夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

白木蓮(ハクモクレン)、そして紫木蓮(シモクレン)、ささやかな私の想いは・・。

2016-03-08 16:29:56 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の71歳の身であるが、
本日の午前中、いつもように買物に行ったが、帰路は住宅街を通り過ぎた・・。

こうした中、辛夷(コブシ)の花は少ないが、純白の木蓮(モクレン)が数多くの家で咲いていたので、
こっそりと撮ったりした。
            

やがて自宅に向い歩いていた時、私は微苦笑したりした。

40年近く前、私は一軒屋を建てようと、住宅ローンの資金融資の依頼で、
駅前の大手の都市銀行を二行ばかり寄ったりした。

私なりの返済計画書を携えて、銀行の融資担当の方に懸命に説明し、
融資の依頼をしたのであるが、いずれも結果として断られたりした。

やがて私は、駅前の二行の銀行から去り、住宅街を落胆しながら、彷徨(さまよ)うように歩いたりした・・。
このような時に、ぽっかりと純白の花が見知らぬ家の庭先で見えたりした。

その後、小さな地方銀行で融資を受けて、
私は一軒屋を構え、18年のローンの重荷となったが、やがて50代の初めに完済がしたりした。

この間、家を建てはじめた後、実家にある紫木蓮があり、
その脇にあった小さな紫木蓮の幼樹を2本を貰い受け、一本は主庭に植え、もうひとつは玄関庭に私は植え込んだ・・。

頼りない幼樹であったが、5年過ぎた頃から、暗紫紅色の花が咲きはじめた・・。
私は幼年期、実家にあった大きな紫木蓮があり、
この世で初めて美麗の花と感じた想いで樹木であったので、私はひとしお喜んだりした。
                    
                     ☆5年前の3月下旬に、たわむれに撮ったりした☆

  
                 ☆一昨年の4月上旬に、たわむれに撮ったりした☆

            
                 ☆昨年の4月上旬に、たわむれに撮ったりした☆

この10年、幹元も10センチ、樹高も高くなり、私は剪定をしたりしている。

この3月上旬には、莟(つぼみ)を数多く枝先があるが、小鳥が定期便のように飛来し、啄(つい)ばんでいる。

私は半分程残してね、と小鳥を見つめているが、玄関庭にある方は9割方食べつくしている。
主庭にある方は、私はときおり小鳥を睨(にら)んだりしているので、2割ほど残っている。


確か10年前頃、駅前に出た時、融資を断られた大手の都市銀行の二行は合併し、
どうしてなの、と微苦笑している。

そして、私が融資を受けた小さな地方銀行は、私は恩義を感じて、年金の振込み先、国債の購入先に利用させて頂いている。

このように私には、純白の香(かぐわ)しい匂いの美麗な白木蓮は、苦い思いが重なり、
紫木蓮は幼年期から、大きな莟の後、暗紫紅色の花が咲きはじめた情景は、
まぎない美と秘かに思い続けているので、片思いのような心情で見惚(みと)れて、60数年ぐらいなっている。

☆下記のマーク(バナー)、ポチッと押して下されば、無上の喜びです♪
にほんブログ村 シニア日記ブログへにほんブログ村
人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする