのであった。
そして買物を終えた後は、やはり独りで自宅から数キロ以内の遊歩道、小公園などを
ひたすら歩き廻ったりして、季節の移ろいを享受している。
家内は従来通り料理、掃除、洗濯などをしてくれるので、
せめてと私は思いながら、家内が煎茶、コーヒーを飲みたい時を、
私は素早く察知して、日に6回ぐらい茶坊主の真似事もしている。
我が家は煎茶といっても、100グラム1000円前後の深蒸し茶であり、
何かと煎茶をこよなく愛飲している私は、適度に煎茶メーカーを選定してきた。
コーヒーは恥ずかしながらインスタントのゴールドブレンドであり、
結婚して39年になるが、真実一路ように私たち夫婦は、愛飲している。
コーヒーに関しては、それぞれのマグカップに、
私はコーヒーを小さじ1杯強として、砂糖を小さじ4分の1ぐらい加味している。
家内はコーヒーを小さじ1杯で、粉ミルクのブライトを小さじ2杯を淹れている。
こうした中で、いつもように居間の食卓テーブルの前の椅子に座っている家内に、
コーヒーを淹れたマグカップを私は置いたりしている。

私は気まぐれで思い込みの激しい性格であり、血液型で表現すればB型であり、
家内は料理、洗濯、掃除なども几帳面にする専業主婦の優等生で、血液型はA型となっている。
こうした風変わりな私たち夫婦であり、
ときには家内は、『コーヒー濃すぎるわょ・・』
或いは『ミルクが多すぎて・・コーヒーの味も香りがしないわょ・・。』
と私に苦言する時もある。
年金生活を始めた当初は、私は『いつもと同じに・・淹れたょ・・』
と私は戸惑いながら家内に言ったりした。
『あなたは専念してコーヒーを淹れないから、このようになるょ・・』
と家内は瞬間湯沸かし器のように私に苦言した。
やがて私は、平素と変わらぬ量で入れているが、食事の前とか後では、賞味が違うと思ったり、
或いは家内は嫌なことがあったかしら、と思ったりしている。
そして家内がコーヒー濃いと感じた時は、粉ミルクのブライトを加味したり、
ミルクが多すぎと感じた時は、コーヒーを加味したりしている。
そして私は、『これから気を付けるょ』、と家内に苦笑しながら言ったりしている。
この後も、こうしたコーヒーに関して、年に数回ぐらい家内から私は叱咤されている。

私たち夫婦は年金生活を過ごして、丸11年が過ぎて早や12年目になっているが、
幸いにもお互いに大病に遭遇せず、過ごしてきた。
もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないことが多く、
私たち夫婦は39年寝食を共にしてきた結婚生活の中で、幾重かの人生の荒波を乗り越えて、
年金生活のセカンドライフは、ささやかながら安楽の日々を過ごしてきた。
そして人だれしも長所、短所はあるが、私は幾つになっても短所の方が多いので、
家内の短所には目をつぶり、長所を伸ばそうと心がけてきた・・。
私たち夫婦は、ご近所の方の奥様たちから、あなたたちは仲良しねぇ、と社交辞令のお世辞を頂くこともある。
しかしながら私たち夫婦は、ボタンの掛け違いのように差異が発生し、険悪になる時もある。
やがて私は、文学、映画、音楽に関しての粗雑なコメント以外は、私たち夫婦の人生に大勢に影響がないと判断して、
いつまでも心のわだかまりを残すことは、夫婦としてよくないと思いながら、15分以内に妥協して、
『ボクが悪かった・・XXちゃんのおしゃる通りです!!』
と家内の前で、私は床に伏して詫びたりする時もある。
このように我が家は家内安全となり、離婚などは無縁である、と私は微苦笑したりしている。
これからの日々は、お互いに体力の衰えを増すことを実感しながら、
やがていつの日にか、どちらかが不運にも大病になったり、
最悪の場合は死別して、おひとりさまとなったりする。
こうしたことは自助努力も必要であるが、こればかりは天上の神々の采配に寄る。
このように思案している私は、こうして過ごしている昨今こそが、
いつまで続くか解らないが、私たち夫婦にとっては最良の日々、と私は感じ深めている。
そして時折、家内から私は苦言を言われても、
家内の日頃のストレスの解消になれば、たやすいこと、と思ったりしている。

私は苦楽の激しい中小業の民間会社に35年近く奮戦して、何とか2004年〈平成16年〉の秋に定年退職を迎えたが、
この間、幾たびかリストラがあったりしたが、何とかくぐり抜けたが、最後の5年半はリストラ烈風となる中、
出向となったりした。
こうしたつたないサラリーマン航路を過ごしてきた私は、この間の苦闘を思い馳せれば、
ときたま家内から苦言を言われても、笑い飛ばすことができるひとりとなっている。
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私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
平素は家内と共に朝食を頂き、一時間過ぎた頃、
家内は、新聞に添付されているスーパーのチラシを見たりし、
やがて赤のサインペンで丸印を付けたりしている。
まもなくして、この赤丸が我が家の本日の必須の購入品とし、
あとは私が店頭の商品で魅了された品を買い求めてくるのが、我が家の鉄則となっている。
この後、家内からスーパーのチラシを私は手渡し、
『本日は・・これだけお願い・・』
と家内は私に言ったりしたりしている。
私は現役サラリーマン時代の緊張感から解放されて、早や年金生活12年生であり、
体力の衰えも感じている中、せめてボケてはいけないと思い、
『はい! 了解致しました!』
と私は若き自衛官の諸兄に負けないように、明るく返事をしている。
このような我が家の平素の買物パターンで、私は独りで指定された最寄のスーパーに買物に行ったり、
或いは駅前までの片道徒歩20分ぐらいのスーパー、専門店に行ったりしているが、
根がケチなせいか利便性のよい路線バスに乗るのことなく、歩いて往還している。

定年前の私は、現役時代のサラリーマンの時は、数多くの人たちと同様に多忙で、
家内は我が家の専守防衛長官のような専業主婦であり、日常の洗濯、買い物、料理、掃除などで、
家内なりの日常ペースがあり、この合間に趣味などのささやかな時間で過ごしてきた。
2004年(平成16年)の秋に定年退職となり、多々の理由で年金生活を始めた私としては、
この趣味などのささやかな時間を崩すことは、天敵と確信を深めて、
平素の買物専任者を自主宣言したのであった。
そして買物を終えた後は、やはり独りで自宅から数キロ以内の遊歩道、小公園などを
ひたすら歩き廻ったりして、季節の移ろいを享受している。
家内は従来通り料理、掃除、洗濯などをしてくれるので、
せめてと私は思いながら、家内が煎茶、コーヒーを飲みたい時を、
私は素早く察知して、日に6回ぐらい茶坊主の真似事もしている。

我が家は煎茶といっても、100グラム1000円前後の深蒸し茶であり、
何かと煎茶をこよなく愛飲している私は、適度に煎茶メーカーを選定してきた。
コーヒーは恥ずかしながらインスタントのゴールドブレンドであり、
結婚して39年になるが、真実一路ように私たち夫婦は、愛飲している。
コーヒーに関しては、それぞれのマグカップに、
私はコーヒーを小さじ1杯強として、砂糖を小さじ4分の1ぐらい加味している。
家内はコーヒーを小さじ1杯で、粉ミルクのブライトを小さじ2杯を淹れている。
こうした中で、いつもように居間の食卓テーブルの前の椅子に座っている家内に、
コーヒーを淹れたマグカップを私は置いたりしている。

私は気まぐれで思い込みの激しい性格であり、血液型で表現すればB型であり、
家内は料理、洗濯、掃除なども几帳面にする専業主婦の優等生で、血液型はA型となっている。
こうした風変わりな私たち夫婦であり、
ときには家内は、『コーヒー濃すぎるわょ・・』
或いは『ミルクが多すぎて・・コーヒーの味も香りがしないわょ・・。』
と私に苦言する時もある。
年金生活を始めた当初は、私は『いつもと同じに・・淹れたょ・・』
と私は戸惑いながら家内に言ったりした。
『あなたは専念してコーヒーを淹れないから、このようになるょ・・』
と家内は瞬間湯沸かし器のように私に苦言した。
やがて私は、平素と変わらぬ量で入れているが、食事の前とか後では、賞味が違うと思ったり、
或いは家内は嫌なことがあったかしら、と思ったりしている。
そして家内がコーヒー濃いと感じた時は、粉ミルクのブライトを加味したり、
ミルクが多すぎと感じた時は、コーヒーを加味したりしている。
そして私は、『これから気を付けるょ』、と家内に苦笑しながら言ったりしている。
この後も、こうしたコーヒーに関して、年に数回ぐらい家内から私は叱咤されている。

私たち夫婦は年金生活を過ごして、丸11年が過ぎて早や12年目になっているが、
幸いにもお互いに大病に遭遇せず、過ごしてきた。
もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないことが多く、
私たち夫婦は39年寝食を共にしてきた結婚生活の中で、幾重かの人生の荒波を乗り越えて、
年金生活のセカンドライフは、ささやかながら安楽の日々を過ごしてきた。
そして人だれしも長所、短所はあるが、私は幾つになっても短所の方が多いので、
家内の短所には目をつぶり、長所を伸ばそうと心がけてきた・・。
私たち夫婦は、ご近所の方の奥様たちから、あなたたちは仲良しねぇ、と社交辞令のお世辞を頂くこともある。
しかしながら私たち夫婦は、ボタンの掛け違いのように差異が発生し、険悪になる時もある。
やがて私は、文学、映画、音楽に関しての粗雑なコメント以外は、私たち夫婦の人生に大勢に影響がないと判断して、
いつまでも心のわだかまりを残すことは、夫婦としてよくないと思いながら、15分以内に妥協して、
『ボクが悪かった・・XXちゃんのおしゃる通りです!!』
と家内の前で、私は床に伏して詫びたりする時もある。
このように我が家は家内安全となり、離婚などは無縁である、と私は微苦笑したりしている。

これからの日々は、お互いに体力の衰えを増すことを実感しながら、
やがていつの日にか、どちらかが不運にも大病になったり、
最悪の場合は死別して、おひとりさまとなったりする。
こうしたことは自助努力も必要であるが、こればかりは天上の神々の采配に寄る。
このように思案している私は、こうして過ごしている昨今こそが、
いつまで続くか解らないが、私たち夫婦にとっては最良の日々、と私は感じ深めている。
そして時折、家内から私は苦言を言われても、
家内の日頃のストレスの解消になれば、たやすいこと、と思ったりしている。

私は苦楽の激しい中小業の民間会社に35年近く奮戦して、何とか2004年〈平成16年〉の秋に定年退職を迎えたが、
この間、幾たびかリストラがあったりしたが、何とかくぐり抜けたが、最後の5年半はリストラ烈風となる中、
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